2017.09.28(木)MIEエリアリポート
★EVENING COASTER★
日本にある桃源郷
MIHO MUSEUM
紅葉が少し色づき始め、
秋の訪れを感じられる緑豊かな場所にある
滋賀県甲賀市信楽町にある美術館
「MIHO MUSEUM」が
この秋、11月3日に
開館20周年を迎えます。
また「MIHO MUSEUM」の設計者「I.M.ペイ」氏が
今年4月に満100歳を迎えられたことを
祝福する意味も込めて、
9月16日(土)~12月17(日)まで
開館20周年記念特別展
「桃源郷はここ -I.M.ペイとMIHO MUSEUMの軌跡」
が開催されています!
そこで詳しいお話を「MIHO MUSEUM」
学芸部長 畑中 章良さんに
伺ってきました☆彡
「MIHO MUSEUM」が開館する前から
20年以上を共に歩んでこられた畑中さん。
開館20周年記念特別展への想いも一入だと
お話してくださいました。
「MIHO MUSEUM」がグランド・オープンした
1997年は、著名な建築家の方々が設計した美術館が
立て続けにオープンした年。
10月、スペイン・ビルバオに
フランク・ゲーリーさん設計の
「ビルバオ・グッゲンハイム」が、
11月にI.M.ペイ設計の「MIHO MUSEUM」が、
そして12月にはアメリカ・ロサンゼルスに
リチャード・マイヤー設計の
「J.ポール・ゲティ美術館」と
世界的に話題となったんだそうです!
I.M.ペイ氏といえば、様々な有名な建築があり
中でも映画「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台にもなった
ルーヴル美術館の
ガラスピラミッドを設計した建築家として
広く知られています。
また「MIHO MUSEUM」の建築の美しさが目に留まり
今年の5月中旬には
「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton) 」の
ファッションショーの舞台となりました。
「MIHO MUSEUM」へ一歩足を踏み入れると
そこはまるで別世界。
トンネルを抜けると、「桃源郷」のような
異世界が広がっています。
今回の「開館20周年記念特別展」では全展示室を使って
「MIHO MUSEUM」のコレクションの名品が
惜しげもなく展示されています。
北館では、日本美術を中心に、グランド・オープン以降
現在までに新たに収蔵された作品やお披露目された作品が。
展示替えが何度か行われ、会期後半には
グランド・オープン時の展示内容が再現されるそうで、
当時を振り返ることができます。
南館では、エジプト、西アジア、南アジア、
中国・西域など、世界の様々な地域、文明の
選りすぐりの古代美術が紹介されています。
中国山東省に寄贈された、世界でも数体しかない
「セミ」が施されている「菩薩立像」の
5年ぶりの再来も見どころです!
同じ年代の物でも、文明が違えば嗜好が全く違う
比較ができる面白さがあったり
仏像でも、国や時代が違えば、お顔が全然違ったり
歴史の資料集に出てくるような
貴重な作品の数々が展示されています!
今回は、展示室の設計、照明なども
ピックアップされていますよ☆彡
「若冲」の有名作品の展示は、
10/9までとなっています!お見逃しなく!
この秋は、希少で貴重な
「MIHO MUSEUM」の名品の数々を
ぜひご覧になってくださいね!!
今回お世話になったcuteなお姉さんの南部さんや
お話いただいた畑中さんをはじめ
美術品を楽しく面白く語ってくださる
魅力的な方ばかり!
学芸員さんによるギャラリートークも要チェックです!
また「MIHO MUSEUM」といえば
美味しい「食」もはずせません(^0^)
農薬や肥料を一切使用しない自然農法で育てられた
食材が使われている
★レストラン「Peach Valley」
★カフェ「pine view」
「菊」が使用された和菓子
季節限定の「抹茶のケーキ」「ミックスジュース」
まろやかで香り高い抹茶と
後味がさっぱりしたムースのケーキと
えぐみのない爽やかな甘さの
ミックスジュース。。。。
とても美味しかったです(>0<)☆彡
レストランもカフェも、
野菜をはじめ食材本来の味のおいしさに
本当にびっくり!
みなさんもぜひ、名品の数々をご覧になって
美味しい「食」も味わってみてくださいね★
開館20周年記念特別展
「桃源郷はここ -I.M.ペイとMIHO MUSEUMの軌跡」
- 会期
- 2017年9月16日 – 2017年12月17日
- 開館時間
- 午前10時~午後5時 (入館は午後4時まで)
- 休館日
- 月曜※9/18・10/9は開館、9/19・10/10は休館
- 入館料
- 1100円
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MIHO MUSEUM
〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
電話 0748-82-3411
HP http://www.miho.or.jp/intro/
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