一生に一度しか作れない“赤ちゃん筆”

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今日3/8は、語呂合わせで“散髪の日”。赤ちゃん筆センターが“赤ちゃん&こども「カット」の日”を制定しました!津市で“赤ちゃん筆”のお取り扱いがある『カットハウス オナベ』へ行き、【尾鍋成美さん】にお話しをお伺いしました!

まず赤ちゃん筆とは、生まれてから一度もハサミを入れていない毛先に残った『胎毛(お母さんのお腹の中で赤ちゃんを守る為に生える産毛)』で作られた筆で、赤ちゃんしか持っていないので、一生に一度しか作る事が出来ない筆です。

生まれてから一度も切っていなければ作れるので、生後10ヶ月で作る子もいれば3歳位まで伸ばして切る子もいるそうです!また、一本だけ作るのではなく、おじいちゃんおばあちゃん用など一気に数本作る方もいるんだとか!種類は、紅筆ような小さい物から習字で使うような筆の太さまであるので、必要な長さや毛量は作りたい物やその子の髪の毛の長さや量によって変わってきます!

又、癖毛の子はストレートに作る事も出来ればあえて癖を残して作る事も出来るので、どちらも選べますし特別中の特別になりますよね!(癖毛をストレートにする事は出来ますが、ストレートにカールを付ける事は出来ないのです。)

サンプルを見させて頂いたのですが、とっても綺麗で人間の髪の毛で出来てるとは思えない位筆っぽく、お習字が出来そうな見た目でした!ただ実際使われる方はほぼいないそうで、ディスプレイや思い出として残しておく方が多いようです!

赤ちゃん筆を作っていて嬉しいなと感じる事は、独身のお客様がカットに来て→奥様が出来てブライダルをやる→お子様が生まれて赤ちゃん筆にする→兄弟が出来てまた作る。と言う、家族皆が利用してくれるのがとても嬉しいとの事!お値打ちな物は5,000円〜、最高級な物ですと象牙を入れて400,000円以上になるそうですが、まだ象牙の物は見た事が無いと尾鍋さんが仰っていました!

最近周りでこどもを産む子が多くなってきたので、是非オススメしようと思いました!

【HP】http://cuthouse-onabe.com/