今日は新緑がすがすがしい
津市垂水千歳山の
【石水博物館】
へ行ってきました♪♪
写真は19時くらい♪ナイトミュージアムの雰囲気ですね(*´ω`*)
豊かな緑の香りと光に包まれて森林浴ができる場所♪♪
深呼吸が気持ちいいです♪♪
さて…
石水博物館は、
陶芸家として有名な川喜田半泥子ゆかりの博物館☆
現在開催されているのが
館蔵品展『石水博物館の茶道具~利休から半泥子まで~』
石水博物館 広報 田中 忍さんに
展覧会の魅力や半泥子の人柄など
いろーーーんな話をたっぷり聞かせていただきました♪ヽ(´▽`)/
今回の展覧会は
石水博物館が所蔵するバラエティー豊かな茶道具を
楽しんでいただこう!と開かれているもの♪
伊勢商人である川喜田家の当主は
代々「茶の湯」を学び、
茶道具を蒐集(しゅうしゅう)してきたそうです☆
半泥子も自ずとその世界に惹かれ、
自らの手で茶陶の制作も始めたんです!
今回の展覧会では、
半泥子の作品に与えた影響なども
感じ取ることができます(*‘ω‘ *)
お茶のお稽古をされてきた、代々の川喜田家の当主は
12代「夏蔭(なつかげ)」という人から
16代「半泥子」に至るまで
京都の表千家の先生について
とても熱心に勉強していたそうです!
その証拠がコチラ↓↓↓
赤い字で書き込みがしてあるんです!!
重要ポイントには赤線を引こう♪のアレみたいな(笑)
赤線どころか、矢印とかしっかりポイントが書き込んでありました(゚д゚)!
上の写真は、6人の職人さんによる合作の茶箱☆
「千家十職(せんけじゅっしょく)」と呼ばれる
表千家、裏千家などのお家元好みの茶道具を手がけている
京都の職人さん達とも、
当時直接交流を持っていたことから
特注品を作ってもらっていたんだそうです!
貴重なものですし、保存状態もとてもいいので、
すごくキレイ… 美しいです( *´艸`)
こちらは一際目を引かれる、桃山時代に作られた名品!
利休が作ったと伝わる竹花入の「音曲(おんぎょく)」
津の藩主・藤堂家に伝来したもので、
半泥子の祖父・川喜田石水がいただいたものです☆
近づいて見てみると… 分かりますか?
波のような川のような模様の中に
亀?鳥?なにか生き物が描かれているんですが、
とても繊細でジィ~~~っと見入ってしまいました(*’▽’)
上の写真の右側は、古伊賀水指の「鬼の首」
これは半泥子が惚れ込んで入手したもので、
今では三重県の指定文化財になっています!!
この堂々とした佇まいの水指をお手本にして
半泥子さんが作った水指が左側の水指☆
なかなか個性的ヾ(≧▽≦)ノ
他にも名品へのオマージュを込めて作った作品が
並べて展示されていてとてもおもしろいんです♪
似ているポイントもありますが、
半泥子さんの個性やオリジナリティーも炸裂☆
写しだけではなく、リスペクトや遊び心など
いろんな創意工夫が込められているんだろうな~と思いました(^o^)丿
たくさんの作品を拝見して…
ご先祖が蒐集したり、半泥子さんが入手した茶道具の特徴が
いろんな部分で半泥子さんの作品に
見事にうまく取り入れられているのを実感できました♪
正直、私は茶道具についての深い知識はありませんが、
私のようにお茶や茶道具に詳しくないという方も
お茶のお稽古をされている方も、
いろんな楽しみ方を見つけることができる展覧会♪♪
1度と言わず、何度も見ることで
いろんな発見があると思いますヾ(≧▽≦)ノ
ぜひ足を運んでみてください!!
夜の石水博物館☆美しいですね♪(*’▽’)
館蔵品展『石水博物館の茶道具~利休から半泥子まで~』は
6月25日(日)まで開催されています☆
5月7日(日)・6月20日(火)には
ギャラリートークもありますよ♪(各日14時から)
ギャラリートークは
参加費は無料ですが、当日入館料が必要です!
申し込みは不要ですが、当日14時までに石水博物館受付へ♪
公益財団法人【石水博物館】
場所:津市垂水3032-18
開館時間:10時~17時(入館は16時30分)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:一般 500円、学生 300円
TEL:059-227-5677
ホームぺージ→ http://www.sekisui-museum.or.jp/