今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

今週は、 匿名 さん からのご相談でした・・・

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親元を離れて専門学校に通う息子のことで相談です。

いま就活中なんですが、今年になって、交通事故にあったり、

自転車を盗まれたり、第一志望の採用試験の日にコロナで発熱してしまったりと、

踏んだり蹴ったり?で、いろいろありました。(失恋もあったようです・・・)

LINEでのやりとりで「今、心病んどるから就活なんてしたくないのが本音」

とありました。考え方が甘い!弱い!とは思うのですが、

なんとか元気づけて、乗り越えてほしいです。

どういう言葉をかければいいですか? アドバイスよろしくお願いいたします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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「病んどるから就活なんてしたくないのが本音」

......だけど「就活はしようと思う」・・・と思っているのではないでしょうか。

それいろいろあったから、落ち込むことはあるでしょう。

でも、本当は気乗りはしないけど、就活はしようと思う、ということなんだと

思います。

しかし、そういう本音を言ったからといって、

「甘い、弱い」っていうことではないと思います。

「自転車を盗まれた」・・・だからなんなのっていう話だと思いますし、

「採用試験の日にコロナで発熱してしまった」・・・じゃあ別のところを

受ければいいんじゃないって話ですし、

その子が前向きだったら別にどうってことない話です。

本当にその子が後ろ向きだったら、言い方は悪いですが、

「言い訳のネタ」にするわけです。頑張らなくても済むネタです。

本当にその子が 頑張ろうと思えば、

発熱はしたけれども 違うところをうければいいし、

自転車を盗まれたけれども、別に歩きでも行けるし、とか。

前向きに考えるようになればいいですね。

なんでも「甘い」とか言われて、そういう出来事があったとしても、

それをどういう風にプラスに捉えるか、です。

「じゃあやめとけば?」「おやすみもひとつだよね」っていうのも一つですが、

「でもそれって後になって後悔しないだろうか?」とか、

「じゃあもし仮に今、うまく、何事もなく、就活がスムーズに進んでも、

いつか未来でも、またうまくいかない時があった時に、

その時またやる気が起きないということで立ち止まるのか」とか・・・

「こういう時こそ立ち上がる力を試されてるんじゃないのか」とか

いろいろ考え方はあります。

いま、少なくとも言えることは、

親が自分の心配とか、親の都合とかで喋ってしまうんじゃなくて、

あくまでその子を思う愛情で喋ることが重要です。

極端に言えば、「仲の良い他人」に言うぐらいの気持ちで

しゃべるぐらいが重要です。

あまりにもお母さんの焦りとか、お母さんがコントロールしたいとか、

思うようにしたいとか出すぎるとまるでアドバイスにならないので、

そういうところは親としては気をつけましょう。

冷静になることが大事です。

一緒になって、同じ気持ちになって悩んで焦って、

親自身が、この焦りから解き放たれるがために、子供を責めてしまう・・・。

「頑張れ頑張れ」は大事ですが、

どんどんどんどんしていくと あんまりよくないです。

「いろんなことあると思うけど、それをどう捉えていくか、

思い方次第でマイナスもプラスになる。今があったから、将来花開く」

とい風に考えることだってできるよ、と。

「応援するから」という思いで、客観的に時間をかけて話をするのが大事です。

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今週は、 ピンクのぞう さん からのご相談でした・・・

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安藤先生こんにちは! 私は中学生の子供が二人います。

公立高校入試は、内申書が大切、ですよね。

子どもたちには希望の高校があり、 それには高い内申点が要ること、

本人たちもわかっているため、日々頑張っています。

が、他の親御さんたちといろいろ話す中で、

「中学校によって内申点の付け方が違う、厳しいところもあれば緩い(甘い)

ところもある」ようなことが分かってきました。

三重県中のいろんな市町の中学生が、一斉に同じ高校を真剣に受験するのに、

点数の差が、中学校によって、または先生によって「異なる」というのは、

ちょっと腑に落ちないな、と思います。

この「内申点」っていったいどうなっているのか。。。

安藤先生から、「解説」していただけないでしょうか。宜しくお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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通知表はかつて、「相対評価」と言いまして、「5」は全体の7%、

