2019/5/30(木) ゲツモク!エリアリポート☆
こんにちは☆白石美里です!
今回お邪魔したのは、
亀山市関支所
です☆
いつ来ても素敵な関の町を通り抜けて……到着!
自然いっぱいの亀山市ですが、
今回はいつもと少し雰囲気を変えまして、
国の天然記念物「ネコギギ」の
保護活動についてご紹介しました!
お話を伺ったのは、
亀山市まちなみ文化財グループ
小澤さん
です♪♪
☆ネコギギとは…
ネコギギとは、
伊勢湾と三河湾に流れ込む
河川の中流から上流域だけに生息する、
ナマズ目ギギ科に属する淡水魚です。
清流のシンボルとも言われ、
昭和52年に国の天然記念物に。
成長すると体長8cm~12cm程度で
昼間は岩の隙間などに身を隠し、
夜にエサを探して動き回ります。
顔が丸く猫に似ていることから
ネコギギと名付けられた
と言われています。
実は、鈴鹿川水系では、
昔は当たり前のように姿を確認できたものの
現在では、100個体程度しか
生息が確認されていません…
やはり、環境の変化
(ダムや高速道路の建設など)
が影響していると考えられるそうです。。
☆保護活動について
平成29年度からは、
亀山市と学校法人鈴鹿享栄学園が
飼育協定を締結。
同学園 鈴鹿高校自然科学部の協力を得て、
絶滅を回避するために飼育に取り組んでいます。
稚魚の孵化にも成功、放流を
行っているそうです!
若い力と亀山市が協力して、活動に取り組んでいるんですね~!
これからも保護・増殖に向けた
活動を継続し、
ネコギギの生息できる環境を守っていきたい。
市民の皆さんに活動を通じて知って頂き、
保護の理解や、環境保全の取り組みに対する
関心が高まっていくことを期待しています。
…
そんな風にメッセージも頂きました。
亀山市では、地元の子供たちが参加する
ネコギギワークショップなども開催し、
「ネコギギがどんな暮らしをしているのか」
「安心して暮らせるようにするにはどうしたらいいか」
など皆で一緒に考えたりしているそうです。
自然の環境を皆で守って、
ネコギギがもっと増えると良いですね。
ということで今回は
「ネコギギ保護活動」
についてのご紹介でした♪
小澤さん、ご出演ありがとうございました~!