こんにちは!中村友香です😊
今日のリポートは
【三重県立美術館】からお届けしました!
現在開催中の企画展
『若冲(じゃくちゅう)と京(みやこ)の美術−京都 細見コレクションの精華』について
学芸員の村上敬さんにお話をうかがいました♪
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こちらは1階にある撮影スポット☆
どなたでも写真撮影できますよ📷
さて、今回の企画展
『若冲と京の美術−京都 細見コレクションの精華』では
江戸時代の京絵師・伊藤若冲の作品はもちろん、
その若冲を生み育んだ「京」の歴史、文化を伝える古美術品、
時代の流行なども楽しめる展覧会になっています(´艸`*)
京都の中でも文化の香り高い地域・岡崎にある細見美術館は
国内外屈指の日本美術コレクションで知られています。
大阪の実業家であり、茶人としても知られた故・細見良氏にはじまり、
細見家三代によって蒐集された美術品は
質の高さはもちろん、日本の各時代・各分野を網羅していて
実に多彩!
中でも高い人気を誇る伊東若冲をいち早く評価し、
若冲の作品を堪能できるコレクションを形成しているのが
細見美術館の貴重なコレクションです☆
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順路をたどっていくと…
第一章「都に遊ぶ」では
江戸時代の京都の町、祭り、生活の様子など
若冲が生まれた背景を感じ取れる作品が並びます。
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色使いも鮮やかで、ユーモアに富んだ絵もあってとっても面白い♪
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第二章「都の美意識-王朝のみやび―」では
和歌や大和絵など“雅”を感じられる作品が並びます。
伊勢物語かるたはこの地方に縁のある歌もあって、
細かな絵と文字の繊細さもじっくり見ることができます(*‘ω‘ *)
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第三章「都の美意識-茶の湯の心―」では
茶碗や茶釜など“わびさび”を感じる工芸品が並びます。
高度な技術が駆使された作品に見入ってしまいます\(◎o◎)/
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第四章「若冲と都の絵師」では
江戸時代に活躍した絵師たちの作品が並びます。
四季の植物が描かれた屏風はとても美しく、
おめでたい席などで使われたのかなぁ…と想像を膨らませたり(#^^#)
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途中にある矢印の案内板。
作品が案内してくれていてほっこりしたり(*´▽`*)
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第五章「京に生きた絵師、若冲」では
若冲の作品たちがズラリと並びます。
トップバッターはポスターなどにも使われているこちら!
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「雪中雄鶏図」
これは、もう、絶対見てほしい!細部までしっかりと!
迫力があって、繊細さもあって、技術もスゴイ!←語彙力w
※この作品は5月5日までの展示となっております。お早めにどうぞ♪
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緻密な絵もあれば、水墨画などは豪快なタッチの作品も。
写実的な部分と造形が合わさっていたり、
型にしばられない若冲の作品が堪能できます☆
動物が好きだったそうで、いろんな動物の絵がありましたが、
表情が生き生きとしていて
見ているだけでその背景や物語を感じられて楽しかったです(●^o^●)
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『若冲と京の美術−京都 細見コレクションの精華』は
5月23日(日)まで開催されます☆
会期中、若冲の作品を前半と後半で展示替えを行います!
また5月16日(日)には
「京の書家を彩る―祭礼図と花鳥図」と題した記念講演会や、
5月9日(日)には
「江戸時代中期の京画壇」をテーマに村上さんによるスライドトークも行われますよ♪
江戸時代の美術や日本美術がお好きな方、
なかなか京都に行けない今、
【三重県立美術館】で若冲と京が織りなす美術の奥深さを楽しんでみませんか\(^o^)/
詳しくはホームページをご覧ください!→こちら
![](https://fmmie.jp/wp/yukaNakamura/wp-content/uploads/sites/12/2021/04/DEFC6CE0-AA74-4FC8-88F4-169EB77B4165-1024x768.jpeg)