こんにちは!火曜日夕方担当の迫田藍子です♪
今回は、鈴鹿にある安産・子授かりで有名な
「子安観音寺」に行ってきました~🚕
このほど、 伊勢西国三十三所観音巡礼にて参拝記録などを残せるスマホアプリが登場したんです!!
詳しいお話を
子安観音寺 住職
伊勢西国三十三所霊場会 副会長
後藤 泰成さん
に伺いました。
伊勢西国三十三所観音巡礼
旧伊勢国に約1200年前から伝わる観音巡礼。
伊勢神宮への参拝とともに、旧伊勢国の古寺を訪ねるもので、平安時代から行われてきたとされています。
古くから〝もう一つのお伊勢参り〟として親しまれてきました。
そんな古寺巡礼と最新のデジタル技術がコラボし、参拝記録を残せるスマートフォンアプリが完成しました📱✨
■アプリの使い方
各寺に設置した看板のQRコードかICタグを読み取り、参拝日時や数などを記録。
各寺の由緒の解説や、情報を見ることができます。
また、撮影した写真を登録しアルバム化することで、思い出作りにもなります。
より分かりやすく、楽しく参拝してほしいとの思いも♪
参拝時の御朱印帳への記載と、スマホアプリでの記録は、伝統とデジタルが見事にコラボしています✨
■始めたきっかけ
巡礼の継承を目的に活動する住職らでつくる伊勢西国三十三所霊場会。
観音巡礼の文化を世界に広めることを目指して、文化庁の委託を受けながら、さまざまな事業を展開しています。
その1つとして「霊場看板」を全39ヶ寺に設置。
点字やQRコード・ICチップにより、専用アプリと連動させることで、西国三十三所観音巡礼をより若い世代や海外の人へも広めていくきっかけとなればと始められました。
また、昨年12月には「伊勢西国三十三所観音巡礼を世界へ」と題したシンポジウムが行われたりと、 伊勢西国三十三所霊場の ”日本遺産登録” を目指して整備を進めています。
昨年秋には、京都大学から留学生や研究生・講師などを招き、 西国三十三所観音巡礼を海外の人と巡るモデルツアーを開催。
モデルツアー後には、良かった点・悪かった点のアドバイスもらい、今後の参考としました。
単純な翻訳では観音巡礼の意味やお寺の物語を正確に伝える事ができないんだとか。
留学生や研究生の皆さんから翻訳についても、意見やサポートがあったそう。
海外の人の目線でアップデートができていくことで、海外の人が来た時に気持ちよく観音巡礼してもらえそうですよね。
今後は英語版に加え、より多言語化していく予定。
さらなるグローバル化を図ります。
歴史ある伊勢西国三十三所観音巡礼と最新技術のアプリケーションがコラボ。
未来を見据えた新たな展開をみせる観音巡礼に今後も注目ですね!!
観音巡礼でお寺を巡ると心が洗われそうだなと思いつつ、そこにアプリが加わるとより楽しく巡れそう♪
後藤住職も、あたたかい参拝ができる霊場を目指していきたいと仰っていました。
伊勢西国三十三所観音巡礼
アプリは、Google Play・AppStoreでダウンロードできます☆
子安観音寺