今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 匿名希望さん からの

ご相談でした・・・

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安藤先生、はじめまして。

先生がこれまで番組でもおっしゃっていましたが、

AI(人工知能)が当たり前になるであろう社会で、

今までの暗記中心の勉強では いけないことは理解しています。

では、これから求められる思考力をどう身につけさせるのか?

親としてサポートできることや、子どもが自分で考えられるようになるために

どんな経験をさせたらいいのかを知りたいです。お願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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言われるとおり、

今までの暗記中心の勉強ではいけない、これはもうよく言われているところです。

暗記中心の勉強ではいけないっていうことはどういうことかと言いますと

正解がある問題ばかりを解くのではなくて、

正解のない問題を考えてく、つまり我々日常生きていく中で

特に大人な皆さんみんなそうですけれども

どれが正解かってあらかじめわかってることなどとはないですよね。

何が正解か分からない、しかし考えながら正解に近づけていく、

そういう作業を日々皆さん生きている中でしてるわけです。

子供達だけが、正解のある問題に対して、正解を答えるだけというような

そういう考え方ではなくて

正解のない問題をどんどん磨いていこう、正解のない問題に対して

どう考えるか自分なりの答えを探してみよう、これが一言で言うと

「思考力」と言われてるわけです。



これに対して親としてサポートできることは何かと言いますと

一つは、日常の生活の中で、お子さんに対して質問を変えていくってことです。


例えば

「面白かった?」って言うと、答えは「はい」か「いいえ」になります。

面白かったか、面白くなかったか、

そういう答えになりそうな質問ではなくて

「どういうところが面白かったか」「この場面で自分はどう思ったか」

これをもっと面白くするためには自分ならどうすると

もっと面白くなると考えるか」です。


つまりは、「自分だったらどうする」とか「自分はその時にどう思った」とか

ある程度、文章で答えが返ってくるかのような質問を

この日常の会話の中で、お子さんに対して親が質問をしていくこと、

それがその都度考える習慣を身につけさせるということになります。



勉強の時だけシャープペンシルを手にしたり、

鉛筆を持ったりしたその時だけ思考をするということではなくて、

朝起きてから夜寝るまでの日常の時間で

考えるって言う事につながる質問を

親がどれだけできていくか、それが大切なことになります。



文部科学省や教育まわりでは、

これまでの暗記中心ではなくて「思考力」とか「表現力」とかいう言葉が使われて

子供達の教育現場の中でも、思考力または表現力を問われる場面が

これから先も増えてくんだろうと思います...。


あまり文部科学省教育周りでは語られませんが

これから子供が十分に幸せに生きていくために大切なこととしては、

AI 人工知能が当たり前になるであろう社会の中で

とても大切にしなきゃいけないのは「感性」です。



感じる力、つまり、

自然の中でそこで何を感じるのか、音楽を聴いてどう感じるのか、

そういう感情というそのキーワードが、非常にこれから先大切になると思います。



もっというと、「思いやり」とか「相手のことをわかろう」としたり、

そしてその時相手に必要な思いやりのある言葉を気持ちを込めて伝えるとか

そういう心の部分です。



AI っていうのは「人工知能」のことですが

これは私の造語ではありますけども、私はローマ字でそのまま読んで

「アイ(愛)」

つまり、「愛」という部分がよりいっそう大切になるんだと思います。



もちろんこれからは人工知能がその時その時の最適な答えを見つけ出して

答えはこれで必要なことを判断してくれるかもしれませんが

その時その時の感情とか、そしてまたは

その時その時の自分の感じた感性に赴いて、思いやりの気持ちを出していくとか、

そういったことが大切になるんだと思います。


人とのつながりとか、人と上手くやっていくこと、気持ちを伝えること、

人の気持ちを聞くこと、そして自然の中でもいろんな場面で

様々な体験の中で感じる感性・・・

そのためにも、
いろんな体験や経験をさせてあげる、これが親として

大切なサポートになると思います。

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今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、匿名希望の母親 さん からの

ご相談でした・・・

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小4息子のことですが・・・。

テストの点がよかったら欲しいものを買うなど、

「ご褒美の約束」がないと 勉強しないというサイアクの状態になってます。

一人っ子で、おじいちゃん、おばあちゃんからのご褒美が多くて・・・・・。

自ら勉強できるようにさせるにはどうしたらいいでしょうか。

どのように声掛けをして勉強の習慣をつければいいのか悩んでいます。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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よくない状態ですね...

