今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

最後に安藤先生からのお知らせもありますよ!

さて、今週は、匿名希望 さん からの

ご相談でした・・・

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小学校5年生の娘は、友だちに自分の意見が言えないみたいで、

嫌なことでも「No」って言えないようです。相手を気遣い過ぎて

意見が言えない感じです。

とても気遣いが出来て優しい子だと思うんですが、

このまま自己主張が出来ないのも心配です。

いじめられる標的にされるのではないかと、そんな心配もしています。

「思っていることははっきり言ったほうがいいよ」と優しく言っていますが。。。

なんとかサポートして上げられればと思っていますが、性格を変えるのは

難しいでしょうか。どうしてあげたらいいでしょうか。

アドバイスいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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嫌なことでもnoって言えない本人に、「嫌なことは No って言った方がいいよ」って言っても

「でもnoって言ったらこうなる じゃないか」っていう不安があるから

no って言えないわけですよね 。

だから、自分がnoって言ってしまった先の景色に不安があるわけですよね。

だからNoノーて言えないわけなので そこno って言いなさいって言って難しいと

だからnoって言っても大丈夫なんだっていうことが実感できる経験を

積み重ねることですよね。

例えば、それはご家族の中での会話の中で、わざと 何かと何かを選ばせたりとか、

何かわざとNOって言わせるようなシチュエーションを作るとか、

noと言ったところで、別に誰かが機嫌悪くなるわけでもなく、

noって言ったところで、目の前には平和の景色がちゃんとあるというような

そんな経験を積み重ねる中で、noっていうことに対するハードルを

下げていくということです。

noって言っても大丈夫な経験を重ねていく これが1つあるでしょうね。



それと

確かに、気遣いができて、とにかく自分さえが我慢すればいいんだっていうことだと、

当然、出会う人によっては、「あの子に我慢させとけばいいんだ」っていう風な人が

出てくる可能性はあります。

そうすると なんだかわかんないけど 自分だけが我慢しているケースになる。

それがいじめかどうかはべつとして、そういうことが起こるというのは

普通に考えたら ありえますよね。


noって言っても大丈夫なんだっていうことを、体で感じさせる わかるっていうような経験を

重ねること。そして合わせて自分の気持ち 自分の意見を大事にすること

自分を大事にするってことです。



小学校5年生、思春期になりかけてきた人間関係、友人関係の中だけで

それをなんとかしなさい じゃなくて、もっと ハードルの低い、

ご家族とか比較的 noと 言いやすい 人間関係の中で、

Noということの トレーニングじゃないですけども 、Noと言っても大丈夫な経験を

重ねていくことで、 それがやがて、

学校とか、様々な人間関係の中でも、家庭でやったことが、

外でもできるようになっていくと思います。

いきなり 学校というよりも、家庭の中でそういう環境 、そういう経験を重ねていくということが

重要かと思います。


ご家庭の中でできることが、だんだん 社会に出てもできるようになっていく。

ご家庭の中でできるということですよね。

ご家庭の中ではできるけど、外へ出るとできない場合、

そこは上手に手をはなしていくのです。



家の中だけでうち弁慶になってしまわないように、

弁慶ができるために、お母さんにずっといてほしいとかそういう子もいますけれども、

ずっといるんじゃなくて、「自分でやっていきなさい 」ということですね。


「お家でもやってるんだったらそれを外でもやってきなさい」 というふうに

手をはなして接続させていくのです。

言葉で言ったら 簡単なんですけど そうはならないことの方が多いですねですから 、

そういう環境を積み重ねてください 。

そうせざるを得ない環境を重ねていくと、シチュエーションを

その中で意識的に作っていく ことになります。

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ご依頼いただければご相談の上、安藤先生が講演に伺います。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

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今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

新年度もよろしくお願いします!

最後に安藤先生からのお知らせもありますよ!

さて、今週は、アイリス さん からの

ご相談でした・・・

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娘(13歳)からこんな相談をされました。

「クラスメート同士のケンカで、あまりに酷く相手を傷つけている

(きつい言い方をしていたそうです)ので助けてあげたかったけど

何も出来なかった。

あんな時、どうしたらいいの?」と聞かれました。

私こそ、娘に、こんな時どう答えてあげればいいのかわかりませんでした。

アドバイスいただきたいです。よろしくお願いいたします。

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安藤先生からのアドバイスです♪

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もし 娘さんが、ひどく 相手を傷つけている側の人に
"そんな言い方はないんじゃないの"って間に入って言うことができるなら
それも一つかもしれませんが・・・。

ただ一般的に、
言っている側の人にそれを言ったらその方が 言い方を和らげるか?というと、
なかなかそういう風には行かないものだと思います。

ある程度 ヒートアップしてる方にそれを言っても難しいです。
1つの方法としては、言われてる側の人に、
この一通りのやり取りが終わった後、励ましたりとか話を聞いたり
慰めたりとか、そういうことをしてあげることが一つなのかなという風に思います。

ただそういう風に慰めたり励ましたりしても、
何度となく こういうことがあるようだったら、やはりそういう人とは
距離をおくってことですよね。

喧嘩をしている相手、つまりはひどく 相手を傷つけている側の人からは
距離を置くってことです。

このひどく 相手を傷つける言い方をしている人も、
どこか不機嫌で、何かに当たってるかのように言っているかもしれません。
そうなるとそこから少し距離をおくってことですよね。

そういうことを、言われている人にも助言をしたり、
励ましたり 慰めたり、そういう形で アプローチをしてはどうかと思います。



ヒートアップしてる側の人に、不機嫌はやめなさいと言っても、
不機嫌は不機嫌 なので、やめたら?というのはちょっと難しいかもしれません。



それともう一つ・・・
「目の前で繰り広げられている よろしくない状況を
何とか助けてあげたかったけど 自分は何もできなかった」
・・・その 何もできなかった自分のことを責める必要もないってことです。