「4」は全体の14%・・・みたいなパーセントで決まってました。

しかし今は「絶対評価」と言いまして、割合ではなくて、

その子ができていれば「5」、出来てなければ、まあ、「4、3・・・」

となります。

学校の先生方は、この評価の研修っていうものもしっかり受けてます。

しかし、誤解を恐れずに言いますと、様々な問題があることも事実だと思います。

例えば、「主体的な姿勢とか積極的な取り組み」といった項目も、

「とにかく手をたくさんあげたらもうそれは主体的だ」という評価となる、

これは、手を上げる上げないは その子の性格によるものなのに、

手を上げない子はやる気がないというような

短絡的な見方をされがちであったりとか、

子供たちの周りでもよくささやかれていることは、「あの先生に気に入られたら

5がつく」、「気に入られるかどうか」「○○先生は甘い」「○○先生は厳しい」

「○○先生の部活の子には甘い」・・・これは、子どもたちが勝手に言ってるのかも

しれません。しかしですね結局はいつもなくならずに存在してるって言うことは

やっぱり評価に対するフィードバックが不十分なのかもしれません。

やはり、「こういう理由でこうなんだ」っていうことが

きちんと説明できるかどうか、それが不十分である以上、

どうしても本当によろしくないことですけども、

例えば、子供が大人の顔色を見て忖度するという状況が生まれたり、

なかなか自分を出せなかったりするわけです。

私はかつて三重県の高校入試選抜制度の検証会のメンバーでもあったんですけれども

通知表自体が進路に大きく影響があるということに

一つの限界があると思いますね。

評価はどうしてもしなくちゃいけないのに、するにしても、

それがその子の人生を決める大事な指標になっていくと、

そうすると、その先生の見方考え方で、その子の一生が大きく変わってくる

というのは、それはさすがに無理があるんじゃないかと思い、

以前、そのことを私は発言しました。

実際に広島県では、進路指導に内申書をずっと使ってたけど

もう廃止にしました そういう県もあります。

でもですねこのことを私は実は三重県でもかって言いました 。

「無理があるんじゃないか」と。

しかし現場にはこういう意見もあるんですね。

「内申書通知表がないと生徒が言うこと聞かなくなる」

しかし、それは評価する側が、内申書を評価の通知表というものを、

まるで脅しのように使ったりとか、 進路を人質に取られてるかのような思いを

子供たちにさせてしまうというのは、

そういうようなところで通知表っていう問題というのは

僕らずっと前からある問題ですけども、いつかどこかで

きちんと見直しをしなきゃいけない、そういう時期が来てるように

そういうふうに思います。

三重県の場合、公立高校入試の進路に必要な内申書は、9教科の合計です。

しかしこどもたちは個性があるので、ある科目はとても得意、

この教科はとても苦手・・・があっても仕方がないですよね。

それは個性ですから。

しかし、基本的には9教科全部である程度のスコアがないと、

オールマイティを求めてるという現実があります。

今の時代は個性を育てる時代と言われてますから

この合計にこだわりすぎるっていうのもちょっと時代としては考えるべきですね。

あまりにも遅れている。

もう一つは・・・

通知表があるかなしかというのは、校長先生の権限なんですね。

日本全国を見渡すと、通知表がない学校もあります。

通知表がなかったら評価もしてもらえずにどうなんだ?となりますが

実の話、アンケートをとると、先生も生徒も非常にのびのびしていると、

先生も、評価からようやく解放されたと、

評価するのは本当に先生とて忍びないと、

そう言う思いもあったわけで 生徒ももちろんのびのびしている

・・・こういう風に、通知を無くした学校もあります。

そういうことも、地域に住む人々は知るべきことであって、

そして三重県のルールも 9教科合計で高校決めるっていうことも、

「このルールって本当に必要ですか」ということも声をあげていいんですね。

そういった意味ではこういうラジオを通してとかでも

こういう現実を知って頂くことは重要だと思います。

どちらにしろ、不透明で子供や親の納得感のないものが

子供の重要な進路指導にすべきかどうかって言うと

正直なじまない部分もあるんじゃないかなと思います。

もちろん全てが悪いわけじゃないですけど、その良し悪しっていうのを

考えるべきことでもあろうという風にも思います。

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ありがとうございました。

