月別アーカイブ: 2023年9月

三重県の最低賃金は10月1日より973円です!【連合三重】

今回のリポートは

津市栄町にあります

三重県内の労働組合が集まっている組織

「 日本労働組合総連合会 三重県連合会 」

【 連合三重 】

に行ってきました。

働くことを軸とする安心社会の実現を目指し、

政策づくりや働くひとの雇用や権利を守るための活動を続けている組織です。

ご出演は

連合三重

会長

番条喜芳(ばんじょうきよし)さん

です。

まずは『 最低賃金 』についてです。

三重県の最低賃金は

今年10月1日より

昨年の最低時給額933円から40円引きあがり973円となりました。

この最低賃金とは

使用者(企業)が労働者に支払わなければならない1時間あたりの最低額を定めた制度です。

パートタイマー・アルバイト・臨時・嘱託など

雇用形態や呼称に関係なく

事業場で働くすべての労働者とその使用者に適用されるものです。

では

『 最低賃金はどのように決まるのでしょうか? 』

最低賃金は

各県において地方最低賃金審議会という組織の中で審議を行っています。

審議会の構成は

大学の先生や弁護士などによる「公益側」

企業や経営者団体などの「使用者側」

それと「労働者側」の三者で審議がされて決まります。

そのときには

中央最低賃金審議会で決定される全国の目安とされる金額も参考にされています。

連合三重は

〈労働者側〉の代表として審議会に参加しています。

そのときに

以下の5つをポイントに審議を進めています。

①経済・社会の活力の源となる「人への投資」が必要で、その重要な要素のひとつが最低賃金の引上げであること。

②毎年春に行っている労働条件の交渉、いわゆる春季生活闘争で、労使で答えを出した賃上げの流れを最低賃金の引上げにつなげること。

③先進国の中で日本の賃金は上がっておらず、労働の対価としてふさわしいナショナルミニマム水準へ引上げること。

(ナショナルミニマムとは国が憲法25条に基づき全国民に対し保障する「健康で文化的な最低限度の生活」水準のこと)

④消費者物価上昇率を考慮して引上げること。

⑤賃金の高い他県への人材流出を防ぐため最低賃金の格差を縮小するための引上げをおこなうこと。

これらを軸に審議が進められます。

『 番条さんからのメッセージ 』

最低賃金について

まずは誰でもどこで働いても1,000円を目指したいと考えています。

また隣接県である愛知県との地域間格差も縮めていきたいと考えていますので今後もしっかりと主張し審議をしていきたいと思っています。

最低賃金近傍で働いて見える労働者のためにも、物価上昇が続くなか実質賃金を上げるため意見を伝えていきます。

三重県の最低賃金は10月1日より973円です。

連合三重は

働く者の代表としてすべての労働者が安心して働き続けられる「働くことを軸とする安心社会の実現」に向けて取り組みを進めていきます。

そして

『 最低賃金の周知義務 』をご存知ですか?

企業・団体の使用者は最低賃金を労働者に周知する必要があります。

また自身で

日給・過給・月給制などの場合は

対象となる賃金額を1時間あたりの額に換算し適用される最低賃金と比較してみてください。

計算方法など詳しく知りたい場合は

最寄りの三重県労働局または

労働基準監督署へお尋ねください。

▶︎▶︎ 連合三重のHP

最低賃金について

不安な方は

『 なんでも労働相談ホットライン 』

☎️0120-154-052(いこうよれんごうに)

お気軽にお問い合わせください。

安心な社会をみんなで作っていきましょう。

9月20日【バスの日】オリジナルグッズの配布もありますよ♩

皆さん

9月20日(水)

【 バスの日 】

というのをご存知ですか?

実は

バスの歴史は今から120年前まで遡ります。

バスの色や形などは変化しながらも

人々の大切な移動手段として

今の時代に受け継がれてきました。

そのバス

日本で初めて事業を行った日

明治36年9月20日だったそうで

この日が【 バスの日 】として制定されました。

バスの日のイベントが

三重県でも行われるということで

津市中央にある三重会館の

「 三重交通株式会社 」

に行ってきました。

緑と白のカラーでおなじみ三重交通株式会社のバス!

