2021-07-15(木)ゲツモク・MIEリポート
夏といえば、かき氷、花火とか
いろいろとあると思いますが
「スイカ」もこの季節ならではですよね!
今回は、全国でも珍しい方法で
「空中栽培」でスイカを栽培している
名張市東町にある「風農園」の
田上 堅一(たがみ けんいち)さんに
お話を伺いました。
風農園
「風農園」といえば、栽培にこだわった
トマト、キャベツなどの
さまざまな野菜やお米
大きな「どっすん苺」などの
おいしいフルーツ。。。
映画「えんとつまちのプペル」が
公開された際には
「プペルバス」が来るイベントを開催したりと
いつも驚きや感動を
届けてくれるような農園です。
空中栽培 小玉スイカ
「空中栽培 小玉スイカ」は
いちご用の高設の隔離ベッドを利用して
スイカを吊り上げて育てるという
唯一無二の方法で栽培されています。
ハウスの写真を見ると
まさに「空飛ぶスイカ」ですね!
唯一無二の方法なので
正解やマニュアルがなく
特に毎日の、養液の管理は手探り。
日々試行錯誤の連続だったそうです。
空中栽培 小玉スイカの特徴
通常、スイカの栽培では
接ぎ木が行われるそうですが
隔離ベッドを利用し
接ぎ木ではなく実生苗を定植するので
スイカの果肉に
柔らかいシャリ感を出すことができるのも
大きな特徴のひとつ。
スイカは糖度もさることながら
食感も非常に大事だそうです!
今年のスイカは??
本格的な作付は2年目だそうですが
昨年の課題を改善して取り組まれ
糖度・食味ともに
昨年より良くなったんだそう!
梅雨が収穫時期まで続いたので
心配されたとのことですが
想定以上の結果が出せたのは
この特殊な栽培方法によるところが
大きかったのだそうです。
3品種の小玉スイカ
①「ピノガール」
種がとっても小さいので、種ごと食べられる品種
②「愛娘なつこDX」
玉伸びがよく、食味がとてもいいです。
③「愛娘あすか」
まだ収穫されておらず
田上さんも楽しみに待っている品種です。
購入できる場所
→お申し込みは、7月20まで
■イオン名張店1階にある「隠(なばり)物産市場」
■7/19・イオン名張店「軽トラ市」
■7/22・「ヴィソン多気」でも販売予定
詳しくは、お店のHPやInstagramをご覧ください!
→HP
農業生産法人 風農園
〒518-0711
三重県名張市東町1888-5(直売所)
TEL 0595-48-7215
FAX 0595-48-7216
おわりに
わたしは去年、「空中栽培 小玉スイカ」を
イオン名張店の「隠(なばり)物産市」で見つけて
食べられるまでに3回チャレンジ。
….というのも、人気がありすぎて
完売、完売、あと数個で完売~(゜◇゜;)
のところでようやくGET!!!
食べてみると、
細胞というのか、繊維が細かくて
舌触りがなめらか~で
少しメロンのような感じもするような
でも甘くてスイカで、とっても上品!!!
はじめて食べた感覚で、感激しました。
(多分ピノガール?)
今年の直売所での販売も
初日完売となったそうです。
ぜひみなさんも、今年の夏は
風農園さんの「空飛ぶスイカ」を見つけたら
味わってみてはいかがでしょうか♪