9月24日放送
今日は尾鷲わっぱのお話。
尾鷲ひのきに天然の漆が塗られたわっぱ。
このわっぱのお弁当にたくさんのご飯をつめてもっていきました。
防腐作用があり安心してお弁当を食べることができたそうです。
この尾鷲わっぱを作られているのが向井にある「ぬし熊」
創業明治20年、現在は4代目の世古効史の伝統の技を受け継がれています。
今回は世古さんに尾鷲わっぱのお話を伺いました。
ぬし熊さんが唯一、尾鷲わっぱを作っているお店です。
そして世古さんがすべての工程を手作業で最初から出来あがりまで一人で行っています。
わっぱ1つが出来あがるまではおよそ1ヶ月。
大切に作られています。
さて、このわっぱ水にも熱にも強いんです。
電子レンジにも対応できる尾鷲わっぱも作りました。
使えば使うほど味が出てきます。
ご覧いただきたいのがこの継ぎ目。
桜の木の皮を使って、丁寧に繋げていきます。
現在は、サラリーマンや主婦の方たちに多くお買い求めいただいています。
ぬし熊さんに行くと、お弁当だけでなくコーヒーカップや重箱、おひつなども作られています。
美しい作品はぜひぬし熊さんでお確かめください。
ぬし熊