9月10日は下水道の日です。
立春から数えて220日目が9月10日頃となり、古くから二百二十日と呼ばれ、大きな台風が来る日とされていました。
下水道には「浸水からまちを守る」役割はあります。大雨からまちを守る意味を込め、台風シーズンの9月10日が下水道の日と定められました。
9月10日は、下水道の日ということで、
公益財団法人 三重県下水道公社 松阪浄化センターからお届けしました。
今回のリポートでは三重県下水道公社についてお話を伺いまた。
ご出演は三重県下水道公社 松阪浄化センター
総務課 技師 山本和幸さん
運転管理課 技師 高岡和央さん でした。
三重県下水道公社は、三重県が設置する流域下水道施設の維持管理を行っています。
県内6か所に浄化センターがあり、昼夜問わず24時間365日、1日も休みなく様々な分野の専門家、技術者によって下水処理が行われています。
毎日の暮らしの中で、台所、お風呂、トイレなど、たくさんの水を使い、水を汚します。
汚れた水を下水道菅を通して、浄化センターに集められます。
様々な機械や薬品を使い、微生物の力も借り、水をきれいにして伊勢湾に放流しています。
つまり、私たちが使った水をきれいにして自然に戻してくれています。
詳しくは、YouTube→https://m.youtube.com/@user-wr2iz5gd2m
浄化センターで汚水を処理する上で、皆さんにお願いしたいことを伺いました。
排水口にゴミ・調理くずを流してしまうと下水菅が詰まってしまったり、油をそのまま流してしまうと下水菅に中で、油が固まって詰まってしまいます。
また、トイレでティッシュペーパーなどを使うとバラバラになりにくく、浄化センターのポンプに絡まって詰まってしまいます。
このようなトラブルがあるため、下水道を守るため3つの下水道を守るためのお願いがあります。
①拭く
油などお皿の汚れは、キッチンペーパーや新聞紙で拭きとってから洗いましょう。
②付ける
ゴミ・調理くずなどをうっかり流さないように排水口にはネットを付けましょう。
③流さない
トイレットペーパー以外はトイレに流さないでください。
他にもお風呂の排水口の髪の毛などを取り除いたり、洗濯するときの洗剤の使用量をしっかり守る、食べ残し・食品ロスが出ないようにしてください。
少し気をつけることで、下水道を正しく使うことができます。
1人1人にできることがありますので、意識していきましょう。
三重県下水道公社では下水道の普及啓発活動にも力を入れています。
各浄化センターの施設見学や下水道出前教室を開催したり、小学4年生〜6年生を対象にした下水道ポスターコンクール主催「9月10日下水道の日」啓発イベントを実施しています。
昨年の入賞ポスターを見せていただきましたが、下水道を守るための3つのお願いを身近なものに交えて描いた力作が並んでいました。
今回リポートでご紹介した三重県下水道公社では、一緒に働く電気職の職員を募集しています。11月1日(金)までです。
また施設見学も随時募集しています。
どちらの募集も詳しい情報は、三重県下水道公社のHPをご覧ください!!