春季特別展「猿楽と面」

滋賀県甲賀市にある
MIHO MUSEUMにおじゃまして
現在開催中の
春季特別展「猿楽と面」
大和・近江 および 白山の周辺から を
ご紹介しましたー!



「猿楽(さるがく)」というのは、
能楽の古い呼び方で、
「面(おもて)」というのは、
お面のこと。

能などに使われる
お面の展示、
っということです。

今回は、
奈良、滋賀、岐阜などの
神社やお寺
70ヶ所から
面350点、
そのほかのものも合わせると
のべ372点が
展示されます。

中には、
今まで
その村から出たこともない面も
あるとのことで…
まさに
貴重なものが集まった
展示です。

学芸員の桑原さんに
見所を伺ったところ…

バラエティに富んだ表情を見てください!
っとのこと。

「能面のような顔」と、
無表情のことを言ったりするけど、
能面の表情は
実は豊かで、
「笑って寿命を延ばそう」という
延年というものに使われる面も
ありました!

今で言う
アンチエイジング、ですね(笑)
なんだか急に
身近に感じてきました!



現在作られている面にも
汚れや傷があるんですが…
それは、
昔の面の傷や汚れを
そのまま再現しているから!

桑原さんが、
「面をつけた瞬間に、
何百年のもときを
飛び越えられるように
傷も汚れもつけられている」と
おっしゃったのが
とっても印象的で、
ロマンを感じました♪( ´▽`)

是非みなさんも
そんなロマンを感じながら
面をじっくりと
ご覧ください!



★MIHO MUSEUM★
春季特別展「猿楽と面」
大和・近江 白山の周辺から
〜6月3日
※期間中、展示の入れ替えがあります