老舗和菓子屋とフレンチのコラボスイーツ

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今日は伊勢神宮内宮へ続く「おはらい町」に行ってきました。自粛が明け、平日とはいえ少し賑わいが戻ってきているように思えましたよ。

そんな「おはらい町」に明治初年からお店を構えている「藤屋窓月堂」があります。この度、そんな老舗和菓子店に新ブランド「月と犬」が誕生したそうなのです!!なんと、フレンチレストラン「ミュゼボンヴィヴァン」のオーナーシェフ出口直希さんとコラボレーションしたのだとか。和菓子とフレンチ??詳しいお話を、藤屋窓月堂の社長・吉尾雄介さんに伺いました。

藤屋窓月堂と言えば、利休饅頭や、店頭で焼きたてのどら焼きを提供してくれるお店として、「見かけたことあるよ」「いつも買ってるよ」という方も多いのではないでしょうか。

店頭には定番商品から季節の生菓子など並んでいますが、、、

ありました!「月と犬」!!ありましたが、見た目、ごくごく普通のどら焼き???かと思ったのですが!!その違いは封を開けてすぐにわかりました!!ふわぁ〜っとスパイスの香りが広がるのです。しかも、大きなイチジクがゴロンゴロンと顔を出していました。

これこそが、出口シェフのフレンチならではのアイデアだそうです。フワフワの生地に、イチジクのプチプチとした食感、スパイスの香りは口の中でも広がります。リキュールもきいていて、オ・ト・ナ♡などら焼きですよ!!これは!!「ワインやシャンパンにも合うような」という表現されていましたが、なるほど、その通りです!

それでいて、黒糖の自然でコクのある甘さと、藤屋窓月堂の粒あんが、しっかり「和菓子」らしさを保ってくれています。いやー!!美味しい!!これは、「おはらい町の新名物」になってもおかしくない!!お菓子だけに!!

商品名は「どらエピス」1個250円です。

1年前に共通の知人を介して知り合った吉尾社長と出口シェフ。意気投合して「何か二人でやりたいね」と話していたところ、たまたま吉尾社長がお土産に渡した「守武の松」というどら焼きを出口シェフが口にし、すぐにフレンチならではのエッセンスを思いついたとか。次に会ったときには既にイチジクとスパイスが持ち込まれ、試作。1回目にして吉尾社長が納得してしまうような完成度だったそうです。「あまり開発に苦労してない」とは!出会うべくして出会ったのかもしれませんね。

あまりに個性的過ぎるからか、お店の中では賛否両論だとか(笑)私は断然「賛」!!ですが、皆さんはどちら?ぜひお試しください!!

藤屋窓月堂では、7月から、かき氷も始まるそうです。楽しみですね!!伊勢神宮にお参りの際は藤屋窓月堂にもお立ち寄りください!!