みなさんこんちには♪山中ちさです♪
今回は津市大谷町にあります県立美術館に行ってきました
開館40周年記念「宇田荻邨(うだてきそん)展」ご紹介しました
お話は学芸員の道田美貴さんです
宇田荻邨は明治29年現在の松阪市に生まれ、19歳で上洛し京都画壇を代表する日本画家として輝かしい業績を残しました
流麗な線と明るく爽やかな色彩で描き出される格調高い四季折々の京洛風景は人々の心を魅了し高く評価されています
荻邨の魅了は京都の良さを引き出せるところ。実際に足を運んでみる京都よりも京都らしさを感じられるといいます
また地元を大切に想う気持ちから、荻邨が母校(松阪市立第一小学校)に寄贈した作品や、松阪の偉人「本居宣長(もとおりのりなが)」を描いた作品など、松阪との繋がりを感じる作品も展示されています
他にも、写生帖や下絵など珍しいものもあります
人に見せる為に書いたものではない写生帖や下絵は、荻邨のこだわりや考え方を垣間見れるかもしれません
(↑下絵の右横に小さく写真で撮影した実際の完成作品も見ることができます)
65年に及ぶ荻邨の画業を一堂に紹介する貴重な機会です
40年ぶりとなる宇田荻邨の大規模な回顧展に足を運んでみてはいかがでしょうか
「宇田荻邨展」
4月23〜6月19(日)
9時30〜17時
5月22で作品の展示入れ替えがあります(5作品)
どれも代表作となりますので前期後期とお楽しみください