三重映画さんぽ 第5回いせ人権映画祭



三重映画フェスティバル実行委員会の協力によりお送りしている

「三重映画さんぽ」

今回は215日土曜日

伊勢市生涯学習センターで開催される

「第5回いせ人権映画祭」について、

事務局を務める

伊勢市役所人権政策課 山本卓さん(写真向かって右)に

お話いただきました。

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(写真向かって左は伊勢市人権政策課 主幹兼係長 宮本幸夫さん)



人権政策課の業務は、

様々な人権課題を知っていただき、

それらを解決していくための啓発活動が中心になります。

若い方々にも参加していただける啓発活動がないかと考えた末、

SNSが身近にあり、映像作品の制作が容易に取り組めることなどから、

自主映像作品を作成していただき、その作品を上映する

「人権映画祭」を開催することにしました。

制作者が作品を作成する過程で人権について考え、

その作品を観客が鑑賞していただくことで、

両者の側面から人権を考える機会につなげていきたいとの考えからです。



各上映映画の講評をしていただくのは

四日市市出身映画監督 瀬木直貴さん。

瀬木監督は制作者の作品への思いや制作意図をくみ取っていただき、

作品が人権とどのように関わっているか

様々な切り口で話していただくとともに、

映像の技術的なこともプロの立場からアドバイスいただけますので、

制作者の次回作品制作への大きな励みとなっています。

この映画祭は優劣をつけるものではないのですが、

監督が作品にあったユニークな名前の賞を決めてくださいます。

例えば、「大きな一歩賞」「継続は力なり賞」などがあり、

毎回どんな賞を頂けるのかも楽しみの一つになっています。



自主製作作品を募集して実施している「人権映画祭」は、

全国的にも伊勢市だけと把握しています。

今後も全国に幅広く募集して、知名度を上げていくとともに、

「人権」ってむずかしく考えず、

みんなが自分らしく暮らしていける社会を築いていくことなので、

いろいろなテーマで多くの方に作品を募集していただける映画祭に

なればと思います。



「第5回いせ人権映画祭」

日  程:2月15日土曜日午後1時~

場 所:伊勢市生涯学習センター「いせトピア」

入場料:無料

事前申込:不要

当日は、6校の高校生の作品をはじめ、

県内団体・個人の作品を3本、また県外からの作品を2本、

計11本を上映します。

高校生からは、LGBT問題、学校生活、進路などをテーマとし、

様々な視点から人と人との絆や思いやりについて考える作品が

揃いました。

上映前には、制作者に作品に込めた思いなどを話していただきます。

また、会場の皆様の投票により、

最も印象に残った作品「モスト・インプレッシブ・ムービー賞」を

決定していただくことで、

ご来場の皆様にも参画できる映画祭でもあると思っています。

皇學館大学の学生さんにも、ポスターや司会にご協力いただきます。


問い合わせ先:伊勢市人権政策課(映画祭事務局)

       TEL0596-21-5545

山上和美でした♪