【JA全農みえ】<三重南紀みかん>三重県産極早生みかんが出荷ピーク!

2021-10-01(金)マジックアワー

Weekendリポート

 

三重県を代表する特産品で

今が旬真っ盛りの「みかん」!

 

毎年この時期になると、

スーパーなどの店頭に

緑や黄色の混じった色をしたみかんが

たくさん並びます。

 

今回のリポートは

「JA三重ビル」におじゃまして

 

JA全農みえ園芸課

課長 船木 章博さんに

お話を伺いました。

 

温州みかん

「温州みかん」は、シーズン最初の頃は

外の皮が鮮やかな緑色一色や

レモンイエローのような

淡い黄色が混じった見た目をしている品種。

 

三重県内最大のみかんの産地である

JA伊勢のみえ南紀地区では

9月中旬から「三重南紀みかん」のブランドで

温州みかんの出荷がはじまり

最盛期をむかえています。

 

「三重南紀みかん」は、三重県最南端の

熊野市、御浜町、紀宝町で栽培されていて

この地域は、温暖で雨が多い気候のため

 

早い時期から、緑や黄色でも品質の良いみかんを

出荷することができる

温州みかんの栽培に適した地域です。

 

 

三重南紀みかん

「三重南紀みかん」は、「極早生」より

さらに早い時期に収穫される

「超極早生」の温州みかん「みえの一番星」が

9月中旬から出荷されるのを皮切りに

 

9月下旬ごろから「極早生」

11月上旬ごろから「早生」の

温州みかんが出荷されます。

 

 

三重南紀みかんの栽培方法

「マルチ栽培」という方法で

マルチシートと呼ばれる白いシートを

みかんの樹の下に敷き詰めます。

 

これにより水分をコントロールしながら

糖度が高く、甘みのあるみかんになるよう

栽培されます。

 

 

試食させていただきました!

皮を剥いていると

みかんの良〜い香りが広がって

 

食べてみると

みずみずしくて甘くてジューシーで

すっごく美味しい〜😍!!

これは「和歌山剥き」と呼ばれる

むき方なのだそう!!

 

 

 

どんなみかんを選べばいいの?

早い時期のみかんは、見た目が少し青かったりして

「酸っぱいのでは?」と思われがちですが

 

実は皮の色づきよりも

果実の充実が先行していて

酸味と甘みのバランスの取れたみかんに

仕上がっているのだそう!

 

さらに1玉ずつ光センサーで

甘さ、酸っぱさを選別して出荷されています。

 

食味ランクごとに売っているお店が多いので

お好みに合わせて

美味しくお召し上がりいただけます!

 

 

みかんは傷ものが美味しい?!

美味しいみかんの選び方は

いろいろとあるそうなのですが

 

みかんは傷が多い方が栄養が多い→美味しい

と言われているそうです!

 

みかんは『果樹』なので

木の枝の先に果実をつけて

成長したものを収穫します。

 

そこで、葉っぱや果実そのものが

太陽光をあびたほうが栄養分が増量!

 

 

なのでみかんにキズがあるということは

太陽光を求めて、果実そのものが

木の外側へと向かっていった結果

 

ほかの枝や葉っぱとぶつかるので

傷ができるのですね。

 

品種や産地、シーズンによって

甘さや酸味、味は異なりますが

 

もし同じ条件だったら

傷ありのみかんの方が

栄養分やおいしさが優れていて

しかも安くておいしい!

ということですね✨

 

 

おわりに

放送ではオフレコでしたが

ご紹介した旬の「三重南紀みかん」

今すごく人気なのだそうです。

 

気になる方、欲しい方は

お店で見つけ次第ゲットされた方が

良いかも知れません。

 

 

皮をむいた瞬間のみずみずしさや

さわやかな香りなど

 

この時期の極早生みかんならではの魅力を

ぜひお楽しみください!

私も欲しい〜!!

JA全農みえ