こんにちは! 火曜日夕方担当の迫田 藍子です♪
今回はいなべ市まで行ってきました~✩.*˚
お邪魔したのは
「いなべ市観光協会」
このたび、いなべ市観光協会が
平安~近代の歴史をテーマにした観光マップを作成されたという事で、
詳しいお話を
いなべ市観光協会
監事 伊藤 六榮(りくえい)さん
古市 由美子さん に伺いました。
古市さんはなんと!「いなべFM」
にて、朝の情報番組「おはよー いなBee」の金曜日を担当されているんです✨✨
心地よく綺麗なお声を聴かせていただきました(^^)
ーいなべ発 歴史巡りー
北伊勢・西美濃・東近江
三つの国を巡る歴史の旅
平安~近代まで4つのテーマに沿って、いなべや隣接する地域の名所や旧跡を巡れるように、それぞれ丁寧に解説されています。
いなべの歴史は古く、平安時代より前までさかのぼります。
🔷木地師(きじし)
ろくろを用いて椀や盆等の木工品を加工、製造する職人。
この木地師発祥の地、木地師の里とされているのが、
滋賀県東近江市の奥永源寺なんです。
いなべ市からは石榑トンネルを通り東近江市へ。
木地師の文化は、お隣いなべにも伝わり、歴史を紡いでいきます。
平安・室町・戦国、大正時代の4つのテーマに分かれた歴史マップ。
木地師の文化はどの時代にも影響を与えているそう。
それだけ根付いていたということですよね。
室町時代の僧「蓮如上人」は近江より八風越えを通り、いなべの寺に滞在し、布教を行いました。
いなべ市には蓮如上人が滞在した古刹があり、こちらも紹介されています✩.*˚
戦国時代、1600年。
天下分け目の戦である「関ヶ原の戦い」
いなべの北に位置する岐阜県関ヶ原町で行われました。
勝利は東軍、徳川方。 島津は西 軍。島津軍は西へ引き返さず敢えて徳川家康の目前を突破し東へ向かいました。
有名な敵中突破です!
この時の逃走ルートは2つあり、一つは上石津を通るルートと、 養老山地の東、伊勢街道を南下し峠を越え、 いなべを通るルートで、時山付近で合流、道案内は木地師達でした。
この時も木地師たちが関わっているんですね。
歴史が動く時や大きなうねりがある時、鈴鹿山脈を越えて歴史のしぶきを浴びてきた土地いなべ。
ゆかりの土地がある一方、その時代は巻き込まれ心配な思いをした人々もいたんですよね。
時はめぐり、大正時代。
「めがね橋」や「ねじり橋」
といったコンクリートブロックを積み上げた美しい橋。
土木機械のない中、当時の技術を駆使して仕上げられ、技術の高さを示しています。
🔷マップ作成のきっかけ
いなべには太古からの遺跡が点在しています。
あまり紹介されてこなかった歴史遺産を、大きな歴史の流れの中で紹介していこうと、歴史ストーリーマップとして、作成が始まりました。
藤原岳やオートキャンプ場など、いなべには自然の観光資源が溢れています。
また、いなべ市だけではなく、隣接する岐阜県西濃地方、滋賀県東近江地方の名所と合わせて紹介することで市内の新たな魅力を提案。
🔷マップの配布場所
市役所、図書館、文化センター
掲載されている4つのお寺、
阿下喜温泉
に置かれています。
気になった方は、マップ片手にいなべの名所旧跡を巡りながら、歴史に思いを馳せてみては✨✨
お問い合わせ
一般社団法人 いなべ市観光協会
0594-37-3514
平日9:00~17:00
いなべ市に住む地元の皆さんにこそ、このマップを手にいなべの歴史を再発見してもらえれば!と伊藤さん。
知らなかった地元の魅力に、歴史に触れていただけたらいいですね✨✨