2018/1/11(木) Radio Flapper エリアリポート
こんにちは!白石美里です。
今日は菰野町の
パラミタミュージアム
にお邪魔しました(^v^*)
美術館や博物館が大好きな私。
パラミタミュージアムでお仕事ができただけで、
少し興奮気味です(・ω・´)≡3(笑)
さて、パミタミュージアムでは、現在
河井寛次郎展
を開催中!
お話を、学芸員の
衣斐 唯子(いび ゆいこ)さんに伺いました☆
中の写真は掲載できませんが、
陶芸作品を中心に、素晴らしい作品の数々が、およそ190点も展示されていました!
(かつて無い規模だそうですよ!)
絶妙な色彩で、緑や黄色など、色鮮やかな作品が目をひきます。
最初は中国風の作品が多いかと思ったんですが…、
そうでない、日本風の色合いが落ち着いたものや、
複雑な形で、絵の具をバケツでぶちまけたような、まさにアート!といったものもありましたよ~!
河井寛次郎とは、いったいどんな人なんでしょうか?
☆河井寛次郎(かわいかんじろう)はどんな人ですか?
大正・昭和にかけて活躍した陶芸家です。
31歳の初個展の際、天才が現れた…と話題になったそうですよ(゜_゜)
人間国宝や文化勲章などは辞退し、いち陶工として実直に貫いた人物だそうです!
カッコイイですね~!(><)
☆彼の作品にはどんな特徴があるんですか?
作品には大きく3つの時代があり…
初期は、中国や朝鮮の古い陶磁器をモチーフにしたもの
中期は民芸運動(日常的な暮らしの中で使われる日用品の中に「用の美」を見出し、活用する運動)の時期と重なり、
「用の美」、使うことで育まれる美を追求したもの。
後期は、釉薬や造形など、まさに奔放な作風に。
そんな彼の作品は、年代別にまとめられているので、
作風の移り変わりにもぜひ注目して、観て頂きたいと思います♪
☆陶芸の他にも、彫刻や書もあります!
あまり知られていないかもしれませんが、
河井寛次郎は、家具調度品のデザインや書などなど、幅広い活動を行っていたんだそうです!
例えば彫刻は、球体の上に手を合わせたような形の、力強いパワーを感じるような作品や…
書道では、全体的な字のデザイン、美しさはもちろん…
「美しいものしかない みにくいものはまよい」という言葉など、
現代の私たちにも、はっと気づかされるような内容のものがあり、どれも見事…。
名言をもっと見たい!という気持ちにさせられました。
陶芸以外の作品にもぜひぜひ、目を向けてみてくださいね(^^)
☆1月21日は、記念講演会があるそうですね。
京都の河井寛次郎記念館・学芸員の
鷺 玉江(さぎ たまえ)さんにお越しいただき、講演会をして頂くそうです(^^)
鷺さんは、幼少の頃、河井寛次郎と一緒に生活していたそうで…。
彼の知らない新たな一面を教えてもらえそうですね(^^)
記念講演会は、
1月21日(日) 午後2時から。
入館料のみで、講演会自体は無料。
申し込みも不要ということです!
沢山の皆さん、お越しくださいね!
☆パラミタミュージアム『河井寛次郎展』へ♪♪
河井寛次郎、没後50年を記念しての開催です。
かつていない規模での紹介ということで、必見ですよ~!
様々な側面から、河井寛次郎という人物を、深めてくださいね!
***
パラミタミュージアム
開館時間:9:30~17:30(入館は17時まで)
入館料: 一般1000円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
『河井寛次郎展』は2月25日(日)までの開催です!
今回、常設されている「からくり人形」の演舞も見てきました(^^)
舞っている青年の顔が、一瞬で、竜神の顔に早変わり…見事でした(゜_゜)!
単純な動きだけでなく、腕を上げてひねったりと、細かいところまで表現されていて、感動!
「からくり人形」は、毎日11時と14時に、3分間ほど舞を見せてくれますよ~♪
こちらもぜひ♪♪(※イベントによっては時間が変わることもあります!)
パラミタミュージアム、私もぜひまた行きたいと思います(>v<)
衣斐さん、今日はありがとうございました~(^^)