こんにちは 火曜日夕方担当の迫田藍子です♪
今回は亀山市にある
福生山長徳寺にお邪魔しました✩.*˚
東海道47番目の宿場で唯一、江戸時代の街並みを感じることができる宿場町。
街並み保存地区に指定されている東海道 関宿には情緒ある街並みが広がっています。
その街道沿いに門を構えているのが福生山長徳寺です。
伊勢型紙を使った御朱印を作っている方がいるという事でお話を伺いました!
副住職
能美 寛教(のうみ ひろのり)さんです。
🔷伊勢型紙
着物の柄や文様を生地へ染めるのに用いるもので歴史ある伝統的工芸品。
🔷伊勢型紙✕御朱印のきっかけ
以前から歴史や御朱印が好きだった能美さん。
檀家さんの中に伊勢型紙職人の方がいたことから、“伊勢型紙で御朱印ができないだろうか”と職人さんに打診。
当初はかけ合ってもらえず2年の歳月が過ぎ…
ようやく職人さんが御朱印作りに協力してくださることになり
伊勢型紙の御朱印が始動!!
🔷日本の伝統工芸の伊勢型紙
何枚かの伊勢型紙を用いて一つの絵柄を完成させる技法と伊勢型紙の彫りの技法を用いて独特の柄を表現。
伊勢型紙と刷毛を使い一枚一枚、手摺りをします。
手染めのため多少の柄のズレや染め色のゆらぎは生じますが、味わい深く独特の風合いが魅力。
手染めならではの風情を感じます✨✨
寺社で伊勢型紙の御朱印を取り扱っているのは副住職が知るところこちらだけなんだとか。
“カラーはないんですか?”
との声からカラー摺りにも挑戦されています。
カスレの部分に朱色を重ねる事で、丁度いい優しい色合いが出てくるんです。
福生山長徳寺が “浄土真宗”であることから「親鸞聖人」
ガイコツ好きだった一休さんが親鸞聖人を詠んだ和歌「天下一品」
「風神雷神」
など、現在10種類の御朱印があります。
また、和服で参拝された方には御朱印の朱印を金印にする対応もされています。
中継後、私も御朱印をいただきました✨✨
(寺社仏閣巡りが好きなので御朱印ももらっています)
1枚1枚重ね合わせて手摺りする伝統工芸の伊勢型紙の御朱印。
工程を知ることで絵の奥行きを感じました。
伝統工芸である伊勢型紙の魅力は、御朱印によって、より広く多くの方に伝わっていけばいいなぁと思いました。
能美さんが愛情もって丁寧に摺られている姿は本当に素敵でした✨✨
伊勢型紙✕御朱印は
能美副住職が対応となります。
1枚1枚丁寧な作業を要するため(待ち時間や混雑を避けるため)
予約制となっています。
TEL 070-5335-0393
10時~16時
※現在は、三重県在住の方のみの対応となっています。
詳しくはHPをご覧ください♪