2021-04-01(木)ゲツモク・MIEリポート

2021年2月4日、伊賀市では 4箇所の建造物
「上野市駅舎」「桑町跨線橋」
「小田第二暗渠」「小田拱橋」
が国登録有形文化財に登録されました。
この登録を記念し、伊賀鉄道では
3月31日(水)から
「記念グッズ」が発売されています!
一体どんなグッズなのか
詳しいお話を
「伊賀鉄道株式会社」総務企画課
課長補佐 中村 光宏さんに伺いました

記念グッズ
(1)国登録有形文化財
記念入場券セット

登録された建造物や
その最寄り駅の硬券タイプ入場券3枚を
特製台紙に セット。
ただし、現在
小田第二暗渠の最寄り駅「鍵屋辻駅」は
現存しませんので
入場券風にデザインしたものが
台紙に直接印刷されています。
発売セット数 300セット
発売額 600円(税込)
(2)国登録有形文化財登録
記念乗車券付ペーパークラフトセット
登録された建造物のうち
「上野市駅舎」「桑町跨線橋」「小田拱橋」の
ペーパークラフトを発売。
ペーパークラフトは2種類を1枚ずつセットされ
それぞれに大人用 の記念乗車券が付いています!
※バラ売りはありません。
発売セット数 300セット
発売額 500円(税込)
①上野市(忍者市)駅舎ペーパークラフト
(大人 300 円区間乗車券付)

②桑町跨線橋&小田拱橋ペーパークラフト
(大人 200 円区間乗車券付)

中村さんが組み立てた
ペーパークラフト


忍者市駅(上野市駅)
前のヒサシもちゃんとついています!



うまく貼り付けるのが難しそう!
出来上がった駅舎を
ついつい色んな角度から
眺めたくなってしまいますね〜。。


別売りの「電車マグネット」も
欲しくなってくる〜〜
「国登録有形文化財」
指定を受ける4箇所の建造物



上野市駅舎(うえのしえきしゃ)
※伊賀上野駅起点から3K890M
開業から約1年遅れた1917(大正6)年9月に完成した、木造3階建てのモダンな三角形の屋根が特徴の駅舎です。昭和・平成時代に外壁や 屋根が改修されましたが、当時の特徴はほとんど変わっていません。 2019(平成31)年2月22日、「忍者市駅」の愛称名が付けられ、 さらに翌年、外観を昭和50年代頃の塗装に復刻しました。

桑町跨線橋(くわまちこせんきょう)
※茅町駅~桑町駅間 伊賀上野駅起点から5K550M
竣工は1922(大正11)年で、同年に伊賀線が全線開通しました。
構造は煉瓦を組み合わせたアーチ型で、上部の道路欄干には十字形にえぐり貫いた開口があり、アクセントになっています。

小田第二暗渠(おただいにあんきょ)
※新居駅~西大手駅間 伊賀上野駅起点から2K801M
1916(大正5)年から存在する、鉄道敷を潜る部分に狭い道路があり ます。かつてこの付近に、「鍵屋辻(かぎやのつじ)」という駅が存在しま したが1969(昭和44)年に廃止となりました。

小田拱橋(おたこうきょう)
※新居駅~西大手駅間 伊賀上野駅起点から2K953M
小田第二暗渠と同時期から存在する石造および煉瓦造の拱橋で、橋の上は土盛りをして線路を敷設しています。トンネルは自動車が1台分通れる程度です。
国登録有形文化財紹介・伊賀鉄道HPより
販売期間・場所
<販売期間>3月31日〜売り切れるまで
<販売場所>忍者市駅(上野市駅)
※通信販売…4月14日(水)午前7時〜
(お一人様/1件・各2セットまで)
販売日までに売り切れた場合は通信販売はありません。
随時「伊賀鉄道」H Pに情報がアップされますので
ご確認ください!
伊賀鉄道HP
おわりに

いつも暖かいお人柄で安定感があって
アイデアマンな中村さん
この日は「ニンニン♪」と
2人でリポートをお届けしました。
橋の付近では時々
良いカメラを持ったカメラマンさんが
撮影をされていたりもします。
わたしが先日探しに行った「鍵屋の辻駅」は
見つからず。それもそのはず、、、
もう跡形もないそうですが
今度は登録された橋を巡ってみようと思います
みなさんも登録された文化財を
伊賀鉄道に乗って
散策されてみてはいかがでしょうか
また「伊賀鉄道」さんが、当時の
「鍵屋の辻駅」の写真を
探していらっしゃいます
お持ちの方がいらっしゃいましたら
ぜひ中村さんまで教えてください
それにしても、販売が始まり
1日で100セットが売れているとのこと。
私もペーパークラフトをGETしました
(電車マグネットも欲しいカモ。。。)
駅の営業時間中はいつでも販売されています
欲しい方はお早めに駅までお求めください

伊賀鉄道株式会社
〒518-0873
伊賀市上野丸之内61番地の2
お問い合わせ
<営業・運行>
上野市駅・運輸課
TEL:0595-21-3231
<その他>
総務企画課
TEL:0595-21-0863
FAX:0595-21-1070