今回のリポートは、四日市に本社がある三十三銀行から移動店舗車「地域のつばさ号」についてお届けしました。
お話を伺ったのは、営業企画部企画役 北村幸司さんでした。
「地域のつばさ号」は、ATMや窓口機能などを搭載した移動店舗車で、県内の銀行では初めての運用です。
店舗統合により支店が移転した後の店舗跡地周辺地域の利用者に金融サービスの維持を行っていただくために、9月4日から運用が開始しました。
運用場所は…
- 鈴鹿市 F⭐︎マート鈴鹿インター店駐車場にて毎週月曜日に営業
- 伊賀市 伊賀市役所島ヶ原支所駐車場にて毎週火曜日に営業
- 名張市 赤目市民センター駐車場にて毎週木曜日に営業
車内ではATMが一台と窓口があります。窓口では職員2人が対応してくれます。移動店舗車でありながら、窓口では口座開設や入出金、お振込などの手続きも可能です。
その他にも、災害時にも役立ちます。
移動店舗車は東日本大震災をきっかけに各金融機関で導入が広がってきています。
災害時などにおける銀行のBCP対策や、地域への電源供給等の支援も可能です。
移動店舗車には、自家発電機を積んでいて停電の場合でも営業が可能です。また外部への電源供給み可能で、およそ300台のスマートフォンを同時に充電することもできるそうです。
今後の動きとしては、来年2月に海山支店が尾鷲支店内への移転があるため海山支店跡地周辺に運行を考えているそうです。
銀行としての役割はもちろん、災害時にも活躍が期待できる「地域のつばさ号」。
是非ご利用ください!