三重県庁より「新型コロナウイルス感染症について」

2020-02-28(金)Weekend Parette・Weekendリポート

全国で感染が広がっている

「新型コロナウイルス」。

 

安倍総理大臣は

政府の新型コロナウイルス対策本部で

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全国の小中学校、高校などに対して、来月3月2日から春休みまで、臨時休校するよう要請すると発表されました。

 

様々な情報が流れていますが、「新型コロナウイルス感染症」に対して、どう対応していけばいいのでしょうか。

 

 

 

 

今回は「三重県庁」におじゃまして

 

三重県医療保険部

新型コロナウイルス感染症対策チーム

感染症対策グループ

 

技師(保健師)

後藤 唯子さんにお話を伺ってきました。




新種のコロナウイルスが原因と考えられている新型コロナウイルス感染症は、実際にかかるとどんな症状がありますか?

今までに人に感染をおこすコロナウイルスは6種類あることがわかっています。SARSやMARSも同じコロナウイルスが原因です。

 

今回は6種類以外の新種のコロナウイルスが原因と考えられており、症状はのどの痛み、一週間前後の長引く咳や倦怠感を訴える人が多いと言われています。

 

 

 

新型コロナウイルスは、どのように感染するのでしょうか。

飛沫感染と接触感染が考えられます。飛沫感染は感染者のくしゃみや咳、ツバなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人が口や鼻から吸い込み感染します。

 

接触感染は、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れると、その物を介して他の人の手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。

 

 

感染しないためにはどうしたら良いですか?

まずは手洗いやアルコールによる手指消毒が大切です。外出先から帰宅した時や調理前後、食事前後はこまめに手を洗いましょう。

 

また、咳などの症状がある時は咳エチケットを守りましょう。咳エチケットは他の人に感染させないために咳やくしゃみをする時はマスクやハンカチ、袖、肘の内側などで口や鼻を押さえ周囲にウイルスを撒き散らさないようにします。

 

 

感染が心配な場合はどうすれば良いですか?

各保健所の帰国者・接触者相談センターで相談を受けており、新型コロナウイルス感染症を疑う場合は専門の医療機関を紹介しています。「風邪の症状や37.5ドル以上の発熱がある場合」や「強いだるさや息苦しさが続く場合」はご相談ください。

 

また高齢者や糖尿病、心不全、呼吸器疾患などの基礎疾患がある方はこのような状態が2日以上続けばお住まいの地域の帰国者・接触者相談センターにご相談ください。

 

 

最後に。。。

感染症対策としては、インフルエンザなどと同じよう、正しい手洗いや咳エチケット等の徹底が大切ですね。

 

その他、詳細な情報は三重県ホームページでご確認ください。

三重県HP(新型コロナウイルス感染症について)