今週は、 匿名希望 さん からのご相談でした・・・

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3歳の娘がいる母親です。

私は子供のころから自分の意見が言えない子でした。

運動も苦手、勉強も そんなにできる方ではありません。

小学一年生のときの体育の授業で、先生が「2人一組になって~」と 言ったとき

私は必ず1人余る子で、「〇〇さんはいつも1人やな〜」と

言われたことがずっと胸に引っかかっています。

人に合わせるよう 努力はしているつもりですが、

それからずっと人が怖いです。

来年から娘を保育園に入れる予定ですが、

「ママとも」が怖いです。 娘も私と同じで、

人との関りが上手ではないと思います。

私がもっと人とのコミュニケーションを取れるようになれば いいのでしょうが

「怖い」が先に立ってしまいます。

何とか力になる言葉を頂きたくよろしくお願いします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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「勉強もそんなにできるほうではない」

・・・私は「それの何が悪いのか?」と思います。

自分の意見が言えなくてもいいじゃないか

運動が苦手でもいいじゃないか

勉強が苦手でもいいじゃないか

そう思います。

思うにこの方は、とても優しい方なんじゃないかな、

すごく自然が好きな方もかもしれません...そう思います。

「意見が言えない」「運動がダメなのはダメ」「勉強がダメなのはダメ」

・・・それは、かつての教育の本当にいけないところなんですけれども

「きちんと意見を言いなさい」、

「意見を言った人が評価の高い子」「運動ができる子」

「勉強できる子」

それから、「人に会わせなさい」「協調性を持ちなさい」

・・・など、合わせられない子はダメな子など

こういう風にすり込まれてきたっていうのは、本当に残酷な、

あえて誤解を恐れずにいますけども、

そういった教育の凄い弊害だと思います。

私は、今大人になったこのお母さんに、

「もう本当に開き直って 一人を楽しみましょう」と 言いたいですね。

きっとあなたには得意なものがあります。

それは人とは違うところかもしれません。

人と同じことが得意である必要はありません。

「他人が普通で、自分が違う」と、そういう風に思う必要は全くなくて、

他人を中心に置いて、そこから自分を外れているみたいに思う必要は

全くなくて、あえて自分が普通と思ってもらって良いと思います。

そう思うと、それだけで自分と同じ人が見つかり始めると思います。

その人と友達になればいいんだと思います。

あえて自分と合わない人と友達になろうとするから、

自分が怖いとかいう気持ちが湧き上がり、「自分は駄目だ」、

「そういう人たちと仲良くできないだから自分は良くない子なんだ」

・・・そういう風に思ってしまいがちになってしまいますけど、

その必要はまったくないです。

「自分が普通」・・・そう思えばいいと思います。

そうすると自分と同じタイプの人が見つかって、

その人と仲良くなればいいと思います。

全く問題ないと思います。大丈夫です。

誤解があるかもしれませんけど、昔の日本は、何を持っても

工業化社会なんですよね。

「ものづくり日本」・・・やっぱり工業化社会の中では

規格通りに正しく早くこれが求められますよね 。

その規格通りで 人も規格通りの人を育ててこうという教育の根本の

方向性があったように思いますね。

「規格どおりの人」っていうことは、人に合わせる人と同じ、

つまり 「規格通りこういう人でありましょう」となります。

そして、そういう人から外れると外れた人になる・・・。

そういうことが無意識に教育の中には根底に入って、

周りの大人も、「あなたは人と外れてる」 みたいな風に言って

いくわけです。

それが刷り込まれると、人と違う自分は本当に

ダメな人間なんじゃないだろうかってそう思ってしまうわけです。

でも、「人と違う」って、良い事だと思います。

開き直って自分を楽しんだ方がいい、一人を楽しんだほうがいい。

何も人と同じじゃなくても、そのことに悩む必要は全くないです。

もはやそういう時代ですから、自分の得意自分の長所、

自分の好きなこと、自分の好きな音楽、好きな趣味・・・

それを大切にしてください。

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