もうそこまで行ってしまったかという感じです。


では、そこからどうやってなければいいかっていう話なんですけど

「ご褒美いきなりカット」これはなかなか

まあ現実はそんなふうにはいかないでしょう。

だとしたら方向のご提案とすれば

「テストの点が良かったらご褒美」というのを

少しサイクルを長めに取るしかないですね。



例えば3か月後の通知表でこうだったらとか、徐々に徐々に

毎回毎度の褒美じゃなくて、

目標設定の期間を延ばして、何ヶ月後とか1年ごとかっていう風にしながらなら

いかがでしょう。


ご褒美ばかりだと

だんだんだんだんその効果もなくなります。

勉強の目的も変わってきます。


「ご褒美ありき」という習慣ができてしまったなら

多少時間をかけながら、「ご褒美ありきじゃない習慣」に

徐々に持ってくしかないですね。


がんばったから、「だからご褒美!」だと、

すぐそうなることじゃなくて、

頑張ってほしいという気持ちを伝えつつも、

毎度毎度じゃなくて、今度の通知表とか、模擬試験だとか、

受験だとか...

ご褒美をもらうのを、ちょっと長期的に伸ばすのがいいでしょう。

このテストの頑張りが通知表に繋がるとか

上手な設定に置き換える工夫も必要です。



もう一つの方法としては...

小学4年生ともなれば、ある程度話せばわかります。

お父さんお母さんが次のようにしっかりと話してみましょう。

「おじいちゃんおばあちゃんも本当にあなたのことが大好きで、

頑張って欲しくてご褒美っていうことになるけど、

おじいちゃんおばあちゃんも、これから幸せに生きていくために

お金を貯めて一生懸命節約しながら頑張ってる。

そんなおじいちゃんおばあちゃんに

毎回毎回ご褒美ちょうだいとか、お金使わすっていうのはどうだろう。

もう○○ちゃんだったら、毎回ご褒美もらわなくてもがんばれるよね。

おじいちゃんおばあちゃんも、○○ちゃんにご褒美あげたい気持ちがあるから、

たまにはしてもらったらいいけど、毎回のご褒美は

ちょっとそういうところを少し減らしていこうか...」

・・・・・いかがですか?



おじいちゃんおばあちゃんのことも考えてあげようかとか、

おじいちゃんおばあちゃんにも幸せになってほしいよねとか、

○○ちゃんは、もうすごく頑張れるから一人でも大丈夫よねとか...

そういうことをしっかりと話しすればわかる年齢です。



子供にはそれをしっかりと話しして、子供の方から、

おじいちゃんおばあちゃん「僕はもう頑張れるから大丈夫だよ」と、

「ご褒美は今度いついつの時に頂戴」と伝える。

その言葉を聞いた時に、初めておじいちゃんおばあちゃんは気持ちよく納得して、

それならがんばんなさい、その代わりなんとかの時は奮発するからね」

...というふうにハッピーエンドがあるのだと思います

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今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、Y・U さん からのご相談でした・・・

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小4の娘は、横についていないと、宿題の答えを丸写しすることがあります。

「自分のためにはならないよ。」と注意しました。

本人は反省していましたが、 丸写ししている宿題をそのまま先生に提出していたようです。

成績も下がっていて、勉強が楽しくないし、

わからないままになっているのではと心配しています。

5年生になったら塾に行かせようかと思っていますが、

いま、親として どう対処すべきでしょう? 安藤先生、アドバイスよろしくお願いいたします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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まず考えなくちゃいけないことは、

