月別アーカイブ: 2021年8月

生活支援団体“鈴鹿フードパントリーブロジェクト”

今日は食糧支援や生活支援を行っている『鈴鹿フードパントリーブロジェクト』についてご紹介しました。【田中美香さんと末松佳子さん】にお話しをお伺いしました!

“鈴鹿フードパントリープロジェクト”は、昨年12月から活動している食糧支援、生活支援などを目的とした団体です。

この活動を始めたキッカケは、コロナ禍で仕事やバイトが減ったりなくなったり、著しく生活環境が変化してしまったあらゆる世代の方を、少しでも皆で支え合えたらという想いで活動を始めました。

昨年12月から不定期ではありますが、フードパントリーという食糧支援、生活支援に加え、生活相談や労働相談も行なっています。

寄付出来る物は、食料品・生活用品どちらも受け付けていて、食料品に関しては賞味期限内のものでお願いしています。支援を待っている方が特に欲しい物、また喜んで貰える物をお聞きしたところ、食料品に関してはレトルトや缶詰類、カップ麺、基本的にすぐに食べれるものだったり、お米や野菜など。生活用品は、洗剤類やトイレットペーパー、ティッシュ、生理用品など、生活に欠かせない物がとても喜ばれているそうです。私達がさほど必要ないかもと思っている物が実際喜ばれたりもするそうです。

学生さんを始め、シングルさん、外国人の方など、老若男女問わずさまざまな方が利用され、バイトや仕事をなくされたり、また体調を崩し働けなくなったり、そういった方が利用されるそうです。

寄付したいなと思った方は、foodpantry.suzuka@gmail.com

までご連絡をお願いします!ご希望の日時・場所まで伺います。フードパントリーは鈴鹿だけでなく、津や四日市でも不定期で開催しています。そういう活動をしている団体が三重にもあるんだということを、これから気にかけてもらえると嬉しいです。

第7回フードパントリーは、白子コミュニティセンターにて、9/4(土)14時〜15時30分に開催!ご来場の際は、エコバッグをご持参下さい。

【Twitter】
@foodpantrySt

【Instagram】
@foodpantry.suzuka.i

【Facebook】
https://www.facebook.com/foodpantry.suzuka/

狭間から共感を。“kyoukan茶”で共感しよう。

今日は四日市市川島町の狭間地区で作られている“kyoukan茶”をご紹介しました。おいしいお茶を飲んでいただいた方と共感したいという思いと、故郷である狭間を別読みして名付けられた“kyoukan茶”。『ハサマ共同製茶組合』の【山中千佳さん】にお話しをお伺いしました!

右:山中千佳さん

ハサマ共同製茶組合は、お茶の栽培から製造まで行う茶農家で、主体は煎茶の製造販売。6年程前から作っている「べにふうき」という品種の紅茶が、現在大変好評中です!「べにふうき」は、「べに」と言うだけあり、紅茶用の品種で香りが良く渋みが強い傾向があります。ウンカと言う害虫が葉っぱを噛むことによって、お茶自体が防衛反応を発出する事で、よりフルーティーな香りのお茶を作り出す事も出来ます。

べにふうきの紅茶とペアリングのお菓子

煎茶と紅茶の畑は土作りや環境作りが全く違うのでそれぞれに合った畑作りをしています。製茶においても、機械で収穫して、機械で製茶していますが、手摘み手揉み製茶のクオリティを目指しています。茶殻を見ましたが、葉っぱの形がそのまま残っていて、茶色が綺麗で色も均等でした。この葉っぱの形を残して製茶をするのはかなり大変だそうです。

お茶出ししてからの茶葉

そしてお紅茶を頂きました。渋味が少なく柔らかい感じで、フルーティーのような甘味のような味がして何か手を加えているのかと思ったら、特別な事はしていなくて、お茶の持つ本来の香りや味わいを引き出してあげるように、お茶の声を聞きながら丁寧に製茶しているそうです。日本の気候風土ならではの日本人に美味しいと思って頂けるお茶を作って行きたいとの事です。

紅茶「べにふうき」

葉っぱの声ってどんな感じで聞こえてくるのか質問たところ、声は聞こえませんがその日の湿度や音や風の具合で茶葉の状態は違います。その茶葉のポテンシャルを一番引き出せるような作り方を、香り、感覚、見た目など五感を使って茶葉の声を聞いています。これは作り手しかわからない感覚なんだとか。

