こんにちは♪火曜日夕方担当の迫田 藍子です!
今回は久しぶりに外からのリポートで松阪市からお届けしました~🚗 ³₃
何気なく訪れていた公園内に彫刻があった・・・!!
でも、いつどこで作られたものなの??
約40年の時を経て、その彫刻を紹介するマップが登場したんです✨
松阪市中部台運動公園の彫刻マップと
彫刻が作られた頃のお話と合わせてお話を伺いました~✩.*˚
ご出演は
第25代 松阪青年会議所 理事長
上村 武(かみむら たけし)さん
一般社団法人 松阪市観光協会
山本 真帆さん
です。
■松阪彫刻シンポジウムー生活の中に造形をー
1979年~1983年に開催。
松阪青年会議所 (市民)・
三重大学彫刻研究室 (制作者)・松阪市 (行政) が協力して、
「生活の中に造形を」のテーマをもとに行われました。
当時の作品が中部台運動公園にて設置され続けています。
■彫刻シンポジウムのきっかけ
元々、三重大学彫刻研究室が夏休みの期間中、松阪市飯高地区で彫刻の研修・合宿を行っていました。
”もっと街に出てやってみれば?” という意見の元、街の中に造形作品を作ってみようという流れになっていきます。
そこで全面的に協力したのが、松阪市青年会議所でした。
当時、第25代理事長を務めていた上村さん。
松阪市政25周年~30周年の5年間にわたり「生活の中に造形を」をテーマに「松阪彫刻シンポジウム」を開催することに。
”街のなかに彫刻を作りたかった” と話す上村さん。
残念ながら市からの許可がおりませんでしたが、市と相談しあった結果、当時できたばかりの松阪市中部台運動公園や公共施設などに設置できることになりました。
1979年~83年の間、5回にわたり開催された松阪彫刻シンポジウム。
制作された彫刻は、中部台運動公園・小中学校・文化会館などの公共施設に設置され、5年間で51点にも及びます。
木を切りに行ったり、重たい石は青年会議所メンバーの土建屋のコンプレッサーを借りて運んだりと、色んな方の協力があって出来上がっていった彫刻の数々。
学生さんが多かったため、夏休み期間中を利用して制作されていきました。
30~40名の学生には宿泊施設に宿泊してもらい、3食の面倒をみたんだよー!と思い出話してくださった上村さん。
飲みに行ったこともあるんだとか。
青年会議所の皆さんの面倒見の良さが分かるエピソードですよね♪
■松阪市中部台運動公園の彫刻マップ
「本居宣長記念館」の名誉館長である吉田さんに、運動公園の彫刻の話を教えてもらった観光協会の山本さん。
実際に彫刻も見に行かれたそう。
この彫刻をそのままにしていてはもったいない、もっと多くの人に見て知ってもらいたいとの思いから、マップを作成することに。
Googleマップの地図から出来上がったそうですが、作ったのはなんと、高校生!!
松阪市観光協会にアルバイトに来ていた
「飯野高校応用デザイン科3年(当時は2年生)」の女子生徒でした。
とっても丁寧で分かりやすい地図に仕上がっています✨
場所と写真と作者が見られるようになっているので、とっても見やすいんです。
写真も自身で撮られたそうですよ♪
Googleマップを使いながら、巡れるのでいいですよね。
ただGoogleマップだけでなく、全体像がわかるように1枚のマップを作ってみればとの意見から、このたびマップが完成したんです✨
■マップの配布場所
◾︎豪商のまち松阪観光交流センター
◾︎松阪駅観光情報センター
◾︎中部台運動公園管理事務所
約40年の時を経て、再び注目される松阪市中部台運動公園の彫刻。
マップをきっかけに多くの人の目に触れてもらえるようになればいいですよね。
憩いの場所である公園にある彫刻に、マップを見ながら芸術に思いを馳せながら散策してみるのもいいですね✩.*˚
松阪市観光協会HP