今日は、津市栄町のJA三重ビルへ
出荷最盛期を迎えている三重県産のイチゴ
今日は「第38回三重県いちご共進会」が
JA三重ビルで開かれ、共進会の様子や、
今年のイチゴの出荷状況、新品種の情報など
お話を【JA全農みえ 営農対策課
遠藤陽子さん】に伺いました

今日開かれた「三重県いちご共進会」は、
県内各産地から出品された114点ものイチゴを
審査し、優秀なイチゴについて農林水産大臣賞を
はじめとする各賞を決定しました!
審査員は県や卸売市場の専門家で、出品された
イチゴを1点1点、形や色づき具合、糖度、
味など、さまざまな角度から審査します
一次審査で上位30点程度までしぼり込み、
二次審査で各賞が決まります。

この厳しい審査を通過し、今年、
農林水産大臣賞を獲得したのは、
多気郡多気町のナカムラジュンさんが
「かおり野」で選ばれました️
この共進会に出品されたイチゴは、
子ども食堂へ寄付されます
お子さんも大人もみんな喜ぶこと間違いなし!
色々な品種が行き渡るようなので、
食べ比べもできちゃいますよね

三重県では、どのような品種のイチゴが
栽培されているのでしょうか?️
最も多い品種は三重県で開発された
「かおり野(の)」。
次に多いのは「章姫(あきひめ)」。
伊勢市、松阪市、多気郡など主に南勢地域で
盛んに栽培されていて、11月中下旬から
翌年5月ごろまで出荷が続きます。
そして今シーズンから、三重県で開発された
新品種「うた乃(の)」がデビューしました
鮮やかで艶のある赤色、綺麗な円形、糖度が
高いことが特徴ということから甘みたっぷりで
瑞々しいジューシーな感じが最高でした

開発に約30年かかった「うた乃(の)」の
名前は、「歌のように広がり、多くの人に
愛されるイチゴ」になってほしいとの願いを
込めて付けらました
どの品種もそれぞれの魅力がある三重県産の
イチゴ!クリスマスや年末年始に向けて
出荷ピークを迎えています
スーパーマーケットやJAの直売所で
お買い求めいただけますので、異なる品種を
食べ比べて、自分の好みのイチゴを見つける
のも楽しいのではないでしょうか
おいしいイチゴの選び方は、鮮度の良いものは
ツヤがあって、ヘタが反り返るほどピンと
張っているもの。だそうなので、選ぶ際の
ポイントにしてみてください

寒いと糖度が高くなり甘さを増す、イチゴ
購入される際に、イチゴの品種や色、形など、
色々見ながら買うのも楽しいかもしれませんね!