皆さん、こんにちは(^^)/
さて、今回のリポートは
四日市からお届けしました。
23号線からすぐ近くに
のどかな癒しの場所がありました。
【 楠(くす)歴史民俗資料館 】
楠歴史民俗資料館は
市の指定有形文化財(建造物)に指定されている
旧庄屋の岡田邸を保存しています。
敷地内には
主屋のほかにも立会所や蔵が残されていて
展示棟には
「岡田家の紹介と収蔵品」
「楠のまち再発見」なども展示されています。
また
企画展も開催されていて
今回は
6月1日~30日
“ 伊勢型紙 彫形画展 ”
をご紹介しました☆☆
お話を伺ったのは
【 田中清和(たなかきよかず) 】さん♡
今回は21点の作品が展示されていましたよ。
伊勢型紙とは
3枚の和紙をかさねて、柿渋で染め上げ
天日で乾燥させて、1枚にしたもの。
これを
色々な道具を使って彫って行くのだそうです。
私は紙と聞くと、切るや折るを連想するのですが
伊勢型紙の世界では、彫るんですね。
出来た作品が、こちらっ!!
サイズにもよりますが
3ヶ月くらいかかるものもあるのだとか。
田中さんの作品の特徴は
色彩が美しいところ。
一度、色を付けて展示したところ
若い子たちも喜んでくれて
興味を持ってくれたことがきっかけで
色付きの伊勢型紙を作るようになったのだそうです。
色は、田中さんのオリジナル!!
鮮やかな色使いに感動でした!
77才とは思えない程の細かい作品の数々。
一度はじめると夢中になってしまうそうです。
鶴の作品などもあり
結婚式のお祝いなどに贈られる方も多いそうです。
また
先月の企画展は、こちらの竹灯り☆☆
七月は
前半「銅板工芸・陶芸作品展」
後半「銅板工芸作品展」
が開催されます。
詳しくは
こちらをクリック♡http://www.city.yokkaichi.mie.jp/museum/shiryokan/index.html♡
そして
建物を丁寧に
ご案内してくださったのは
【 樋口勝也(ひぐちかつや) 】さん!
樋口さん一押しが
水琴窟だそうで
実際に耳を傾けてみると…
高い音が地面から聞こえるではありませんか!
涼し気な音色が心地よかったです。
発見もたくさんあり
時間を忘れてしまう場所に出会ってきました。
そして
伊勢型紙の魅力を改めて感じ
田中さんの伝統を守って行きたい!
という強くあたたかい想いを
受け取って来たリポートでした(^^)
また来週♡