日別アーカイブ: 2017年5月3日

館蔵品展『石水博物館の茶道具~利休から半泥子まで~』6/25(日)まで開催♪♪

今日は新緑がすがすがしい

津市垂水千歳山の

【石水博物館】

へ行ってきました♪♪

写真は19時くらい♪ナイトミュージアムの雰囲気ですね(*´ω`*)

豊かな緑の香りと光に包まれて森林浴ができる場所♪♪

深呼吸が気持ちいいです♪♪

 

さて…

石水博物館は、

陶芸家として有名な川喜田半泥子ゆかりの博物館☆

現在開催されているのが

館蔵品展『石水博物館の茶道具~利休から半泥子まで~』

石水博物館 広報 田中 忍さん

展覧会の魅力や半泥子の人柄など

いろーーーんな話をたっぷり聞かせていただきました♪ヽ(´▽`)/

 

今回の展覧会は

石水博物館が所蔵するバラエティー豊かな茶道具を

楽しんでいただこう!と開かれているもの♪

伊勢商人である川喜田家の当主は

代々「茶の湯」を学び、

茶道具を蒐集(しゅうしゅう)してきたそうです☆

半泥子も自ずとその世界に惹かれ、

自らの手で茶陶の制作も始めたんです!

今回の展覧会では、

半泥子の作品に与えた影響なども

感じ取ることができます(*‘ω‘ *)

お茶のお稽古をされてきた、代々の川喜田家の当主は

12代「夏蔭(なつかげ)」という人から

16代「半泥子」に至るまで

京都の表千家の先生について

とても熱心に勉強していたそうです!

その証拠がコチラ↓↓↓

赤い字で書き込みがしてあるんです!!

重要ポイントには赤線を引こう♪のアレみたいな(笑)

赤線どころか、矢印とかしっかりポイントが書き込んでありました(゚д゚)!

上の写真は、6人の職人さんによる合作の茶箱☆

「千家十職(せんけじゅっしょく)」と呼ばれる

表千家、裏千家などのお家元好みの茶道具を手がけている

京都の職人さん達とも、

当時直接交流を持っていたことから

特注品を作ってもらっていたんだそうです!

貴重なものですし、保存状態もとてもいいので、

すごくキレイ… 美しいです( *´艸`)

こちらは一際目を引かれる、桃山時代に作られた名品!

利休が作ったと伝わる竹花入の「音曲(おんぎょく)」

津の藩主・藤堂家に伝来したもので、

半泥子の祖父・川喜田石水がいただいたものです☆

近づいて見てみると… 分かりますか?

波のような川のような模様の中に

亀?鳥?なにか生き物が描かれているんですが、

とても繊細でジィ~~~っと見入ってしまいました(*’▽’)

上の写真の右側は、古伊賀水指の「鬼の首」

これは半泥子が惚れ込んで入手したもので、

今では三重県の指定文化財になっています!!

この堂々とした佇まいの水指をお手本にして

半泥子さんが作った水指が左側の水指☆

なかなか個性的ヾ(≧▽≦)ノ

他にも名品へのオマージュを込めて作った作品が

並べて展示されていてとてもおもしろいんです♪

似ているポイントもありますが、

半泥子さんの個性やオリジナリティーも炸裂☆

写しだけではなく、リスペクトや遊び心など

いろんな創意工夫が込められているんだろうな~と思いました(^o^)丿

たくさんの作品を拝見して…

ご先祖が蒐集したり、半泥子さんが入手した茶道具の特徴が

いろんな部分で半泥子さんの作品に

見事にうまく取り入れられているのを実感できました♪

正直、私は茶道具についての深い知識はありませんが、

私のようにお茶や茶道具に詳しくないという方も

お茶のお稽古をされている方も、

いろんな楽しみ方を見つけることができる展覧会♪♪

1度と言わず、何度も見ることで

いろんな発見があると思いますヾ(≧▽≦)ノ

ぜひ足を運んでみてください!!

夜の石水博物館☆美しいですね♪(*’▽’)

 

館蔵品展『石水博物館の茶道具~利休から半泥子まで~』は

6月25日(日)まで開催されています☆

5月7日(日)・6月20日(火)には

ギャラリートークもありますよ♪(各日14時から)

ギャラリートークは

参加費は無料ですが、当日入館料が必要です!

申し込みは不要ですが、当日14時までに石水博物館受付へ♪

 

公益財団法人【石水博物館】

場所:津市垂水3032-18

開館時間:10時~17時(入館は16時30分)

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)

入館料:一般 500円、学生 300円

TEL:059-227-5677

ホームぺージ→ http://www.sekisui-museum.or.jp/