日別アーカイブ: 2016年3月11日

四日市市防災教育センター企画展「阪神淡路大震災・東日本大震災を中心とした災害パネル展」

2016.03.11(金)MIEリポート

防災特別番組「備える!逃げる!」

四日市市防災教育センター

「阪神淡路大震災 東日本大震災を

中心とした災害パネル展」

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3.11から5年目となった今日、

レディオキューブFM三重では

防災特別番組「備える!逃げる!」が放送され

 

私は「四日市市防災教育センター」に

おじゃましてきました

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四日市市防災教育センター」は

防災に関する知識や、災害が起こったときに

どう行動すればいいかなどを

楽しみながら体験できる施設です

 

コチラでは今、

企画展阪神淡路大震災 東日本大震災を

中心とした災害パネル展

開催されているということで

 

四日市市防災教育センター

センター長 稲葉 博道さんにお話を伺ってきました!

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「阪神淡路大震災 東日本大震災を

中心とした災害パネル展」

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毎年この時期に行われる企画展

 

 

東日本大震災からちょうど5年。

18,000人以上の方がお亡くなりになりました。

大半が津波によるものです

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ー大量のガソリンで溢れている宮城県仙台市の工場ー

<四日市市はコンビナートの災害に

対応できる技術を持っている為、

服の静電気だけで大爆発を起こすような危険な現場を

担当していました>

 

 

平成7年阪神淡路大震災

6,000人以上の方がお亡くなりになり

5,000人以上の方が建物の下敷きになっています

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<とても多かった事例。写真には、家の一階が潰れ

下敷きになっている人の足が見えています>

 

 

昭和31年の「伊勢湾台風では

5,000人以上の方が犠牲になり

四日市市、川越、朝日町は、

この伊勢湾台風の被災地となりました

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地震・台風等の被害は、多くの人の命を犠牲にします

 

記憶の風化が懸念される今、私達には

経験と教訓を後世に伝える義務があります

 

災害は防げませんが、被害や、悲しい想いを

最大限減らすことができるのではないでしょうか

 

四日市市防災教育センターでは

追悼の意味も込めて「自助・共助・公助」を

忘れないように、パネル展を毎年行われています

 

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企画展では、「阪神淡路大震災」の写真

「東日本大震災」では写真だけでなく映像でも

被害の様子をご覧いただくことができます

 

さらに古い記録、1923年に起こった

「関東大震災」の絵が展示されていました

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とても貴重なものばかりで、「鳥瞰図」「押絵」

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「関東大震災」の写真など

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安政江戸地震(1855年)の被害を伝えた

「安政見聞誌」をはじめ、

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10,000人にのぼる死者がでたという

大地震の火災の記録、被害等の状況、

町民の暮らしぶりなどが分かります

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時代によって災害の資料は残り方が違いますが

絵で見ると、なぜかリアルで

当時の悲惨な状況が伝わってきます

 

実際に火事の現場を見ている稲葉さんも

火の勢いや怖さなど

すごくよく描かれているとおっしゃられていました

 

パネルを通して、過去の震災を振り返ってみると

地震によって、人が倒れ、火災が起きて

大惨事になっているのが分かります

 

この資料は、後世に残す為に

残されたものなんでしょう。

 

 

ー「天災は忘れた頃にやってくる」ー

常に、準備と心構えを怠らないことが大切です

 

「災害はいつの時代でも来る」と言う認識を

少しでも持つことによって

多くの人々が助かるかも知れません

 

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四日市市防災教育センター

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防災意識をYES,NOのクイズ方式で診断して

アドバイスをしてくれる「防災意識度クイズ」

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公衆電話からの119番通報体験

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「今は携帯電話からも掛けられますよ」と稲葉さん

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状況をちゃんと伝えられるようにしましょう!

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ー消火器で消火する訓練ー

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この日は、ベトナムとスリランカの方

14人が、防災の外国人研修を受けていました!

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火に近づけすぎると消えず、逆に危なくなります

適度な距離から、的確な場所にあてる必要があります

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ー煙避難体験ー

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毒性のない人工的な煙を発生させて

火災時の煙避難を体験するものです

 

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「火災が発生しました!」

本来は火災の状況を再現するため暗くするのですが

今回は撮影の為、特別に電気をつけての体験です

 

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発生した煙やガス(二酸化炭素やその他有毒ガス)は

上方へ移動する傾向がありますので

それらのガスを吸わない 様にするため姿勢低くします

 

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ハンカチなどで鼻と口を覆って低姿勢で進みます

 

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部屋が明るくても、煙で前にいる稲葉さんが見えません

実際のように部屋が暗いと本当に全く何も見えません

壁なのかドアなのか、ドアノブさえどこにあるのか、、

 

なので、ご自宅、会社、旅行先のホテルなどの

避難経路は必ず把握しておく必要があります

 

 

火災によって命を落とす大きな要因は3つ

①有毒ガス派生による中毒

②すすによる窒息

③やけど

③のやけどは特に命を落とす要因です

 

 

他にも、防火・防災・応急手当に関する

DVDが視聴できるスペースもあります!

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<四日市市北消防署 堀田さん>

 

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企画展「阪神淡路大震災・東日本大震災を

中心とした災害パネル展」

開催:~3月末まで

場所:四日市市防災教育センター

入館:無料

 

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11日、12日に展示の「安政見聞誌」など

博物館でしか触れないような貴重な資料は全て

 

三重県四日市地域防災総合事務所

盆野 行輝さんの個人の持ち物!

特別にご協力をいただいての展示です!

詳しい説明もしていただけますので

12日お越しの方は、ぜひお話を聞いてみてください!

 

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四日市市消防教育センター

〒510-8014

三重県四日市市富田2丁目4-15

HP http://www.city.yokkaichi.mie.jp/syoubou/information/exhibition_room.html

 

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