7月9日放送
おはようございます。
今日のOWASEのラジオ、尾鷲の伝統野菜「虎の尾」を紹介します。
この虎の尾、唐辛子の一種でとても長いのが特徴です。
地元のスーパーへ出荷される規定のサイズは15センチ以上。
とっても長い唐辛子です。
この虎の尾、漁師の刺身唐辛子とも言われていて、採れた魚をわさびの代わりに薬味にして
お醤油とともにつけて食べていたそうです。
今でも刺身の薬味にして尾鷲では食べられています。
この虎の尾を作っているのが、農事生産塾「向井の里」のみなさんです。
理事長の黒さんと、生産者のお一人、村島さんにお話を伺いました。
左が村島さん、右が黒さんです。
向井の里では、4人のメンバーで400本の虎の尾を作っています。
1本の木からはシーズン中およそ1キロの虎の尾を収穫できるそうですよ。
向井の里の虎の尾も尾鷲の太陽をいっぱいあびてすくすく育っています。
これからが旬です。
この虎の尾の食べ方ですが、村島さん曰く、虎の尾をきざんでごま油と混ぜるとごはんに合う!
何杯でも食べられるよと教えて頂きました。
他にもソーメンに入れたり、カレーにプラスしたり、パスタのペペロンチーノに使ったりとお好みの方法でお召し上がりください。
この虎の尾のうまさは、辛い、うまい、香りがいい、コクがあるとのこと。
これから暑い夏を乗り切るのにピッタリですね。
尾鷲市内のスーパー主婦の店を中心に販売されています。
秋までの販売ですが一番おいしいのは、夏。
尾鷲を訪れたときには、スーパーの野菜売り場で見つけてくださいね。
風味が豊かな虎の尾は、他にも、三和水産・めでたいやの「ピリカラ鯛みそ」
もくもくしお学舎のでは、虎の尾と海洋深層水の塩、尾鷲の甘夏の皮で作った「尾鷲生とうがらし虎の尾」にも
使われています。
辛いものが大好きなかた、ぜひお試しください。
取材担当の私は、そうめんに入れて食べました!
ピリッとさわやかな味でした。
また尾鷲に行って買ってこよ~っと。