そしてこの“kyoukan茶”が飲める古民家カフェ『kosanji棗(なつめ)』がオープンし、妹・やすほさんが働く予定です。やすほさんが現在勤務している虎三治と言うお店の3店目という形でオープンとなる古民家カフェ。おにぎりと日本茶がメインで、ランチは握りたてのおにぎりと全国から選りすぐり日本茶が付いた定食です。カフェタイムには日本茶とスイーツを用意していて、お父様父と姉・千佳さんが作る“kyoukan茶”もあります。

右:妹・やすほさん

“kyoukan茶”は“kosanji棗”で飲んで頂けて、ネットや地場産三重で購入出来ます。程良い渋味で紅茶を飲み慣れていない方でもストレートで飲んで頂ける美味しい紅茶です。是非、飲んでみて下さい!

【HP】
〈ハサマ共同製茶組合〉
https://kyoukan.biz/


【Instagram】

〈ハサマ共同製茶組合〉@hasama.farm

〈kosanji棗〉@kosanji_natsume

【Facebook】

〈ハサマ共同製茶組合〉https://www.facebook.com/hasamakyoudou/

引き込まれる宇宙玉『伊勢硝子』

今日は伊勢市で“ガラス作品”を作っている『伊勢硝子』の工房へ行って来ました!工房なだけにとても暑く、40度近くあるのでは無いかと言うぐらい暑かったです。【代表 藤原康行さん】にお話しをお伺いしました!

左:内藤さん、真ん中:藤原さん

こちらの工房では、ガラスのペンダントやオブジェ、伊勢・鳥羽のお土産物など、幅広く制作していて、最近ではガラスペン作りにも取り組んでいます。

ペンダントトップ
ブレスレット

ガラスの種類はボロシリケイトガラス(耐熱ガラス)で、ガラス棒・ガラス管・ガラスの粉・金箔・銀箔・オパールなどを使います。ガラスの材質は食器やビーカー、フラスコなどでも使われる耐熱ガラスになります。熱に強いガラスである為、2500℃以上出せる酸素バーナーを使用してガラスを溶かして行きます。

作業中の風景

ガラスを溶かすと柔らかくなり重力に従って動き始めます。放っておくと先端が垂れてしまいますが、ガラス棒を常に一定の速度で回し続けルと垂れる事無く先端が球状になっていきます。この透明の球状がペンダントのベースとなり、この球に色々な模様を付け足して行く事でペンダントにして行きます。

ガラスでバーナーで溶かして形を作っている様子

模様もガラスで作っていて、デザインによって技法があり一概には言えませんが、まず模様の元になる材料を作りそれらを溶かして合体させながら完成形の模様に変えていきます。他にも小さなガラスの点を並べて模様を作ったり、ガラス球にガラス棒で線をひいたりなどこれも本当に多くの技法があります。

完成までに5分で作れるものから一週間以上かかるものまでありますが、何を作るにも「デザインの検討」「作業工程の検討」「反復練習」を行っていて、一つ一つに愛情を込めて作っています。

ガラスを熱した後、膨らましている様子

伊勢硝子の作品の魅力は、「作品に作り手の感情がこもっている事」。自分の精神状態が影響して作品に表れているように感じる。なので、作品に込められたメッセージを読み取って見て頂けると作品の面白さが見えて来るのではないかと仰っていました。

こちらの置物もガラスで出来ています

体験教室もあり、宇宙をイメージした宇宙玉の体験教室で、小学5年生から体験出来ます。三重県在住の方は8/31㈫までは平日30%、土日は20%引きの割引クーポンキャンペーンを行っているので夏休みに是非遊びに行ってみてください。

そして、8/24㈫〜31㈫はイオン津南店で出店されます!

リポートが終わった瞬間にどなたかがInstagramをフォローして下さったようで、お二人ともとても喜ばれていました!イオン津南店での出店の際も、一声掛けて頂くととても喜ばれると思いますので、是非私のように作品に惹き込まれに行って頂きたいです!

場所:伊勢硝子
住所:伊勢市小俣町元町564
電話番号:0800-200-5133
営業時間:10:00〜18:00

【Twitter】
https://twitter.com/iseglass?s=09

【Instagram】
https://instagram.com/iseglass?utm_medium=copy_link 

【Facebook】
https://www.facebook.com/iseglass0/

【HP】
https://iseglass.shopinfo.jp/