こんにちは 迫田藍子です♪
三重県内には有名なものから地域に根付いたさまざまお祭りがありますよね。
そんな三重の祭りと民俗行事の写真をを記録として残していく為、ネット上で公開している写真家をご紹介しました✩.*˚
ご出演は
津市白山町在住の写真家
北出 正之さんです
写真家・北出 正之さん
「MKフィルム工房」主宰(非営利の写真事務所)
津市白山町在住、写真歴は約50年。
始まりは高校・大学時代。
一眼レフを購入し、星や虫など主に自然の風景を撮影してきました。
勤務先の百五銀行でパンフレットやポスター、広報誌などの撮影を担当。
郷土の祭事に触れたことがきっかけで祭事に魅力を感じるように。
その後、各地に出向いて撮影するようになります。
近年は特に郷土に伝承される祭りや伝統行事の撮影に傾注し、三重県全域で写真に収めた祭事の数は500を超えます。
また、熊野古道伊勢路・尾鷲市須賀利町・桑名市赤須賀を題材にした写真展も開催。
三重の祭りと民俗行事アーカイブズ
北出さんのオフィシャルサイト及びFacebookにて掲載
◆オフィシャルサイト
検索しやすいよう5地域28市町の目次を設けています。
◆Facebook (2日に1件掲載)
これまでに撮影した祭事 約500件、7万枚の中から1件につき5枚を選び、祭事の内容を約100字に要約した文とあわせて掲載しています。
北出さんの写真は、祭事全体を捉えたものから、息づかいが聞こえてきそうなほど至近距離で撮ったような写真もあります。
700回を超える取材と500件を数える祭事を撮影する中で、地元の方々とコミュニケーションを取ることを心がけてきたと北出さん。
地元の人々が守り繋いできた大切な祭事を近くで撮影した写真は、そうした北出さんの努力もあったからこそなんですね。
北出さんの思う祭事とは
祭りの本質は「祈り」です。
祈りを伴わないと祭りではないと考えています。
大自然と対峙しながら生きていく中で、五穀豊穣や無病息災など数多くの願いを求めつつ、人智の及ばない願い事の数々に自身の無力さを感じたとき、神仏への ”祈り”に心の拠り所を求めます。
神仏に ”祈り” を捧げることが祭りとなって具現化し、生きる力となって連綿として承継されてきたものと思われます。
三重には、このような祭りや民俗行事が数多く承継されています。
※ホームページより抜粋
ネットで公開するようになったきっかけ
写真集「祭時記」が今年6月、月兎舎より発行。
発行記念に、写真展を予定していましたが、コロナ禍で開催を取りやめることに。
代わりにアーカイブズ (保存記録) としてネットでの公開を始めました。
高齢化や過疎化などで、多くの祭りがなくなりつつある昨今。
そんな中、打撃を与えたが新型コロナでした。
長引くコロナ禍で各地の行事の多くが2年連続で休止となるところも。
1度休止をしてしまうと再開するのにはものすごくエネルギーがいると北出さん。
祭事の素晴らしさを伝えていきたいとの思いもあり、記録に残していきます。
自然や人の営みが反映された祭事。
特に三重県の沿岸部に位置する鳥羽・志摩・南伊勢などは、命懸けで海と関わることがあり、祭事も海にまつわるものなど独特なんだとか。
海も山もある三重県。
縦に長い県であることから、祭事も地域によって随分違うことが分かります。
ぜひ、ホームページやFacebookで北出さんが追いかけ続けた三重の祭事を見ていただきたいですね✨
なんと!写真集をFM三重まで郵送してくださった北出さん。
写真集も本当に素晴らしい出来で感動しちゃいました✨
デジタルも便利ですが、やはり紙をめくる感覚っていいですよね!
写真集も絶賛発売中です。
後世に伝えたい記念になる1冊だと思います!!(絶賛!!)
そして、インターネットの中に「記録」として残り続ける
三重の祭りと民俗行事アーカイブズ
きっとこの先もかけがえのないものとして語り継がれていくことでしょう✩.*˚
北出正之
▶オフィシャルサイト