乗ったことがあるという人も多いと思います。

三重県全域の路線バスや

高速バス・観光バスも運行されていて

他にも

保険・不動産・広告事業などを行っている会社です。

今回は

バスの日のイベントについて

三重交通株式会社

バス営業部 乗合営業課

西村渉(にしむらわたる)さん

に伺いました。

「 バス乗り場でのオリジナルグッズの配布 」

三重県内各地の10駅12ヶ所で

明日のバスの日に合わせて

ボールペン〉のオリジナルグッズが配布されます。

津駅には“しろもちくん”も参加してくれるんだとか。

ぜひ会いに行ってみてくださいね。

「 窓口でオリジナルマグネットの配布 」

また

9月19日からは

三重交通の窓口定期券や路線バス商品を購入すると

〈バスの日120周年記念マグネット〉の配布も行っています。

無くなり次第終了となるそうなので

欲しい人はお早目に行ってきてくださいね。

詳しくは

▶︎▶︎ 三重交通株式会社のHP

▶︎▶︎ 三重県バス協会のHP

でご確認ください♩

そして

西村さんに

バスで行くおすすめの場所を聞いてみると

志摩市!

と教えてくださいました。

海沿いをバスが走り

たまにバス停で降りて写真をとったり。

バス停からちょっと歩く大王崎灯台やあずり浜などがあり

魅力がギュッとつまった場所なんですね。

三重県には魅力的な場所がいっぱいあります。

バスで行ってみると

車で行ったときとはまた違った楽しみ方ができると思います。

ぜひこのバスの日をきっかけにバス旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

第1回【 私たちが選んだ介護の道がたくさんの人を幸せにする 】〜四日市福祉専門学校〜

【 私たちが選んだ介護の道がたくさんの人を幸せにする 】

今年もスタートです。

シーズン2

「 介護の魅力 」

このシリーズでは

介護の職業にはどんな魅力があるのか

介護の職業でどんな幸せを見つけたのか

たっぷりとご紹介して行きます。

シーズン1では

介護の学校に通っている学生さんや先生からお話しをお伺いしました。

シーズン2では

学校を卒業して実際に働かれている方からお話しを伺って行きますよ。

第一回リポートはこちら!

四日市市にあります

社会福祉法人

青山里会(せいざんりかい)

四日市福祉専門学校

四日市福祉専門学校 は

・介護福祉学科に特化した独自の楽しいカリキュラム

・平日の午前中は授業なしで時間を自由に活用

・講習会や模擬試験など充実した国家試験サポート

などが特徴の学校です。

先生や学生さんの雰囲気がとてもあたたかく今回も和やかな時間を過ごさせてもらいました。

今回ご出演は

四日市福祉専門学校卒業生

介護福祉士

橋本直弥(はしもとなおや)さん

橋本さんは

人の役に立つ仕事がしたいという気持ちがあり

高校の時に学校で青山里会の方に介護の仕事について話を聞いたのがきっかけなんだそうです。

四日市福祉専門学校を卒業し

小山田老人保健施設に就職されて7年目を迎えています。

老人保険施設は

怪我やご病気をされた方がリハビリをして在宅復帰を目指すところで、

橋本さんは

利用者さんの生活に必要な介護をされています。

一番好きな時間は食事の介助の時間。

利用者さんの個性をみられるときなんだとか。

仕事をやめたいと思ったことは一度もないという橋本さん。

働くなかでみつけた橋本さんの「介護の魅力」を伺いました。

それは

感謝されること。

ありがとうと言ってもらえること。

日常的にたくさんのありがとうが溢れる仕事場。

一人一人に寄り添う仕事だからこそ心からありがとうを聞くことができるんですね。

また学校に通ったことが大きな助けになることもあったそうです。

例えば

学校に行きながら施設にアルバイトに行けたので

働いたときのギャップが少なく

すっと現場に入ることができたんだとか。

これは

四日市福祉専門学校の授業時間が午後からということもあり、

実際に橋本さんは

午前中は施設にアルバイト

午後は学校で勉強

このスケジュールで日々を送っていました。

青山里会グループの施設にアルバイトに行きそのまま就職をされたそうです。

青山里会グループの就職先もあるので

就職するときの不安が少ないのも特徴のひとつです。

そしてなにより

学校に通ったことで

自信を持って働くことができた

と教えてくださいました。

人と人との関わりも

専門的なことも多いなか

自信を持って働けるのは

学校で学んだ知識と技術があるからこそ。

介護への道のりには様々な方法があります。

リポートに行かせてもらい

介護の仕事を目指したい方へのサポートが充実している制度が多くあることを知りました。

興味のある方は

こちら

▶︎▶︎ 三重県介護福祉士養成施設協議会

をご覧ください♩♩

また

三重県介護福祉士養成施設協議会が主催する座談会が今年も開催されます。

詳細が決まり次第

リポートでもお伝えします。

お楽しみに。

次回は

10月3日(火)

