こんにちは 迫田藍子です♪
松阪市文化財センターはにわ館から8月から新たに発売された御朱印の古墳版「御墳印 (ごふんいん) 」についてご紹介しました✩.*˚
ちなみに御朱印シリーズは今回で第9弾となりました!!😁🙌
ご出演は
松阪市産業文化部文化課
松阪市文化財センター
主任 水谷 成希 (なるき) さんです
松阪市文化財センターはにわ館
平成12年に国指定史跡の宝塚1号墳から日本最大級の船形埴輪が出土したことをきっかけに平成15年に開館。
船上に様々な立ち飾りの付く船形埴輪の出土は全国で初めてなんだそう。
そのほか「水のまつり」を表現するとされる囲形埴輪など、次々と貴重な埴輪類も発見されました。
第1展示室では
常設展「宝塚古墳の謎」と題して、これらの埴輪を展示しています。
出土した埴輪271点は平成18年6月に国の重要文化財に指定されました。
※平成23年6月には5点が追加指定され計276点に。
第2展示室では
季節ごとにテ ーマを変えた企画展を開催。
市内遺跡はもちろん県内外の遺跡から出土した考古遺物や重要文化財に指定されている資料も積極的に借用して展示しています。
はにわ館の御墳印
用紙は三重県産の伊勢和紙を使用。
「国指定史跡 宝塚古墳」の筆文字は市内在住の書家 伊藤潤一氏に揮毫いただきました。
また背景の図柄は、文化財センターの職員がデザインした船形埴輪と宝塚古墳の2種類。
価格は1枚各300円
御朱印帳に貼れるサイズになっているので、お手持ちの御朱印帳に貼るも良し、お隣の奈良県で販売されている御墳印帳を購入して集めるのも良いかもしれませんね♪
発売のきっかけは?
はにわ館では、関係する書籍・文具など様々なミュージアムグッズを販売していますが、
職場内からトレンドに合わせた新しい来館記念グッズを作りたい!という声が上がりました。
そこで目をつけたのが
他府県で古墳を訪れた際の記念品として人気を集めている「御墳印」
「御朱印」「御城印」 などがブームとなっている中で、「御墳印」 が販売されている事を知ります。
松阪市を代表する文化財の一つである宝塚 古墳と船形埴輪をモチーフにデザインし、 はにわ館でも販売しようということで企画がスタートしました。
ちなみに「御墳印」の発売は三重県内で初めてです✨
宝塚古墳と船形埴輪どちらともデザインがカッコよくて、文字も重厚感があって素敵です✨
今後、背景を変えたものや日付を入れるなど限定バージョンの御墳印も登場するかも?!とのこと。
楽しみですね♪
第2展示室・夏季企画展
草山遺跡 ~あるムラの記録~
2023年7月22日(土) ~9月3日 (日)
過去に松阪市内で大規模な発掘調査が行 われた 「草山遺跡」 の出土品と、 当時の生活の様子を紹介する模型等を展示しています。
宅地開発が続いていた昭和の終わり頃、松阪市内でもいくつかの工事が実施されました。
以前から遺跡の存在が知られていた小高い丘でも埋蔵文化財の発掘調査が行われ、かつてそこにあったムラが姿を現しました。
ムラからは弥生時代後期から古墳時代初頭、古代 (奈良時代)、中世 (鎌倉時代から室町時代) と 3つの異なる時期の人々の生活の跡が見つかったのです。
弥生時代~室町時代までの時代の移り変わりが、出土品によって詳しく分かります。
御朱印の古墳版「御墳印」
古墳が好きな方はもちろん、
松阪市文化財センターならではの船形埴輪をモチーフにした御墳印もあるので、埴輪好きな方にも胸熱かもしれませんね!
古代ロマンを感じられる御墳印。
これを機会に各地の古墳を巡って集めてみるのもいいかも♪
私も古墳巡りしてみようかな✨
松阪市文化財センターはにわ館
▶▶︎ホームページ
■開館時間 9:00~17:00 (入館は16:30まで)
■休館日 月曜日、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)
■ 入館料 一般:110円/18歳以下は無料
※20名以上の場合は、団体割引があります。
〒515-0821
三重県松阪市外五曲町1番地
※駐車場は、松阪市文化財センターの隣にある図書館の裏側の駐車場をご利用くだざい。
TEL :0598-26-7330