2月11日放送
みなさんおはようございます。
今日は「甘夏みかん」のお話。
ヤーヤ祭りが終わると春が尾鷲にやってくるといわれていますが
この甘夏が店頭に並ぶと春到来とも言われています。
天狗倉山のふもとには段々畑が広がっています。
この段々畑は甘夏みかんの畑。
日当たりがよく、陽が上ってから沈むまでの日照時間が長いこと
尾鷲湾から吹く潮風がおいしい甘夏を育てます。
この甘夏を栽培している平山農園の平山厚さんにお話を伺いました。
平山さんがお父様からこの農園を引き継ぎおいしい甘夏を育てています。
現在は、もう甘夏栽培をできなくなった方の農園も引き受け、ミカンづくりを頑張って
います。
全部で10ヘクタール、大変ですよと平山さん。
無農薬、有機栽培にこだわっています。
この甘夏、今の時期が一番大切なとき。寒さが大敵なんです。
実が凍らないように早く採って、完熟を待つ方法で栽培しているところもありますが
平山さんは完熟するまで木に実らせておいて、いい時期に収穫します。
なので3月ごろからの出荷になるそうです。
甘夏が一番おいしくなるのは4月から。
みなさん好みがありますが、今年も暖かく気候で、おいしい甘夏になりそうです。
6月ごろまで楽しめますよ。
平山さんはちょっと飲み過ぎた日の翌日、甘夏のさわやかさがとてもいいとおっしゃっていました(笑)
また、おしょうゆを少しつけて食べるのもいいそうです。
どんな味になるか気になる方、どうぞお試しあれ。
今年は暖かいので3月ごろにはおいしい甘夏をたべることができそうですよ!