今週も、番組をお聴きいただき
ありがとうございました。
今週は、ながちゃん さん からのご相談でした・・・
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6歳の娘が、最近「ママ死なないでね」とか「みんないつか死んじゃうの?」とか
毎日のように質問してきます。何がきっかけかはわかりません。
私は「大丈夫よー心配しないの」と明るく答える(ごまかす?)ことしか
できません。
「生まれ変わってもママの娘になるのよ」なんて言うのは
「そう、死ぬのよ」と 言ったのと同じですし、「死なないよ」というのも
嘘になるし。
まだ6歳の子に「それは仕方ないこと」とか、言えませんし。
どう答えればいいでしょうか。アドバイスいただきたいです。
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安藤先生からのアドバイスです♪
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娘さんがどれぐらいの熱量でそういう風に質問をしてくるのかというのにも
よるんですけれども、
1回目とか、そういう風に「大丈夫よ 心配しないの」って 明るく 答える、
そういうことでいいんじゃないですかね。
ごまかすっていうより、その話はあまり深くしても
本人がどこまで求めてるのかよくわからないので、
にもかからず、そういう 深く 重くする必要もないと思いますから、
1回目はそういう風に明るく 答えるということでいいんじゃないですかね。
まだ それでも娘さんが 納得しないとか、すごく興味を持っていて、
何度も何度も質問をしてくるとするならば、それはきちんと
その話 今そのことに向き合った話はするということも必要でしょう。
例えば、「大丈夫」の後に、「心配しないの」じゃなくて、
「大丈夫。大丈夫よ。それは いつかは そうだね」っていう風に
みんないつかそうなるのっていうことに対して、「それはいつかは そうだね」
っていう風に、そのコトじたいにちゃんと答えるのは、それも重要だと思います。
とはいえ、だからそれはいつかそうだから、毎日 やっぱり楽しく明るく生きようね、
とか、最終的には、「だからそういう風に生きてくんだ」っていう
ポジティブな方というか、日々をどういう風な気持ちで過ごすべきなのか
ということとか、そんなようなところに話を持って行って、
「今日も頑張ろう」とか「明日も頑張ろう」とか、
そして「やっぱり 病気には気をつけよう」とか。
「そうならないように、自分たちはこうしよう」とか、
そして今日の1日を楽しく生きようとか。
どこかで、たとえば、ニュースを見たとか、友達から聞いたとか、
身近なところでそういうことに出くわしてしまうということが
あったのかもしれませんし、これからもまたあるでしょう。
「それはいつかそうだね」って、きちんと 言いながらも、
生き方とか 過ごし方とか、そして病気には気をつけようとか、
怪我にも気をつけようとか、そういった会話にしていくのが
いいんじゃないかと思います。
例えば、お墓参りなんか親子で一緒に行って、
「今はすでになくなっているけれども、○○ちゃんを見守ってくれてるんだよ」
とか、
「いろんなところで亡くなった方もちゃんと大事に思ってくれてるんだよ 。
ママにもそういう、亡くなったおじいちゃんとかおばあちゃんとかがいて、
お墓の中から見守ってくれてるのよ。だから全然寂しくないんだよ」とか。
「だから、見守ってくれてるから、自分たちも
毎日頑張ろうと思ってやってるのよ 。なくなった方のおかげ もあって
ママもそうやって明るく楽しく生きようとしてるの。」と。
命を失うって、何かが自分の周りで失われていく っていうような寂しさとか 、
失われていくということよりも 、周りには見守ってくれてる
たくさんのご先祖さんとかがいて、
例えば、今あるものとかいろんなものに感謝をしていくよね ってことですよね。
失う怖さよりもその今あるものに感謝しようとか、
決して、そういう なくなった方 っていうのも、目の前にはもう見えないけれども、
自分の心の中で生きてればね、色々思い出すこともできるし
感謝することもできるのよ 。」とかです。
そういういろんな大切なことを、こういう時には伝える機会になりますよね 。
あまりそういう死というものに関して、ネガティブな話ばかりにならないように
していくといいと思います。
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