今日のMIEリポートは
今年、開館25周年を迎えた
【斎宮歴史博物館】にお邪魔しました☆
11/9(日)まで開催されているのが
「熊野古道」世界遺産登録十周年
斎宮歴史博物館二十五周年
記念特別展『伊勢と熊野の歌』
ご案内いただいたのは、
斎宮歴史博物館 学芸員 星野 利幸さん♪
平安時代から鎌倉時代にかけて
伊勢と熊野という2つの神聖な場所。
その二大聖地を、「和歌」を通して、
都との文化交流、発展の様子などを
紹介する展覧会です☆
伊勢は、斎宮や伊勢神宮が
文化の拠点として都の文化がもたらされ、
さらに神宮の神官を中心に
都に引けをとらない歌の文化が発展しました(^v^)
熊野も上皇や貴族たちの参詣により、
都の文化と交流をもち、歌の文化が発展したんです♪
のちに、伊勢も熊野も、
上皇や貴族などの上流階級だけにとどまらず、
庶民へも幅広く信仰を集めていき、
新しい地域文化を生み出していったんだそうです(^ω^)
いろんな展示物がありますが、中でも見どころは…
★重要文化財★
後鳥羽上皇直筆の『熊野懐紙(くまのかいし)』
歴史の教科書にも登場する有名人・後鳥羽上皇♪
実は、30回近くも熊野詣でをした上皇として有名で、
その旅の途中で行った歌会で、上皇が詠んだ歌を
本人がその場で書いた貴重なもの!
達筆で解読が難しい…と思いきや、現代語訳もあるので
ポイントが分かりやすくてありがたい(>▼<)V
他にも注目すべきは、西行法師に関する作品☆
西行法師は伊勢、斎宮と関係が深い人物で、
顔の広い西行がもっていたネットワークが
伊勢や熊野の文化に大きく影響を与えたそうです♪
中でも、おもしろいのが…
★重要文化財★
『西行法師行状絵詞(さいぎょうほうしぎょうじょうえことば)』
西行に関係する資料として、俵屋宗達が写したもの。
また、伊勢市二見の安養寺跡で出土した
蛙や下帯姿の坊主などがユーモラスに描かれた
木札などもたくさん展示されています(^д^*)
会期中はいろんなイベントがありますよ♪
★10月26日(日)13:30~
記念講演会「伊勢と熊野、その文化と旅」
★11月1日(土)13:00~ 展示説明会
★11月2日(日)13:30~
歴史講座「古筆切と和歌」(25日から追加募集開始)
さらに、斎宮跡内で建設中の復元建物の
工事現場特別見学会が
25日(土)13:00~15:00に開催されます!
参加は自由♪♪
この機会にしか見ることができない貴重な体験、
ぜひぜひご参加を \(>ω<)/
詳しくは【斎宮歴史博物館】まで☆
ホームページ→http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/saiku/
TEL:0596-52-3800
レディオキューブでは
交通安全キャンペーン実施中!!
→http://www.fmmie.jp/sp/anzen_campaign/