ユマニテク医療福祉大学校よりお届けします。

松阪市にある日本最初の厄除観音【 岡寺山 継松寺 】

今回のリポートは

「 おかでらさん 」「 岡寺観音 」と呼ばれ親しまれている

松阪市の

【 岡寺山 継松寺 】

(おかでらさんけいしょうじ)

よりリポートをお届けしました。

ご住職

柏木文雄(かしわぎぶんゆう)さんにお話し伺いました。

【 ご本尊様 】

如意輪観音様です。

【 歴史 】

継松寺さんの歴史は

天平15年まで遡ります。

聖武天皇の勅願により

行基菩薩が建てた“ 日本最初の厄除観音 ”です。

当時

奈良の東大寺が建設されているときで

その東大寺が無事に建立することを願って創建されたお寺です。

その後

聖武天皇42歳の厄年のときに

継松寺のご本尊《 如意輪観世音菩薩 》

宮中にお奉りし祈願した後

再びご本尊を岡寺さんに安置したことから

厄除け観音として親しまれるようになりました。

継松寺という名前は

奈良時代に大洪水のために流失した諸堂を再建したと言われる

継松法師の名に因んで付けられたものだそうです。

元々は

松阪市の石津にありましたが

松坂城が築城されたときに

今の場所に移され

それから約400年地域のお寺として親しまれて来ました。

【 境内 】

まずは手水舎でお清めをします。

正面には

香炉堂(こうろどう)があります。

お線香をあげるところです。

本堂の横には昔使われていた中国の想像上の動物の亀の香炉もありました。

階段を上がって本堂で参拝します。

すぐ横には

お守り御朱印をいただく社務所があります。

そこでみつけたお守りを二つご紹介します。

【 厄除け守札 】

古くからお寺に伝わる守札。

金色の小さな札は財布などに入れて常に身につけて、

白いお札は竹串につけたまま、寝室の天井などに張り付けるのだそう。

こちらは

【 韋駄天守 】

カルフルな紐が特徴となっています。

韋駄天という仏教の神様は足が早いことで知られています。

韋駄天にまつわるエピソードで有名なもの。

悪い鬼が仏舎利(お釈迦様の遺骨)を盗んだとき、追いかけて取り戻したという逸話があります。


この話から「韋駄天」が足の速い人の代名詞になりました。
韋駄天にお参りすると

足腰が丈夫になったりスポーツの世界でいい成績を収めたりできると言われています。

その韋駄天が

継松寺にも安置されており、このお守りが誕生しました。

三重松阪マラソンのために作られたものです。

なんとご住職も三重松阪マラソンのランナーなんだとか。

ちなみに本堂横の「役行者」も修験道の開祖として知られていて、

山で修行をしていたことから

お参りすると

足腰が強くななると言われています。

【 年中行事 】

1月1日  新年祈禱会

2月節分  節分星祭祈禱会

2月上旬  二月初午

3月上旬  三月初午(初午大祭)

8月9日  四万六千日会式

継松寺さんの最大の行事といえば

3月上旬に行われる《 初午大祭 》です。

松阪の三大祭りにも数えられていて

二日間にわたって厄除大祈禱会が行われます。

その年に厄年の方が多く参拝に訪れる日です。

また数多くの露天も並び、

厄をはじき去るに因んで竹製の郷土玩具の「猿はじき」などもおみやげ品として親しまれています。

また

おまつりしている観音様にちなんで

5月10月の18日は「 観音市 」が開かれます。

食べ物屋さんなど出店がありお寺が賑わう日です。

他にも

毎月1日と18日は「 ご縁日 」と言い

朝のおつとめや写経の会などが行われています。

【 厄落としご祈祷 】

年中行われています。

1月~3月は予約はいりませんが

4月~12月まではご予約してお出かけください。

詳しくは

▶︎▶︎ HPをご覧ください

【 アクセス 】

三重県松阪市中町1952

駐車場あります

☎️0598-21-0965

自分の心と正面から向かい合ういい時間を過ごすことができました

継松寺さんありがとうございました。