今回のリポートは
津市
《 三重県立美術館 》
1982年開館した三重県立美術館。
大きな美術館で、
現在6千点以上の作品を収集しています。
なかには、
国内では珍しいムリーリョの油彩画をはじめ、
ゴヤやモネ、ルノワール、ピカソ、ダリ、ミロなど
西洋美術の名だたる巨匠たちの作品もあり、
数多くの貴重な作品を所蔵しています。
三重県の皆さんに愛される三重県立美術館は、
今年で40周年を迎えました。
40周年を記念して
11月19日(土)-12月11日(日)
企画展
【 西洋美術へのまなざし-開館40周年を記念して 】
が開催されています
詳しく
三重県立美術館
学芸員
坂本龍太さんにご案内いただきました。
2階の3室と、1階の1室に
貴重な作品が展示されている今回の企画展。
企画展は
★ 西洋美術コレクション
★ 過去の西洋美術の企画展のチラシやポスター記録写真の紹介
★ スペイン現代作家の作品
が展示されています。
美術館に訪れたのは私自身すごく久しぶりでした。入った瞬間に感じたのは静寂。しずかで音がない場所に一つ一つの絵の世界観がちゃんとあって、これほど感覚が研ぎ澄まされるところに久しく出会ってなかった気がしました。でも私はたまたまシーンとしたなかでしたが、坂本さんはご友人といらしてお話しながら見学してもらって大丈夫ですよ。とのこと。笑
いろんな楽しみ方があるところが美術館や絵が愛されつづける理由のひとつかもしれないですね。
今回、三重県立美術館の西洋美術コレクションから、およそ90点公開されています。
こちらは
今までに開催した企画展の資料などを通して
三重県立美術館と西洋美術のかかわりが紹介されています。
時代の流れを感じることができますよ。
そして今年は
スペイン・バレンシア州との姉妹都市提携30周年です。
姉妹都市提携を機に収集された
スペイン現代作家たちの作品もお楽しみいただけます。
時間を忘れて絵を紐解く時間。見る人によって全く違った感じ方ができる、自分だけの時間。きっと素敵な出会いがあると思いますよ。
企画展の観覧料
一般700円・学生600円・高校生以下は無料です。
開館時間は9時30分〜17時
月曜日は休館日です
また
より多くの方に三重県立美術館に訪れていただき、作品を楽しんでもらいたいと
《 イベント 》も開催されます
11月23日(水・祝)
「 絵を読む悦び一三重のコレクションに見る近代 」
をテーマに
三重県立美術館の速水豊(はやみゆたか)館長のお話を聞くことができます。
12月3日(土)
「 スペイン美術いまむかし 」
をテーマに
学芸員の坂本龍太(さかもとりゅうた)さんのお話です。
時間 :午後2時から1時間ほど
受付 :当日の午後1時30分から
(直接講堂にお越しください)
場所 :三重県立美術館地下1階講堂
定員 :定員は先着70人
参加 :無料
イベントでは
手話通訳・要約筆記を行います。
詳しくは
▶︎▶︎ 三重県立美術館のホームページ
▶︎▶︎ ☎️059227-2100
までお問い合わせください♩