インタビュー 第11回 弁護士 伊藤仁さん

今日を頑張るあなたに送るインタビュー。 県内で活躍されている方々のお話をお届けします。

今回は、三重弁護士会所属 弁護士 伊藤仁さんです。

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昭和52年岐阜県生まれ、約10年前から津市在住。

早稲田大学理工学部でディーゼルエンジンの燃焼の研究を専攻したのち、エンジニアの道は選ばす、岐阜県の金融機関に就職。 社会人を経験し、独立して自分の力で困った中小企業を助ける仕事をしたいと弁護士を目指して司法試験に挑戦。

1回の挑戦で見事合格されました。

津地方裁判所で司法修習をすることになったことから、修習終了後、津で弁護士業を始めます。

現在、弁護士9年目。

主な業務は、企業法務、交通事故、離婚・相続などで、弁護士会の会務として、民事介入暴力対策委員会、子どもの権利委員会、広報委員会に所属していらっしゃいます。    

法学部出身ではない、社会人の経験など弁護士としては異色の経歴ではありますが、誰もがうらやむ人生に思えます。

しかし、自分の思い描いた人生とは異なる現実に、常に不完全燃焼感を抱いていたと言います。 そんな伊藤さんが今、感じていることは・・・。

◆伊藤さんの人生観◆

「バランス感覚」と「与える喜び」

理系から文系、社会人など幅広い経験をしたことで、人や物事に対して、深く入り込みすぎず、常に冷静にバランス感覚を保ちながら接することができるようになりました。

また自分が何かを得たことで感じる満足感よりも、人に喜ばれることで、より高い満足感を得られることを実感する日々だそうです。

様々な人の人生に関わり、弁護士として思うことは、一つの事件が終わった後、その出来事をどう捉えるかによってその後の人生が変わってくる。 悲しみが心に刻まれることはあっては、済んだ出来事と収め、前向きに人生を歩んで行くのが良いのではないでしょうか、と。

インタビュー、次回は3月にお届けする予定です。

山上和美でした♪