日別アーカイブ: 2022年1月25日

ご夫婦の共同作業で作られる“デザイン下駄”(TARD)

今日は、「三重グッドデザイン選定商品」

にも選ばれている“デザイン下駄”を

製造販売している大紀町の『TARD』へ

行って来ました。

下駄の魅力について【代表 田所直様】に

お話しをお伺いしました。

田所直 様

元々東京に住んでいて、大紀町に移住を

された田所夫婦。下駄を作り始めた

キッカケは、まず直さんが木に興味があり

自然や木に関わる仕事がしたいと言う思いが

ありました。大紀町に来てから木材店で

働き始め、そのうちに自分で商品を

作りたいと思い始めました。

そんな時、隣近所の方が下駄を履いて

散歩をしている所を奥様が目撃し、

その下駄を真似して作ってみた所、可愛く

出来上がり、直さんは下駄、元々アフリカ

生地で服飾雑貨を作っていた奥様が鼻緒を

作る事に。夫婦での共同作業が始まりました!

移住先を三重県大紀町にした理由は、

全国色々な場所へ行くのが好きでいくつか

回った中で色々な面で三重県大紀町が

良かったのと、大台町に友人がいる事もあり

思い切って移住を決めました。

アフリカ生地

“オリジナル下駄”を作る際のこだわりは、

・地元三重県の木を使っている。

・板の下の歯の部分も全て一つの木から

 削り出している。

・前後が均一な厚みで、

 美しく見えるシルエット。

・普段使いが出来るようなデザイン。

・コンクリートやアスファルトを歩いても

 擦れないように作っている。

照葉樹林の広葉樹を使用する事によって、

↑の様な作りが出来るそうです。

また、奥様担当の鼻緒がとても可愛いんです。

鼻緒の種類(一部)

カラフルな生地が多く、お客様に楽しんで

頂けるように100種類程の生地があります。

また、1日中履いていても指が痛くならない

ように工夫をされていたり、下駄と鼻緒を

一緒の場所で作れる所は珍しいそうです。

一本歯

田所さんご夫婦の愛の詰まった下駄、

そして、下駄のデザイン(一本歯・二枚歯、

生地の種類)もご自身で決められる。

二枚歯

この“オリジナル下駄”が購入出来る場所は、

道の駅『奥伊勢木つつ木館』と

2月26日㈯27日㈰に近鉄四日市駅で

出店します。新型コロナの感染対策を

しっかりして、TARDのデザイン下駄に

会いに行って見てください。

作業場

場所:TARD

住所:度会郡大紀町野原64-4

電話番号:090-6112-6880

【HP】

https://tardmie.wixsite.com/tard