未利用魚や低利用魚を使ったドレッシングの販売開始!相可高校調理クラブ♪

みなさんこんにちは♪山中ちさです♪
 
今回は多気町にあります相可高校にお邪魔しました!


 
特別な魚を使ってドレッシングを作ったということで、どんなドレッシングなのかご紹介頂きました
 
調理クラブ2年宇井真優さん(中央)、調理クラブ西岡先生(右)です


 

調理クラブについて

相可高校調理クラブのみなさんが活躍する場といえば多気町五桂にある研修施設「まごの店」が有名ですよね!

調理クラブは一般的な部活と同様に、平日は基礎練習や週末の仕込み、週末はまごの店の調理や運営などをしています
 

未利用魚や低利用魚

今回は今年1月に販売が始まった未利用魚や低利用魚を使ったドレッシングをご紹介頂きました
 
「未利用魚」や「低利用魚」聞き慣れない言葉かもしれません
 
漁獲量(少ないor獲れすぎ)や、手間がかかる(コストに見合わないサイズ、トゲ、ヒレに毒など)、知名度や知識がない(知られていない魚・さばく知識がない)等々の理由を持つ魚です

例えば…アイゴやブダイなどがあります

ドレッシング作りのきっかけ

コロナ禍で行き場を失った魚をどうにか利用できないか…というのがスタート(4年ほど前)

地元漁師さんから話を聞く中であまり知られていない利用されていない「未利用魚」という存在を知る

どうにか活用魚にできないか

未利用魚を活用することで海の生態系のバランスを保ち、海を豊かにしたい

辻精油さんや伊勢すえよしの料理長である田中佑さんの協力のもとドレッシング作りが始まる

今回のドレッシングには加工しにくいサイズの鯵(低利用魚)を使用
 
鯵節にして使われていますが、鯵節の骨や頭などの硬い部分が口に残ったりしてしまうことが一番の問題点としてみなさん苦労されたそうです
 

鯵わいドレッシング

鯵わいドレッシングは鯵の旨み、黒ニンニクの甘み、柑橘の橙の香りを味わえ、一度食べるとやみつきになる、これまでになかったお魚のドレッシング(フレンチ)です
 
お魚のドレッシングはまだあまりないという点と一般家庭でも手に取りやすいという点に注目しドレッシングで活用しようとなったそうです
 
1番合うのが「生のトマト」

パスタや揚げ物にも合うとのことでお試しあれ
 
私は1番合うというトマトで頂きました


 
新鮮なトマトに、酸味のあるフレンチドレッシングの柑橘系の香りや後味に感じる出汁の風味がとってもおいしかったです
 
魚を使ったフレンチドレッシング?生野菜にあうの?など思う方いらっしゃるかと思います…騙されたと思って食べてみてください♪


 
活用しきれていないお魚「未利用魚」1トン流通プロジェクトとして調理クラブの皆さんと県内企業さんが協力し完成したドレッシング「鯵わいドレッシング」
 
このプロジェクトに関わる皆さんの目標は「三重県の食の現場の課題を解決していき、食材を良い形で循環させていくこと!」

今後の活躍に期待します♪
 
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