あけましておめでとうございます🎍🌅
今年も三重県内の各地から色んな話題をリポートしていきたいと思います✨
今年もよろしくお願いします😊
さて、2024年最初の水曜日夕方リポートは伊勢市にある龍池山 松尾観音寺へ
今年の干支は「辰」ということで、龍にまつわるお寺の話題をお届けしました✩.*˚
ご出演は
住職
木造 隆誠 (こつくり りゅうせい) さんです
松尾観音寺
約1300年前の奈良時代始め (712年)、 当時の高僧「行基」により開かれた日本最古の厄除観音
龍神伝説の残るこの寺は
『災難除け』の御利益と
雌雄の二匹の龍神様が力を合わせて観音様を護られたということから
『縁結び』や『子授け』『安産』に御利益があると言われるようになりました。
初午大祭 (はつうまたいさい) をはじめ、座禅会や写経など様々な催しが行われます。
さらに仏前結婚式を行うことも可能なんです✨
創建以来、本山も末寺も檀家も持たず、どこの宗派にも属さない「単立」という特異な形態の寺である松尾観音寺。
現在の「本堂」は約200年前の文政3年、総欅 (そうけやき) 造りで建てられました。
※木造長郷氏による寄進
本堂には、正面一面に彫られた 「欅一刀彫り龍神欄間 (けやき いっとうぼり りゅうじん らんま) 」や
江戸時代流行となったお礼奉納の絵馬や額、およそ100点が収められています。
龍神伝説
本堂裏にある二つ池 (龍池) と呼ばれる2つの池には、昔から東の池には雄龍、西の池には雌龍がそれぞれ住んでおり、観音様をお守りになっていると言われています。
今から約600年前の応永10年5月、本堂が火災に遭った際、池から二体の龍神さまが姿を現します。
雄龍は燃え盛る炎を飲み込みながら舞い降り観音様を自らの体で幾重にも巻き付けます。
また雌龍は何度も池の水を炎に吹きかけ、観音様を火災からお守りになったという伝説が残っているのだそう。
この火災以降、毎月末 600年の間かかさず「二ツ池」(龍池)へ 御酒・卵・饌米をお供えし、お礼参りをしているんだそう。
床に現れた龍
約10年前、本堂の床 (ゆか) 板を新しく張り替えたところ1~2年の間に床の一部に突如、龍神様の姿が浮かび上がりました。
地元で「触れると幸せになれる」という噂が広まり、
現在では様々なメディアの 「パワースポット特集」に取り上げられるほどになりました。
多くの方々が一目お参りしたいと、 全国各地からお参りになるんだとか。
また携帯の待ち受けにした方の画像を見て、私も待ち受けにしたい!と訪れる方もいらっしゃるそうです✨
初午大祭
厄除開運 ご利益祈願祭
〜 年間、最高のご利益日 〜
2024年3月6日(水)・7日(木)
松尾観音寺では古来から特に厄年に関係なく毎年、老若男女が一年の厄災を払う日として、3月の初午の日に観音参り (松尾詣で) をするという風習があります。
この風習は、約1300年前の当寺創建のきっかけとなった厄災消除のご利益がある雄・雌2匹の双龍にまつわり、その後に起こった“龍神伝説”の時代から更に盛んになったんだそう。
火災という大変な災難から無事逃れられた観音様と、古来から言い伝えられる龍神様の「厄除開運」のご利益にあやかりお参りすることで、
今年一年災難から逃れることができ、さらに運が開け福が舞い込むと言われています。
初午大祭の日に改めてお参りしたいなと思いました✨
御祈祷もしてくださいます!
人々の悩みや苦しみを取り除いて願いを叶えて下さると言われる観音さまと龍神さまをお祀りする松尾観音寺。
古来から諸願成就 (様々な願い事が叶う) のお参りの方が多く訪れ、
御祈祷 (観音さまの前でお経を唱え、今の自分の心の内の願いが叶うように祈ったり、苦悩を取り除いてもらえるように祈る儀式)が受けられます。
御祈祷の前にはどのような願い事や相談事があるかを伺い、御祈祷後に御法話いたします。
●御祈祷受付時間:9時、10時、11時、13時、14時、15時
※相談がある方はあらかじめ電話にて日時のご予約をお願い致します。
住職に御祈祷してもらい、お話を聞いてもらうと晴れやかな顔で帰って行く方が多くいらっしゃるんだそう。
私も住職から色んなお話を聞いて心が洗われたような気がします。
「足し算」で考える
「有ることが難しい=有難い」
といった仏教の言葉
「ありがとうを言われて嫌な人はいない」
など新年から心が温まるいいお言葉が聞けました。
悩みを抱えている方や厄除けしたいという方、ぜひ松尾観音寺に訪れてみてはいかがでしょうか?
凛とした空気に包まれた静かなお寺でした。
2024年は龍神伝説の残る松尾観音寺へ✨
松尾観音寺
住所:三重県伊勢市楠部町156-6
TEL:0596-22-2722
拝観時間:午前8時~午後4時
▶▶️ホームページ