10月1日放送
今日は尾鷲ひのきのお話です。
尾鷲ひのきは、急峻な地形とやせた土壌という木が生育するには非常に厳しい条件の中
ゆっくりと長い年月をかけて育てられています。
年輪が緻密で、油分が多く光沢があり、耐朽性にも優れているとして高い評価を得ているひのき。
今回はこの尾鷲ひのきをつかって木工製品を作られている
山本木工所の山本昌さんとえびすやの大形弥生さんにお話しを伺いました。
まずは山本昌さん
山本さんが木工所を開業されてから30年。
まな板や踏み台、すのこなどを作られています。
昔はデパートなどの物産展などにも商品を出していたそうです。
尾鷲ひのきを使ったまな板は、抗菌作用があり、古くなったらカンナで削れば
新品と同じ。
山本さんの作った商品をずっと愛されているいるお客様もたくさんいらっしゃいます。
ここは、まちかど博物館でもありますので、山本さんの作業しているところも連絡を入れれば
見せてくれますよ。
今は、伊勢志摩地方で玄関に飾られるしめ縄につけられている木札(笑門などが書かれている木札)
の制作にとっても忙しい山本さんでした。
続いては、えびすやの大形弥生さん。
おばあちゃんが営業されていた駄菓子屋さんを改装して今、尾鷲ひのきの商品を
販売しています。
工房では、大形さんの優しさあふれた作品が作られていきます。
こだわりは、曲線。そして香り。
使ってくれるひとたちに優しく、あたたかく、気持ちよさを届けてくれています。
またビスケットペンダントもとっても可愛い!
2枚の木を組み合わせて作るので、ほぼ世界に1つしかない作品が出来上がります。
素敵です。
山本さんと大形さんそれぞれ、尾鷲ひのきを使った素晴らしい作品を作られています。
ぜひ、この香りと作品を手に取って楽しんでくださいね。
山本木工所
http://owasekankou.com/buy/theme/hinoki/000055.html
えびすや
http://www.ztv.ne.jp/web/yayoiebisuya/