尾鷲のひもの

6月25日放送

みなさんおはようございます。

OWASEのラジオ おわラジ、今日は、尾鷲のひもののお話しです。

尾鷲を訪れたなら、ほとんどの人がお土産に買っていくひもの。

新鮮な魚を焼くよりも、ぐっとうまみ成分が増して、おいしく頂ける魚がたくさんあります。

その魚をいい具合で塩をして、干す。

たまりませんね。

詳しいお話を尾鷲海産商協同組合組合長であり、尾鷲水産加工組合組合長の北村豪さんに伺いました。

北村さんは,丸清北村商店の三代目。

おじいさんの頃からの伝統の味、作り方をしっかりと受け継いでいます。

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尾鷲の干物がおいしいのは、漁港にいろいろな魚が揚がり、魚種が他のところと比べて

多いところ。

これは、いろんな漁法で魚を獲ってくる漁師さんたちが多いから。

また、尾鷲湾は海の幸の宝庫。

たくさんの魚たちがいます。

漁港からすぐ、加工場へ運ばれるので、良いひものができるんです。

これからの季節のおすすめは、イワシの丸干し。

イワシは傷みやすいので鮮度が重要。

おいしいイワシの丸干しができるのも、漁港と加工場が近いからだそうです。

北村さんのお店には、全国の百貨店やスーパーのバイヤーさんが訪れますが

尾鷲の干物は高い評価を受けています。

中でもイワシはとても好評だそうです。

北村さんの加工場に伺ったときは、みなさん金目鯛をさばいていました。

高級魚ですよね。

この金目鯛が干物になります。

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金目鯛のひもの。脂がのっておいしいですよ。

さて、尾鷲のひものやさんでは、他の地域ではあまり見る事がない魚のひものが売られています。

ぶりの内臓のひもの、ギラと呼ばれる魚のひもの、よそでは作らんひものがあるよと教えて頂きました。

お店の人におすすめを聞いておいしい尾鷲のひもの食べてくださいね