梶賀のあぶり

5月28日放送

みなさん、おはようございます。

OWASEのラジオ おわラジ

今日は梶賀のあぶりのお話です。

尾鷲市梶賀町は大敷漁がさかんな町。

今170人ほどが暮らしています。

その梶賀で古くから作られているのがあぶり。

揚がったばかりの魚を塩にしてじっくりと遠火であぶります。

そのあぶりの作り方をずっとあぶりを作り続けている濱中倫代さんに伺いました。

浜中さん.jpg

 

あぶりを作り販売を始めたのは今から25年ほど前です。

でもどこのお家でもお母さんたちは作ることができてその家の味があるよと教えて頂きました。

今の時期は小サバをあぶりにします。

手間暇かけて作られます。

だいたい串に17匹くらいのサイズがいいそうです。

 

続いては梶賀まちおこし会の中村美恵さん

s-DSC_0789.jpg

 

このあぶりをもっともっといろんな人に伝えたいとまちおこし会で

濱中さんたちが作ったあぶりを全国発送しています。

取材中もずっと注文の電話がなっていましたよ。

こさばあぶり.jpg

 

こちらが小サバのあぶり。

あぶりと言えば小サバを想像される方が多いくらいあぶりの代表格です。

そして新しくチャレンジしたのがぶりのあぶり

ぶりあぶり.jpg

 

年中とれるものをあぶりにしたいと養殖のぶりをあぶりにしました。

ほんのりと燻されたぶりはいい香りがしてとってもおいしい。

ぶりあぶり2.jpg

 

これからも伝統の味を守り続けてくださいね。

あぶりを作ってるのを見られるのは4月から6月まで。

漁が不漁の日は、魚がないのであぶりを作っているのを見る事ができませんので

ご注意くださいね。

 

それでは、また来週!