月別アーカイブ: 2021年10月

食を通して人と人との素敵な繋がり『亀山こども食堂』

今回は、亀山市でこども食堂を主催している『亀山こども食堂』【岡田香さん】にお話をお伺いしました。

毎月届く無農薬の野菜

『亀山こども食堂』は、お弁当を作ってお渡ししたり、フードパントリーを行っているボランティア団体。 岡田さんは10年前からこう言った活動がやりたいと思っていたのと、教室を開く程のお料理好き。周りのお仲間も同じ思いを持っている方が多く、一緒に活動されています。コロナ禍前は岡田さん方が作ったご飯を皆で一緒に楽しく食べていましたが、このような状況になってからは、お弁当の配布にシフトチェンジされました。

お弁当を詰めている様子

コロナ禍になってから利用される方が増え、特に海外の方が多くなったそうです。また、今のスタッフだけでは手一杯の為、小学校区ごとにあれば、もっとたくさんの方に利用して頂けるのではないかと考えています。ただ、スタッフの人数が少ない為、こうような活動をしたい方や、スタッフの核(中心)になる人材が欲しいそうです。

食材の仕分けをしている様子

活動をやりたい方の中には、実際にどのような雰囲気なのかなどを、見学に来られる方もいらっしゃるようです。

提供して頂いた食材を手渡ししている様子

また、なかなか貧困に対して周囲からの理解を得る事が難しいようで、『本当に貧困の人なんだろうか?』など、心無い事を仰られる方もいらっしゃるそうです。パッと見では貧困と分からない方が多いので、それによって貧困が理解されない場合もあり、言い出せなくて孤立する事もあります。周りの人々の配慮が必要だと思うと仰っていました。

ちらし寿司弁当

逆に嬉しいかった事は、先月ご支援で餅米を頂いた為、おはぎのレシピを添えてあんこやきなこなどと共にスタッフの方がお持ちしたそうなんです。それで、支援物資を頂いた方がおはぎ作りに挑戦したところ、近所の方に「どこで買ったん?」と言われたのよ!と、とても嬉しそうにお話下さいました。その上、おはぎ作りに挑戦させてもらえてありがとうとも言われました。

お米を仕分けしている様子

月1回開催される『こども食堂』。来月は、

日時:11月14日㈰

時間:12:00〜13:00

場所:亀山総合保健福祉センター

   あいあい2階栄養管理指導室

他の地域でも『こども食堂』がありますので、詳しくは「三重こども食堂 ネットワーク」で検索してみてください。

【ネットワーク こども食堂】http://kodomoshokudou-network.com

またこう言った活動にご興味がある方は、こちらまでご連絡お願い致します↓

TEL:080-6813-4088

『メナード青山リゾートのハーブガーデン』「セージ」が見頃を迎えています

今日は、久し振りの現地リポート!『メナード青山リゾート』へ行って来ました。一昨日17日㈰から営業再開になり、ハーブーガーデンでは、とても綺麗に「セージ」が咲いています。【レストランマネージャー 竹口 崇さん】にお話しをお伺いしました。

フロント前にて、竹口崇様

『メナード青山リゾート』は、津市と伊賀市の間に位置する総合リゾート施設。 宿泊施設、和食・洋食などのグルメ施設、天然温泉など、様々な施設でおもてなししています。

パイナップルセージ:葉っぱを擦るとパイナップル(甘い)香りがします

現在、メナード青山リゾート内のハーブガーデンでは「セージ」という種類のハーブが見頃を迎えています。他のハーブとは異なり、多種多様な色合いが楽しめるセージ。赤、青、ピンク、紫など、色とりどりの花が丘一面に咲き誇っています。今まさに見頃を迎え、秋の深まりとともに、色づきを増す美しい風景がお楽しみ頂けます。 セージにダイブしたくなるぐらい、フカフカで咲いている本数も多く色鮮で綺麗です。

メキシカンセージ:葉っぱを擦るとスパイシーな香りがします

更にこの季節限定のオススメメニューが、ハーブガーデン内のカフェ「ルッコラ」で販売されています。その中で竹口さんのいち押しが、「セージとレモンバーベナのオリジナルハーブティー」!今年から新登場のいち押しドリンクです!お湯を入れた時から既にセージの香りがして、飲んでみたらセージの風味の後にレモンの香りと風味がフワッと来て、とても飲みやすいスッキリとしたお味でした。お口の中に広がる美味しさです。

セージの葉っぱ

また、セージだけではなくマリーゴールドやコスモスもとても綺麗に咲いていました。

マリーゴールド
コスモス

セージは、11 月末まで綺麗にご覧いただけます。

場所:伊賀市のメナード青山リゾート内のハーブガーデン

住所:三重県伊賀市霧生2356

営業時間: 9 時〜 17 時、定休日無し

料金:大人  1,く100 円、小学生以下 無料

お問合せ先:『メナード青山リゾート』      予約センター ⇒ 0595-54-1326

※メナード青山リゾートのホームページで開花状況がご覧いただけます。

ゴルフを広めたい!まずは“スナッグゴルフ”からチャレンジ!