塾に行かせるかどうかの問題ではなく、宿題の答えを丸写しをしている 、

そのまま提出というのは あんまりいいことじゃないですよね。

もちろん「自分のためにはならないよ」っていう注意も

しないよりはした方がいいかもしれません。

まず一番の問題は、なぜ本人は宿題の答えを丸写しをしたのだろうか、ということです。

きっと、これまでに、一生懸命頑張ったけど、そのことよりも

間違いが多かったことや、すごく言われたことがあったりとか

何か勉強において 誰かの言葉にすごく傷ついたりとか

宿題をするっていうこと自体に対してすごくネガティブであるとか

気持ちを持ってしまってたりとか、自信を失ってすごく嫌な思い出があるのか

とにかくまるでそのことに対してのやる気がわかない、その原因はどこなのかってことですよね。

もちろんその原因を放置したまま「自分のためにはならないよ」とかどれだけ言っても

そんなことは本人もわかってるし、気持ちが前を向かない。

これはコップが上を向いてない状態です。

コップが上を向いてないにもかかわらず、もっと 何もかもやらないと困る、

成績も下がり困る、このままだったらだめだよ、・・・と、

どれだけ言ってもコップには何も入らないですね。

成績も下がり、 5年生になって塾に行ったところで

コップが上を向いてないから、塾で多少の効果はあっても

根本的な解決にはならないと思います。

いちばん対処しないといけないことは、このこのコップを上に向けてあげることです。

上に向けるって言うためには、勉強に対するネガティブな気持ちを

替えてかないといけないわけです。

ひとつは、 褒めて褒めて褒めまくること。

一生の中でこんなに褒められたことないぐらいに褒める。

またもう一つは 、

この子にはきっといいところがたくさんある、そこを信じて

見つめて見つめて見つめ続ける。

信じて見つめ続けていれば、やがてその子のいいところが浮かび上がってきますから

またそこで一生懸命褒める。

そういうことによって、宿題をやったことを褒める、頑張ったことを褒める、

間違いが多かったときでも、できるだけでも、やろうとしたことを褒める・・・。

そういうことをしていくと 、子供は、宿題をやるっていうことは自分にとって

褒められることでもあるし、 自分を認めてもらえることにもなる、

だから宿題はしんどいけどやっていこう、 頑張って行こうという気持ちになります。

それがコップを少し上に向けて行くってことです。

そういうことをしだすと、塾に行っても効果が出るでしょうし、

そして宿題のことを言わなくても、自分から宿題をやるようにもなるでしょう。

「宿題は自分でやるべきだ。移すのは良くない。自分のためにもならない。成績は下がる。

だから塾に行け」・・・ これだとコップが上に向いてない間は

そういうこと言ってもさほど効果は出にくいんじゃないかなと正直に思います。

宿題丸写しの原因は、親として聞かないほうがいいでしょう。

それよりも これからが大事で、 これからはまっすぐやろうとしたことを褒めていく、

答えを見て簡単に結論付ける前に、

まあしっかりとうんうんと唸って考えてることで褒めていく、ということです。

それともう一つは、勉強以外のことです。

例えば・・・お菓子がたくさんあります、これぐらいでやめといたほうがいい、

もうすぐご飯だから、でも食べたい ...そういう時に

もうすぐご飯だから食べるべきではない、でも食べたい・・・こういう欲望の葛藤があります。

そういう時に、そこで我慢することを覚えるのです。

本当はそうしたいけど、だけどそうすべきではない、だからやめておこう、

というような選択ですね 。

答えをみるというのも、見た方が楽ですよね、だから見てしまいたい。

でも、見るべきではない。

日常の生活の中で、勉強のみならずで、「こうしたい、でもこうするべき」というような

シチュエーションがあり、その時に、その「すべき」の方を選んだことを褒めていくってことが

「よく我慢したね」と。

これは、勉強だけを変えるんじゃなくて、生活を変えてことで

勉強も生活の一部ですから、生活を変えていけば、勉強に対する姿勢も変わります。

勉強を伸ばしにいくというより、 心が前向きになる、元気になる、

これは日常の生活全てできてますから、

どんどんどんどんとコップを上に向けていくことが大切です 。

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