日別アーカイブ: 2020年6月16日

21日は部分日食を見よう!

今週日曜日、21日に日食が起こります。スッポリ隠れる金環日食が見えるのは台湾の台中。ということは、台湾から近い日本でも楽しめるのでは?

そこで、松阪市天文台でボランティアガイドをされている吉岡さんに鑑賞ポイントなどを伺いました。

今回の日食、三重県で見れるのは約3分の1が欠ける部分日食とのことです。それでもこの先、三重県で日食を見ようと思うと2032年11月まで待たなくてはいけないそうですー!!見逃すわけにはいきませんね!?

時間は16時くらいから欠け始め、18時くらいまで、ピークは17時頃です。夕方なので、比較的涼しく、見やすいのではないでしょうか?ちなみにお天気も、16日の時点では曇りのち晴れの予報!!吉岡さんいわく「少し曇っているくらいのほうが見やすいこともある」そうですし、期待は高まる一方です!!

ここで吉岡さんから鑑賞時の注意がありますよ。

よく言われていることですが、直接太陽を見るのは絶対にダメ!!濃い色の下敷きを使っても、目を痛める危険性があるのでやめましょう!

オススメは日食グラスを使うことです。望遠鏡などを販売しているお店で買えますし、ネットショッピングでも、ギリギリ間に合うかも?

それ以外の方法として吉岡さんが教えてくださったのは、厚紙にテレフォンカードの穴くらいの大きさの穴を開け、そこから漏れてくる光を地面や壁に映し出すという方法です。最初は丸かった太陽の光が、少しずつ欠けていく様子が見やすいそうですよ(右下)。

この方法なら、写真撮影も簡単です。沢山穴を開けると、沢山三日月型の太陽が映し出されて、面白い写真が撮れそうです!!ちなみに、この時間は木漏れ日も三日月型になっているとか(上の写真)!!注意して見てみましょう!!

せっかくだから詳しい人たちと一緒に見たいと言う方。実は広く告知はしていないのですが、松阪市天文台で当日、スタッフの皆さんが集まって鑑賞されるそうです。レディオキューブリスナーさんは特別に参加させてもらえることになりました!!私も行きたいなぁ!!行こうかな!!

尚、参加される方はマスク着用でお越しください!!

これまでお休みしていた「子供天体教室」も今月から再開されるそうです。今月は27日に、天体にまつわる工作などを予定されているそうですよ。天体好きな子、集まれ〜!!

松阪市天文台:松阪市立野町美濃平1268

0598-26-2132、もしくは、0598-26-7155