今日は、先日いなべ市の『涼仙ゴルフ倶楽部』で開催された“スナッグゴルフ教室”についてご紹介。【副支配人 城野保博さん】にお話しをお伺いしました。

SNAG GOLF(スナッグゴルフ)は、Starting New At Golf(ゴルフを始めるために)の略で、始めるためのキッカケとなるスポーツです。初心者を始め老若男女世代を問わず楽しめるもので、本来のゴルフより気軽に始めて頂けます。

今回初開催だった“スナッグゴルフ教室”、開催しようと思ったキッカケは、スナッグゴルフを通じて、子供達の健全な育成、地域社会の健康・交流が出来る事、世代関係なく楽しめる生涯のスポーツとして、また、三重県はゴルフ場が多い環境下でもあるので、地域の皆様が子供の頃から一番身近に感じて頂く事で、ゴルフの普及に貢献したいと思いで開催に至りました。

具体的な内容は、いなべ市内の小学1~6年生30名を対象に無料で参加して頂けるイベントで、初めてクラブを手にする子達も女子プロに優しく指導して頂き、最後はゴルフ場の一部のコースを回ってよりゴルフを楽しんで頂こうと言う内容でした。

日本女子プロゴルフ協会より2名お越し頂き、ご指導をして頂きました。始めて経験する子がほとんどでしたが、皆すごく楽しそうにしていて、ご指導いただいたプロのおかげだと感じたそうです。

コロナ禍ではありましたが、このイベントへの開催をすごく喜んでくださり、来年以降の開催を楽しみしているとのお声を頂いたそうで、かなり反響があったそうです。

今後は年1回、夏休みに開催していく予定だそうです。約1年後にはなりますが楽しみですね!

スナッグゴルフを通して伝えたい事、「皆で自然の中でゴルフと言うスポーツを楽しむ事、子供達がゴルフをやるキッカケとなり、ゴルフに興味を持って貰いたい。」と言う事です!

場所:涼仙ゴルフ倶楽部

住所:いなべ市員弁町東一色2796

電話番号:0594-74-5110

営業時間:火〜土 9:00〜18:00

定休日:月曜日 

【Twitter】@ryosengolf

【Instagram】@ryosengolfclub5110

【Facebook】涼仙ゴルフ倶楽部https://www.facebook.com/RyosenGolfClub/

【HP】

http://www.ryosengolf.co.jp/sp/

1人の1000歩より1000人の1歩『ビーチクリーン』で良い環境へ

今日は、楽しく環境活動に取り組んでいる団体『地球と遊ぼう』をご紹介。【松井麻起子さん・廣江光代さん】にお話しをお伺いしました!

廣江さんが海辺で拾った貝殻などをアクセサリーへ

『地球と遊ぼう』は、地球に優しいライフスタイルを実践するお母さん達の集まりで、月に一度のビーチクリーンと、秋と冬の焚き火の時に集まります。ビーチクリーンに関しては、市の許可をもらって毎月第一土曜か日曜にやっています。

海辺で拾ったゴミ達

気候変動を知って、「今すぐ行動しなければ。」と思いつつも1人では何からしたらいいか分からなかったので、まず実践している人と繋がりたかったのと、たくさんの人と一緒に楽しく環境活動がしたいと思い、そこで思いついたのが“ビーチクリーン”でした。

海辺で拾ったゴミ達part2

松井さんは初めて海岸を見た際に「何でこんな所にこんなゴミを捨てるんだろう…。」と、目の前に見えている砂浜にしか意識が行ってなかったそうです。ですが、海外の言葉が書かれたゴミを見つけた時に「ここにあるゴミって、ここに捨てられただけじゃなくて、どこかから流れ着いた物もたくさんあるんだ」と言う事を知り、「世界って海で繋がってるんだ。」と、意識がフワーッと広がったそうです。あとは、海辺でしか見ない可愛い植物や魚達に出逢ったり、可愛い石や貝殻を拾うのも楽しく、環境の事を勉強するキッカケになり、普段の買い物の仕方も変わったし、子どもや孫達の為にも、そして、ちょうど今脱出シーズンのウミガメの赤ちゃんの為にも砂浜を綺麗にしたいという気持ちが出て来たそうです。

海辺で拾った貝殻達

廣江さんご家族は、3人のお子様と“ビーチクリーン”に参加しています。子供達にとって「海=ゴミ拾いの場所」というイメージにはなって欲しくないので、廣江さんはゴミ拾いをするけれど、子供達はゴミ拾いをしたければすれば良い。というスタンスで考えておられます。子供たちは貝拾いをしたり、波と遊んだり、海で楽しく過ごして欲しいと思っていますが、大人の背中を見て気になるゴミがあれば拾ったりしています。

拾ったコウイカの骨をアレンジ!

元々、廣江さんも環境問題に関心がありました。子供達とプラスチック問題の絵本を読んでいて、現状は私が思っていたよりも酷い事を知りました。当時、ペンギンが大好きだった息子さんも「人間が出したゴミのせいで大好きなペンギンが苦しんでいる」と知り、とても悲しんでいたそうです。自分達に出来る事は何かを考えた時に思い付いた事の1つがビーチクリーンでした。最初は私と子供達でビーチクリーンをしていましたが、松井さんを始め、今の仲間と活動するようになり、世界が広がり、とても楽しいそうです。

アクセサリー:廣江さん作

ビーチクリーンを通して皆さんに伝えたい事は、環境のためとかボランティアとかそういう風に考えてしまうと1歩を踏み出せないかもしれませんが、ゴミ拾いはゴミ袋とトングがあれば近所のお散歩がてらでも気軽にできます。道端に落ちているゴミも、行き着く先は海だったりするので、ビーチまで行かなくても結果的にビーチクリーンしている事になると思います。やってみると楽しいので興味がある方は是非やってみて下さい。との事でした。

次回のビーチクリーンは、11月7日㈰9:30〜、伊勢市東大淀海岸で行われます。 ゴミ袋は準備して下さるので、トングとドリンクを持って是非参加してみてください!詳しくは、TEL:080-3641-6511(松井さん宛)までお願いします。

今月2日に開催されたビーチクリーンの様子