必ず正義の味方でなくちゃいけないというわけじゃないですし

難しい状況もたくさんあります。


何もできなかったという、その自分を責めることは必要ないです。
生きていれば目の前でいろんなものが繰り広げられるその全てを、
自分が解決しなきゃいけないというわけでもない、ということですね 。

とはいえ、娘さんは、優しい気持ちがあるんでしょう。

何かしてあげれないかな っていうことなんでしょうね 。
そういった場合は、割って入るのが良さそうな状況ならそれも一つですが、
結局何もできなかったというのは、割って入るには
なかなか難しい状況だったんでしょうね。
罪悪感をひょっとして感じてらっしゃったとしたら、お母さんからは、

「何もできなかった自分を責めることはないよ」と、言ってあげて下さい。

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今週も、番組をお聴きいただき

ありがとうございました。

最後に安藤先生からのお知らせもありますよ!

さて、今週は、高校生男子です! さん からの

ご相談でした・・・

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私立大の受験対策(世界史)のことで相談します。

志望校の過去問をとことん昔まで遡って解いていくのと、

過去問+同じようなレベルの他大学の過去問を解くのでは

どちらが良いですか?(4月から高3)

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安藤先生からのアドバイスです♪

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4月から 3年生というと、これから受験に向けてやっていくわけですけれども、

まずはもっと広く 色々と、問題集などで幅広く勉強することが重要かと思います。

その上で、夏ぐらいから 過去問をどんどんやってくことになろうかと

思うんですけども、まず私立大学を受ける場合、

その大学のどの辺をとくに出してくるかっていうような特徴がありますので、

その大学の過去問をとことん 遡ってというのはもちろん、

必ずやるべきだと思います。

大学 大学によって それぞれに この辺を特に強く出してくるとか

傾向がありますから、そういうような意味で傾向を把握するためにも

その受ける大学の過去問も どんどん 遡ってやることは重要です。



とはいえ、傾向が偏ったものをずっとやっていても、

少し傾向が変わったらじゃあどうするのか、というのがありますので、

まずは幅広く他の大学の同じようなレベルの問題も解いて、

色々と解きながら、やがてはその自分の志望校のところをしっかりとやる

ということなので、どちらかというわけではありませんが

直前になってとにかくやりきるのは、その志望校の過去問題だと思います。



でも今は、そのどちらを解くことが正解かということにとらわれるのではなくて、

世界史はとにかく知識の科目ですから、幅広く とにかく知識をどんどん と

吸収していくという時期でしょうね。

でやがて 過去問のレベルになったら、まずは 志望校の過去問を少しやってみる、

1年 2年 さかのぼってやってみる、そしてそのあとは、

同じ大学の過去問をするというより、色々とやってみて、同じレベルもやってみて、

そしてもう一度志望校の過去問をやってみる...

そういうふうにバランスをとってやってみるのがいいと思います。



それで・・・今 こうした方がいいんじゃないかということは申し上げましたが...


大学受験で大事なことは、自分自身の胸に手を当てながら、

自分自身に聞きながら進めていくということなんですね。

したがって「誰々がこっちが正解だ」と言ったからそっちをやる、ということだと、

ちょっと弱くて、「自分の中ですごくためになってるな」っていう

手応えを感じてみたりとか、今 これで重要な やり方になってるかな っていうことを

自分自身でこう感じていくってことですね。

「感じていく」っていう勉強を大切にしながら、 細かな 軌道修正をしていく

・・重要なことは、そういう力です。


だから、自分自身が 手応えを感じてなかったり、

自分自身が前に進んでいる感覚もないままに、

誰かが言ったことをやっていくと、そこを信じてやっていくのではなくて、

もっとやってく中で自分自身が「もっと行ける まだまだいける」と思ったら

それをどんどんやればいいし、

あるやり方がすごくハマってると思ったらそれをどんどんやればいい し。

自分自身の感覚を大切にして、自分自身に、「これで今 意味があるだろうか。

ちゃんとゴールに近づいてるだろうか 」っていう 手応えを感覚として感じながら、

「感じられる勉強」をしていく・・・

自分自身との対話をして自分自身のオリジナルの進み方で進んでいくと

こういう力が必要になりますね。

世界史のことのみならずの助言で言いますと、

誰かが言ったことをそのまま 言われた通り やるのではなくて、

自分自身で感じながら 軌道修正をしながらやっていくというところが

多分 本当の正解だと思います。


自分の感覚を大切にひていく、これが一番合格に近づくと思いますね。


今、世の中、受験に限らずですけれども、

うまくいく人はうまくいくように努力してます。

うまくいかない人は、言い方は厳しいかもしれませんが

なんか・・・変にうまくいかないように努力しているというか、

努力の方向ですね。


例えば、アメリカに行きたいって言いながら自転車を一生懸命こいでいる

...という 努力。

頑張っても自転車こいで アメリカに行くことはできないですよね。

従って、自分でそのゴールに近づいてるかどうか っていうのを

客観的に自分自身で自分自身を見つめてみるとこの作業が必要です。

そういう時間をしっかりと取って、うまくいくように努力をする、

誰かがこういったから、例えば「自転車を漕ぎなさいと言ったから

自転車こいでいる」じゃなくて、

自分は本当にこれでアメリカに行けるだろうかと、ゴールから逆算して、

今これは必ず近づいてることになってるだろうか、ということですね。

客観的に見つめ直しながら勉強していく、そこを大切にしていただくと

いいんじゃないかと思います。

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