日別アーカイブ: 2024年9月25日

10月から三重県の最低賃金が上がります!!/連合三重

こんにちは 迫田 藍子です♪

 

昨今の物価高。
賃金はなかなか上がらない…。
そういえば三重県の最低賃金っていくらなんだろう??

 

こんな疑問を持っている方いらっしゃいませんか?

 

今回の水曜日夕方リポートは
三重県の最低賃金について連合三重の会長にお話を伺いました✩.*˚

 

 

ご出演は
連合三重 会長
番条 喜芳さん
です

 

明るくてお話上手な番条さん♪今回も優しく迎えてくださいました✨️

 

 

 

連合三重

 

正式名は
「日本労働組合総連合会三重県連合会」

 

三重県内の労働組合が集まっている組織で、働くことを軸とする安心社会の実現を目指し、政策づくりや、働くものの雇用や権利を守るための取り組みを続けている組織です。

 

 

 

最低賃金とは

使用者 (企業・会社) が労働者に支払わなければならない、1時間あたりの最低額を定めた制度。

 

最低賃金は、パートタイマーやアルバイト、雇用形態や故障に関係なく、
企業や団体で働くすべての労働者と使用者に適用されます。

 

 

さて、
最低賃金はどのように決まるのか気になりませんか??
番条会長に教えていただきました。

 

 

最低賃金は

各都道府県において、地方最低賃金審議会という組織の中で審議されています。

 

審議会は
大学の先生や弁護士などによる中立的な立場の「公益側」
企業や経営者団体などの「使用者側」
そして「労働者側」
三者それぞれ5名の委員の15名で構成され審議されています。

 

審議の際は、中央最低賃金審議会で決定される目安となる金額も参考にされています。

 

 

 

三重県の最低賃金上がります!

 

10月1日より現在の最低賃金973円から50円引き上がり1,023円となります。

 

 

連合では、働くものの代表者として

しっかりとした考え方で審議に臨んでいます。

 

経済、社会の活力の源となる「人への投資」が必要で、その重要な要素の一つが最低賃金の引き上げであること。

 

先進国の中で日本の賃金は低位にあります。労働の対価としてふさわしい水準へ引き上げること。

  

消費者物価上昇率を考慮して引き上げること。

 

賃金の高い他の都道府県への人材流出を防ぐため、最低賃金の格差を縮小するために引き上げを行うこと。

 

 

こうした考えで審議に臨んでくださっているんですね。 

 

賃金が低い、賃金がずっと上がっていない、物価高で生活が苦しい…

そんな世の中が少しでもよくなるためには、賃上げが必要ですよね。

 

うーーー!賃金上がれーー!!😭

 

 

 

 

 

どれくらいの賃上げを目指していますか?

 

『昨年までは誰でも、どこで働いても1,000円を目指していきますとしていましたが、1,000円の目標を超えましたので、

今後は隣接県であります愛知県との地域間格差をなくすため、愛知県の最低賃金と同額を目指して審議に臨んでいきたいと思います。

今回は過去2番目となる賃上げ額となりましたが、まだまだ物価上昇が続いています。

多くの方が安心できる最低賃金に向け、今後も審議に臨んでいきたいと思います。』
と番条会長。

 

心強いですね✨

 

 

 

 

 

ところで、
企業、団体の使用者は、最低賃金を労働者に周知する義務があります。

 

 

 

最低賃金をチェックする方法ってあるのでしょうか?

 

日給や週給、月給制等の場合は、対象となる賃金額を1時間あたりの額に換算し、適用される最低賃金と比較しなければなりません。

 

 

計算方法など詳しく知りたいという方は、

最寄りの三重県労働局または労働基準監督署へお尋ねください。

 

また👉コチラ からもチェックできますよ✩.*˚

 

 

『三重県の最低賃金は、来月10月1日より「1,023円」となります。
連合三重は、働くものの代表としてすべての労働者が安心して働き続けられる
「働くことを軸とする安心社会の実現」に向けて、取り組みを進めていきます。
不安なことがあれば、いつでもご相談ください。』

と番条会長

 

 

 

最低賃金や働き方で疑問や不安がある方は
『何でも労働相談ホットライン』へお問い合わせください。

 

電話番号⇩
0120-154-052
「いこうよ、れんごうに」

 

 

連合三重
〒514-0004 三重県津市栄町1-891
三重県勤労者福祉会館内2F
TEL: 059-224-6152

 

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ありがとうございました!