インタビュー 第47回 パフォーミングアーツネットワークみえ 代表理事 油田晃さん

今日を頑張るあなたに送るインタビュー。

県内で活躍されている方々のお話をお届けします。

今朝は

NPO法人 パフォーミングアーツネットワークみえ 代表理事で、

津市にある劇場「津あけぼの座」四天王寺スクエア」

プログラムディレクター 油田晃さん。

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1973年3月、松阪市出身、津市在住。

三重大学3年生の時に演劇と出会い、

在学中に、三重大のOB・OGと共に劇団「ゴルジ隊」を結成。

劇団解散後も、劇場を運営するなど、

四半世紀にわたり、演劇とかかわり続けています。

何故、そこまで演劇に魅了されたのでしょうか。

作品を作ることをずっとやっていました。

作品を作って、いろんな人と出会って、

集団で作ることが好きなんです。

ですが、四半世紀経って思うのは、

演劇は答えがたくさんあるということ

いろんな考え方、俳優、スタッフ、作る側それぞれ。

いろんな答えが出てくるので、みんなで話し合って

どうするか、それが面白いのです。

逆に答えが一つだと面白くない。

いろんな答えがあるのを話し合って、一つの作品にする、

それが楽しいのかな。

さらに演劇は観る方が参加しないと成立しません

目の前でやっている舞台に、どうやって参加するか、面白がるか。

舞台に対してお客様に近寄ってもらわないと成立しないのです。

お客様には大変な部分ですが、そこがわかると

一気に演劇が面白くなります。

自分も参加する意識で観ると、かけがえがない、

演劇ってすごいものだと思ってもらえるのではないでしょうか。

四半世紀、演劇を好きでやってきただけだと思います。

お金がどうこう思わずに。

演劇の面白さ、豊かさを、知ってほしい、伝えたい。

それをやり続けてきました。

少し勉強する機会もあって、

数年前から県内の小中学校にお邪魔して、

演劇の体験ワークショップをやらせてもらっています。

たくさん答えがあるということが演劇は体験しやすいからです。

一つの答えに縛られないということは、

生き方としてあっていいんじゃないか

一つの答えからはみ出たらだめではなく、違う答えでも

肯定できたらいい。

演劇の場合、同じ作品を作っても班ごとで違う。

だから子どもたちは理解しやすいのです。

子どもに限らず、一般の方でもそうですが、

何かが違えばこれだけ変わる多様性を演劇は見せやすいのです。

いろいろな答えがある、それをどのように受け入れるかは

みなさんにかかわってきます。

三重大学の演劇入門という授業があります。

その中の一人としてワークショップの体験を

学生さんにやってもらう中で、

毎年担当される吉丸先生が授業の最初に必ず言うことがあります。

「演劇を観ている人生と観ていない人生だったら、

 観ている人生の方が確実に豊か。

 だから観てください」

毎年思いますがその通り!!

演劇が少しでも生活の中にあるように、

演劇の中に参加してもらうことができる社会に

なっていけばいいなと思っています。

◆油田さん演出の舞台◆

「忠臣蔵OL篇」

作 平田オリザ 演出 油田晃

あまりにも有名な「忠臣蔵」の大評定を、

現代のOLたちという設定で演じます。

日程:314日(土)午後2時開演/午後7時開演

   315日(日)午後2時開演

会場:四天王寺スクエア

上演協力金(前売・当日共):一般1,500円 U-22 1,000

お問い合わせ:津あけぼの座 電話 0592221101 

              HP  http://akebonoza.net

山上和美でした♪