今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
今週は、ラジオネーム MISATO さん からのご相談でした・・・
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中学2年生、小学6年生の子どもがおりますが、
最近、子どもたちの言葉遣いが気になります。
兄妹で話しているときでも、友達と話しているときでも、
すぐに「死ね」とか「うざい」「きもっ」「まじクソだな」という言葉に驚いてます。
見てみると喧嘩ではなく笑い合っていたりしていて、
あまり深い意味も無く、はやりの言い回しを口癖のように使っているようで、
注意するのですが全然直りません。
こういった暴言や汚い言葉遣いをさせないためには
どうしたらいいと思われますか?
ご教示いただきたいです。よろしくお願いいたします。
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安藤先生からのアドバイスです♪
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注意とか、そういう言葉遣いをするのは禁止って言っても
本人たちはそんなに深く考えずに使ってますから、
なぜ注意されるのか、なぜ禁止されるのか、
そんなに深く考えてないのにっていうようなところですから、
なかなか 注意とか禁止っていうのが効き目があるかと言うと
なかなかこういう年代のそれは、あんまり 効果はないかもしれませんね。
そうなるとどうすればいいか。
ある程度の年齢になって、そのうち治るのを待つしかない
ということにもなるのですが、ただ伝えることはできますね。
何を伝えるかって言うと、聞いているお母さんの気持ち、
これを聞いていてお母さんは どういう気持ちになってるのかっていうことは
それは全然そのまま伝えてもらったらいいですね。
例えば、「もうそういう言葉を使ってるとお母さんは とても嫌なんだ。
聞きたくない。そういう言葉は 美しい言葉ではないから聞いていられない。
聞いてるお母さんの気持ちも滅入る、 お母さんが嫌な気持ちになる。
それだけは伝えとくね」っていうことを、気持ちですからね。
伝えればいいと思います。
お母さんの気持ちばかりでなく、お母さんの考えを伝えてもいいですね。
例えば、「そういう言葉使いを面白がる人もいるけれども、
そういう言葉使いをすごく嫌う人もいるんだよ。
それであなたたちも嫌な人に思われることだってあるんだよ」 とかね。
流行りの言葉かもしれないけど使った方がいい言葉と
使わない方がいい言葉もあるんだよ、とか。
そして 「こういう言葉を使ってるあなたたちの将来も心配になる」
そういうお母さんの気持ち 伝えていいと思います。
そういう言葉を使ってると、あなたたちも距離を置かれることがあるかもしれない。
面白がる人ばっかりじゃないよと。
その言葉を聞いて傷つくことだっていると思うよ、とか。
そういう考え 伝えた方がいいですね。
注意をしたから すぐ治るとか それまたそういうものでもないですね。
または、そのお母さんの考えを伝える時に、もっと突っ込めば
昔から日本っていうのは言葉にするとそれが実現してしまうって言われて
「言霊」って言うんだよ、そういうのもあるんだよ、とか
言葉って実は目に見えないものだけど、 エネルギーがあるんだよ とか。
だからあんまり 縁起の悪い言葉は言わないようにしようとか、
おめでたい言葉を使おうとか。
だから 普段から、プラスの言葉を使う方がいいんだよ、と。
お父さんもお母さんもおじいちゃんもおばあちゃんも
ずっと先祖の方々も、実はこの日本っていう国は、
そういう風にやってきてるんだよ っていうことです。
それはそれぞれの考えなので、お母さんがそのように考えられたら
そういうことも伝えていいと思います。
だからプラスの言葉を使う、マイナスの言葉は、実はあんまり使わない
っていうことが、ずっと大切にされてきたことなんだと。
そしたら「プラスの言葉、マイナスの言葉って、どういうのか知ってる?」
なんていうことから、会話を広げていって、
そうすると、今だったらパソコンで検索すれば出てくるわけですから、
そういうプラスの言葉、マイナスの言葉はどういうのっていうのを
自宅に貼っておいてもいいですね。
こういう言葉を使うと幸せになりやすい言葉とか、
あまりに物事がうまく進まなくなってしまうような言葉とか、
検索すると出てくるでしょうから。
そういうことは、何が正しいとか正しくないじゃなくて、
それはお母さんの気持ち、お母さんの考え、
ご自宅の気持ち ご自宅の考え なんだということで 伝えればいいと思います。
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