今回は、読書の秋ということで1冊の本をご紹介します。
タイトルは「小説家が書いたカタログ」
「ボルボ文庫」というところから、昨年7月に出版された本です。
ボルボ文庫のボルボはもちろん、車の「ボルボ」のことです。
車は、写真やスペックだけでは伝えきれないものがあります。
そこで、ボルボの最新の90シリーズモデルからインスピレーションを得て
紡がれる物語を、5人の作家さんが、短編小説にしました。
いずれも、日本を代表する作家さんで、
「リング」や「らせん」などで有名な鈴木光司さん。
デビュー作「不夜城」で吉川英治文学新人賞を受賞した馳星周さん。
「結婚しないかもしれない症候群」や「海猫」の谷村志穂さん。
「あぽやん」シリーズでおなじみの新野剛志さん。
そして「天使の卵ーエンジェルス・エッグ」や「星々の舟」の村山由佳さんです。
物語では、将来の進路を決めかね、未来に不安を抱く大学生、
大好きな犬と人生をともに送る夫婦、
日々の仕事に追われ、本当に大切なものは何かを模索する青年、
受験生のいる家族など、様々な人々が送る日常の生活の中にボルボの車があります。
車は、ただ移動するためだけの道具ではなく、
自分の安全を守ってくれたり、
どこかに、誰かと出かけたなど、思い出を作ってくれたり、
悲しい時、車の中で一人で泣いたとか、
自分の心に寄り添ってくれるものであったりと、
何かしら思い出があると思います。
「小説家が書いたカタログ」という本の物語に紡がれる感覚は、
みなさんにも共感してもらえるのではないかと思います。
「車って、こういう魅力があるよねー」
「やっぱり車っていいな」って思わせてくれる1冊です。
もちろん、ボルボ90シリーズからインスピレーションを得た物語なので、
ボルボ90シリーズの車の特性や安全性なども盛り込まれていて、
物語を読んでいると、ボルボ90シリーズに乗っている気分にもなれます。
ボルボ文庫から出ている「小説家が書いたカタログ」は非売品で、
現在は、ボルボ・カー津のショールームで読んでいただくことができます。
詳しくはボルボ・カー津までお尋ねください。
ボルボ・カー津
住所:津市高茶屋小森町2790番地の4
TEL:059-238-3335