2022年7月11日月曜日
今日は、三重県庁に伺いました。
表題のとおり、今日7月11日月曜日〜20日水曜日までの10日間、【夏の交通安全県民運動】が実施されています。
詳しいお話を、環境生活部 くらし・交通安全課の下里さんから伺いました。
まず、現在の県内交通事故情勢を伺うと、
昨日現在の交通事故死者数は24人で、前年同期と比べて1人の減少ですが、人身事故、物件事故については、前年同期と比べて増加しているとのことです。
交通死亡事故の特徴は、
やはり、高齢者の方が亡くなる事故が多く、交通事故死者の約7割が高齢者となっているそうです!
そのような情勢の中、実施されます【夏の交通安全県民運動】の重点は4つあります。
1つ目、『高齢者と子どもの交通事故防止』
2つ目、『横断歩道における歩行者優先の徹底』
3つ目、『シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底』
4つ目、『飲酒運転の根絶』
悲惨な事故の当事者とならないため、下里さんからドライバーと歩行者の方へアドバイスをいただきました。
まず、ドライバーの方へ、3点。
・1点目「横断歩道は歩行者が優先」
県内では、歩行者が横断歩道横断中に交通死亡事故が発生しています。
横断歩道における歩行者優先は「マナー」ではなく、「ルール」です。
ドライバー全員がルールを守り、歩行者を交通事故から守りましょう。
・2点目、「全ての座席でのシートベルトの着用」
5月末現在の県内の自動車乗用中の死者7人中3人がシートベルト非着用で、3人全員がシートベルトを着用していれば助かっていたものと推定されたそうです。
シートベルトは、自分自身や大切な人の命を交通事故から守ります!
車に乗ったら、すべての座席でシートベルトの着用を!また、6歳未満の幼児を乗車させるときは、チャイルドシートを使用しましょう!
・3点目、「飲酒運転の禁止」
「捕まらなければ大丈夫」、
「事故を起こさなければ大丈夫」
その判断が、人生を変えてしまいます。
飲酒運転は、「絶対にしない、させない、許さない」!!
社会を上げて飲酒運転を根絶させていきましょう!
以上が、ドライバーの皆さんへのアドバイスです。
次に、歩行者の方へ、アドバイスは1点。
『歩行者も交通ルールを守ってください!』
暑い日に「遠回りが億劫だから」、
「早く快適な室内に入りたい」という気持ち、分かりますけれど…
「横断歩道があれば横断歩道を渡る」、
「走ってくる車の直前や直後を渡らない」など、歩行者にも守るべきルールがあります!
自らの命を守るため、ルールは必ず守りましょう!
また、暑い日中を避けて、早朝、夜間にウォーキングなどをされる方は、『反射材』の着用がオススメとのこと!
『この夏の交通安全県民運動を日頃の運転や道路での行動を見つめ直す機会にしてもらえればと思います。まだまだ暑い日は続きますが、一人一人が気を引き締め、交通事故のない三重県を目指しましょう!』と下里さん。
最後に交通安全イベントの告知です!
【交通安全フェスタ】
日時: 7月15日 金曜日 午前10時〜午後3時
場所: イオンモール明和 ハナショウブ広場
参加無料!!
白バイ展示と記念撮影会、子ども免許証作成、プレゼントなどを予定!
【新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の為、手指消毒、検温などの対策を行いながら開催します。皆様のご協力をお願いします】
交通事故を防ぐには、誰か一人が気を付けるのではなく、一人ひとりがルールを守り、思いやりのある行動をとることが大切です!
皆さんも交通ルールを守って、安全第一でお過ごしください!!