北勢地区で多胎児をもつママ達のサークル 【ひまわりクラブ】 ~後編~♪

2022.5.26(木)子育てコープ

こんにちは♪

子育てに役立つ情報や、子育てサークルの紹介、

パパやママたちの声などを紹介している

『子育てコープ』

今週も、先週につづいて、

北勢地区で多胎児をもつママ達の育児サークル

【ひまわりクラブ】をご紹介しました♪

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一回の出産で生まれた子どもが1人の場合は「単体児」、

複数の子どもが生まれた場合、

いわゆる双子・三つ子...のことを「多胎児」と呼びます。

【ひまわりクラブ】は、

平成9年6月に三重県北勢地区初の

多胎児ママのための育児サークルとして発足しました☆

現在20名ほどの双子ママ達が参加しています(*'ω'*)

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今日は、

子育て多胎児サークル【ひまわりクラブ】の双子ママたち、

岩原(いわはら)さん、五島(ごしま)さん、古川さん、金谷(かなや)さん、小池さんに、

お話をうかがいましたよ~ヽ(^o^)丿

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【ひまわりクラブ】として今後やっていきたいことをうかがいました☆

岩原さんは

『(ひまわりクラブに参加しているママの中で)

一番上の方はもう社会人の双子のママで、

みんなを見守ってくれてる感じなので...

私も双子のママ達を見守れたらいいな、と思います』

五島さんは

『私も相談にのれたらいいな、と思います。

0歳から3歳くらいが一番大変なので...

面倒をみてあげたいし、いろいろ相談にものりたいなと思います』

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古川さんは、

『私は多胎支援を行政の方に訴えかけていく、っていうのと、

多胎ならではの悩みについて...

例えばバスに乗りたくても、

双子のベビーカーだと乗車を拒否されたり、

電車に乗るにもベビーカーはすごく大きいものなので、

なかなか乗りづらかったり。

多胎であるがゆえになかなかできないことを知っていただきたいし、

そういった活動を続けたいな、と思っています』

子どもがいる人でも、

多胎児の今の状況とか大変なところについて

知らない人の方が多いですよね、きっと。

当事者のみならず、

みんなで考えていかなければいけないことだと思いました('ω')

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多胎育児をしている保護者の苦労や不便さ、

さまざまな悩みについてもたくさんお話をうかがいました。

実は、三重県でも多胎の支援にすごく格差があるそうで...

多胎の妊婦って大体30週を超えると、ほとんど自由に動けなくなるとのこと。

というのも、母体が子どもを二人かかえているので、

血液をたくさん循環させないといけないということと、

羊水や子どもの重さでどうしても管理入院になりやすいそうです。

『とにかく、動けない。

安静時期がすごく長いんです。

なので、情報を探そうって思ったり、

双子用のグッズを見たいと思っても店頭になかったり、

ないないづくしなので...

例えば母子手帳を渡すときに、

こういう情報がありますよ、と教えていただいたり、

支援がないとどうしても孤立しがちです。

そこをまず変えていただければな、と思います』

なるほど、確かに双子用のグッズって

どこのお店にでも置いてあるか?というと...

なかなか難しいかもしれませんね。

自治体によっては、

多胎育児に役立つ情報などをまとめた"ふたご手帳"などを

母子手帳を渡すときに一緒に配布しているところもあるそうです。

ただ、これも限られた地域のみ。

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ママ達の本音は、

『行政側も双子のことを知らないというか、それがすごく大きくて...

多胎育児についてもうちょっと知っている方もいてほしいな、とか

勉強してほしいところも、やっぱりありますね』

『行政関係の手続きなどで絶対行かなきゃいけない場所でも、

ベビーカーが入らないから...

仕方なく、おんぶと抱っこで頑張って二人かかえていくとか...』

公共施設や役場、ショッピングモールでも、

入り口が狭かったり大型のエレベーターがなかったり。

トイレの個室で子どもを座らせる補助イスなども

ひとつしかないことがほとんどですよね!

いろんな場所や場面で、大変さや我慢を感じてきたそうです(>_<)

『子どもが小さいときに一番我慢したことって、

たぶんトイレなんですよ!

せめて、ベビーカーが入ればいいですけど、

どう頑張っても入れないとか...

全体的にホントにもっと知っていただきたい!っていうのが大きいですね』

うなずくママさん達。

皆さん、きっと同じ思いをされてきたんですね。

こういった現状や状況についてもっと情報発信して、

いろんな方に知っていただきたいなと、より一層思いました!

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今後やっていきたいことについて・・・

金谷さんは

『これまで声を上げてくれた方に家庭訪問に行ったり、

ひまわりクラブのメンバーの方がやってくれたりしていたので、

私も、助けを求めている方に、

助けの手を差し伸べられるような活動をしていきたいな、とすごく思います』

小池さんは、

『私も、「一人のお母さんに対して、お子さんは一人しか入れませんよ」とか

双子だからできないことってたくさんあったんですね。

これから私たちが声を上げて変えていきたい!という気持ちと、

【ひまわりクラブ】としては、

"育児って根本は楽しいものなんだよ"っていうのを

もっと伝えていけたらいいな、って思います』

双子の育児は、感情も2倍だったりしますよね!

『そうです!喜びは2倍だし、すごく双子で良かったな♪って

日々思うんですけどね。

双子の絆が強いので、

それを遠目で見てるのがすごく幸せでした、私は。

双子って違うことで遊んでいても、

いつの間にか一緒になってる感じが、もう...幸せです!

それしか言えない!ハハハ!!』

そういってみんなでハハハと笑い合う姿が幸せそう♪

にこやかな表情で嬉しそうに話してくださいました(´艸`*)

多胎児をもつママがこの言葉を聞いていたら、

「そっか、やっぱり幸せなことって多いんだ!」って

励まされますよね(*^-^*)

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育児に大変なことはつきもの。

でも幸せなこともたくさんあります!

多胎育児についてたくさんの方に知っていただき、

単体児ママも多胎児ママも

みんながもっと子どもにしっかり寄り添って

前向きに育児ができる世の中になってほしい、と強く思いました( ˘ω˘ )

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【ひまわりクラブ】の有志メンバーが集まって立ち上げた

『プチひまわりクラブ』では、

多胎育児家庭の「思いやり駐車場の使用延長」を求めて署名活動を行ったり、

成長過程で変化する多胎育児への支援をしてもらうため、

行政に対する働きかけを行っています。

また、自治体によって多胎育児に対するサポートに差があるため、

ママ達の声を行政に届ける活動も積極的に行っているんです!

さまざまな支援活動にも力を入れているので、

一人でも多くの方に興味、関心を持ってもらえたらと思います(´▽`)

単体児と多胎児の違いや、

"多胎育児は何がどう大変で、何が必要なのか"を多くの人に知ってもらい、

誰もが楽しく育児できる三重県になってほしいとのこと☆

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次回は

地元の木で地域おこしをする【いなべ自然楽校(がっこう)イナスク】をご紹介します。

お楽しみに♪

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最後にコープみえからのお知らせです。

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