11月11日 友達の影響で口が悪くなった?

今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、ラジオネーム ぐりぐら  さん からの

ご相談でした・・・

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小学2年生の娘のことでご相談です。最近とても口が悪くなり、

気になっていました。

先日担任の先生から、

「真面目に授業を受けていない、先生をからかったりしている」

と言われました。仲よくしている友だちの影響を受けているようなのですが

娘は小さいころから、仲良くなった友だちに影響されて、

態度や言葉遣いも大きく違ってきます。

友だちとの仲を私が無理に引き離すのもかわいそうだし、

見過ごすわけにもいかないです。どのように娘に注意すべきですか?

安藤先生、アドバイスお願いいたします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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小学校2年生というのは、「友達」よりもまだ「親」の影響を受けます。

友達の影響を受けすぎて・・・とありますが

小学校2年生は、まだ友達の影響を受けるよりも親の影響を受ける年齢です。



もし、友達にも影響されて、良くない態度をとるとかいうことがもしあった場合、

その態度はよくないよ、特定の先生をからかったりしているのも、

それは違うよ、やめなさい、と親がきちんとお子さんに伝えるべきです。

友達との仲をむりに引き離すのも、親ができるようでできないですし、

かわいそうだっていうのもこれも親の感情であって、

無理に引き話せるかどうかも別ですし、

この友達の中をどうのこうのっていうことは何も考えすぎなくていいですね。


小学校2年生っていうのは、親との関係が非常にまだ重要な年です。

小学校高学年ぐらいになってくると、自我が芽生えて自立意識も高まって

友達とのことも重要になってきますが、

まだそこに至る前の土台を固める時期ですので、

親がしっかり土台をつくってあげる、

親がその価値観や基準をしっかりと土台として作ってあげる時期です。


この先生の時は真面目に授業を受けないとか、

ある特定の先生をからかう、友達も、そのときによって態度や言葉遣いも大きく違う...

これはですね思春期なんかにはよくあることですけど、

いわば最近よく言う言葉で言うとマウンティングですよね。

そのマウンティングっていうのをしたがる理由は、やっぱり自分に自信がないからです。

不安、そんな自分に自信を持ちたい、そのやり方として

些細なマウンティングのようなことを繰り返してしまう。

そのことによっていま自分は力を持ってるんだということを

自分の中で納得何させたいということは、

その背景にある不安というのは、「自分には力がないんじゃないか」

「自分は値打ちがあるか存在価値があるか」みたいなとこないですね。

なんとなく自分の中にちょっと不安感を感じてる、

そういうところがあるんじゃないですかね。



つまり、これもまた親、家庭の中になるんですけども、

「あなたは十分に素敵な子で大好きな子だよ」っていうことが

娘さんに伝わるようにメッセージを出してあげる、

いろんな形で娘さんに伝わるような優しい言葉で

「どうであってもあなたは私の娘で大事だよ」っていうメッセージを

伝えることです。



態度を和らげるためには北風と太陽じゃないですけども、

北風も重要ですけど、

一方で、家庭の中では太陽になってあげる・・・

そのことによって娘さんがそこまでしようとする必要も

なくなることがあると思います。

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